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消してしまうように To erase

作者: せろり

夕暮れに背を持たれ

いつも見かける郵便屋さん

あそこで煙草を吸うのが好きなのだと

重い足取りを誤魔化して

昨日のことを忘れた訳じゃない

何処かにゆく喪中葉書に宛名が無いことを笑う姿と

あの吸い殻を踏み潰した夕暮れが

水溜まりを消してしまうように

また消してしまうのだと


Backrest at dusk

Postman you always see.

He like smorking over there.

Cheating on the heavy foot.

We didn't forget yesterday.

Still, he laughs when he notices that

the mourning postcard that goes somewhere has no address.

The evening when he dropped that cigarette.

Just as the setting sun erases a puddle, it erases him.


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