学校数学とはHな学問だ
あなた、なに釣られてるの。
年齢制限してなかったでしょ。
期待しても無駄だよ。
数学は。Hしか教えてくれないぞ。
あとの5Wは無視なんだ。
学校の数学ってね。
教師は、数式を
どうやって解くかは教えてくれる。
でも。
いつ、どこで、だれが、なぜ、なにを
解くのかは、一切説明がない!
はい、英語の5W1H。
つまらなかった?
エロ目的だった残念なあなたなら、はい、ここまで。
あとはもちろん無視して閉じてね。さようなら!
あれ? 読んでくださるの?
奇特な方だ。
では記しますが。このエッセイは、
私の別エッセイ、
『割り算のできない大学生でどこが悪い?』
『数学は理解しなくても使えるものだが』
の、姉妹作です。よろしければ、そちらも参考までに。
まずは思い出。
いらいらいら。(#^ω^)
私は大学では、超絶劣等生だった……
数学の単位、すべて落としたんだよ!
だから発狂しなくても、どのみち中退だったけれどさ。
数学、物理の諸科目。
講義は黒板に、難解な数式がずらずら……と、延々と書かれていくだけで。
それらがなにを意味するのかの説明は、一切なかった!
なぜ、かを聞くべきだったろうか。
いつ、どこで、だれが使うのかを。
あるいは数式さえ理解できれば違ったろう。
ひょっとして、物理的な意味がわかって、なにかに応用できたかもしれない。
学校教師って、数学。解き方だけは教えてくれるけれど、
ほかの5Wの質問には、答えてくれないんだよ!
しかしテレビゲームを作りたかった私は、数学の一部の範囲だけは後追いで身につけた。
ここにそれらをいくつか指摘する。
ツボはね。中学分野での難関(私だけ?)、二次方程式の解の公式。
(―b±√……/2a)のあれね。
これってね。これさえ覚えておけば、ほかの解き方覚える必要ないんだよね。
でも、くどくどと
他の公式を使って解くための問題が出される。
それらって、確かにもし使えるものならシンプルにスマートに、問題が解けるけれど。
解けない問題には、いくらがんばったって、それらの公式では解けないんだよ! だから、すべてを解いてくれる解の公式が、とても重要なわけ。
解の公式は、たどり着くまでの筋道、証明とか導入式の理解の方が大切だし。それに比べたら、単にこの公式を丸暗記しているだけなんてバカだ。
それらの練習としてなら、ほかの公式もまあ役立つけどさ。
因数分解とか展開とかも。いらいらいら。初めから、それらって解けない問題はどうやったって解けないと教えてよ……私がバカ過ぎるのかと苦手意識になったではないか。まあバカだけどさ……
三角関数も。数一の教科書の巻末で、小数点以下ずらりと並んだ一覧表に圧倒されて、ひるんでしまった。
三角関数のツボは。
単に、30°と45°だけを覚えれば済むんだよね。
ええと、定規にも使う二つの直角三角形の
1:2:√3と、1:1:√2
この比だけ踏まえれば済む。
0°と90°も厳密にはいるけれど、この二つは知っていれば自明なことだし。
あと、60°は30°の逆計算だし。
三角関数は第一象限の座標さえ計算できれば、あとは冷静に当てはめるだけで他の象限360°、すべて計算できるもの。
でもって、高校レベルの数学問題では、これらの角度以外の計算問題がテストに出るってことはない!
例外は例えば加法定理の公式に当てはめる、なんてケースくらいだろうし。
ああ、こんな簡単なこと! 高校当時に知っていさえすれば……
あとは虚数。これも超難解に思えて。そりゃそうだよ、人間には扱えないもの。虚数に限らず、無理数は。大多数の有理数も。人間には限界があるの!
でもね。
虚数は二乗するとマイナス1になる。
=つまり、位相が180°回転する。すると?
虚数とは、単に
=位相が90°ズレるだけ。
と、ふまえておけば、なんの心配もないの。
だってさ。筆記問題で、虚数の計算結果が小数点以下ズラズラ……なんて問題、テストに出ないよ!
円周率πと同様、完全には計算できないけれど、把握だけはして虚数iを式に記しておけば済む。
あ、この点は自然対数の底eも、黄金比のφも扱いはおよそ同じかな。
虚数は工学分野では、応用としては。象限が変わるから、修正してどうたら……が、面倒だけどさ。
あとは平方根。これも数一の巻末にびっしり載っている。ひるんで怖くなって数学が苦手になった、臆病な私である。
こんなものも、おさえるところだけおさえればすんだのだ。
いまは関数電卓という利器がある、なにも恐れることはない。
そういえばプログラミングにこれがやっかいだったな。むかしのNECのPCは、ひとつでもゼロ除算すると、瞬間シャットダウンするんだよ。
平方根内の変数に、ゼロが入っていてもシャットダウンしてしまう。これに気づくのに時間かかったな。平方根の外で計算して、ゼロが出たら分岐処理する必要があった。
ほかには、微積分か。
高校では、いきなり不定積分ばかり教えられるけれどね。
不定積分は、定積分を理解するのに重要なのがミソ。……なのを、事前には教えてもらえない。
定積分のほうが、ふつうはるかに解くのはたやすいし。
社会に出ての実務では、定積分を使う計算の方が圧倒的に多い。
しかも定積分なら、関数電卓一撃で終わる。
そもそも積分は面積の求め方。
微分は切片、傾きの求め方。
といったあたりまえの基本を教えずに、やおら計算から入るのだもの。
あ、長くなった。もし反応があるなら、おもしろい応用例を遊び心とともに別記したい。
〆るが、ポイントは。数学、ならびにあらゆる学問は。目的意識をもって取り組まないと、身に付かないこと。
数学の応用として、将来どんな仕事に役立てたいか、夢をもつ必要があるだろう。
そろそろ化けの皮が剥がれて、大失敗しそうだ。
なにかあったらご指摘ください。
バッシング大歓迎です。(^^♪
未消化な点が多いので、いずれ書き直すかも。