Starting from a button of the mistake.／大冒険はボタンから

「これは、いけませんねえ。面倒なモノを……見つけてしまったかも知れません」
「ニャ？」
「――それで、その跳ね回る物体を、どうやって捕まえたの？」
「ニャニャ？」
「僕は佳音さんをメインの収入源にしていますよ」
「フニャーーーッ！」
「何？　ネコ缶か、ネコ缶でよいのか!?」

生意気な天才科学者の少女が、付き人みたいな青年と、奇妙な世界への冒険を余儀なくされますが、研究と書類仕事という日常に変化はありません。
人語を解す猫や有能な新人科学者（美人）は、謎のガジェットが巻き起こす騒動に巻き込まれていくかもしませんが……。

※ＳＦ色の強い、現代伝奇ファンタジーです。
※格好良い青年と、ボサボサ髪の天才少女と、その他が出てきます。
この作品は「ＰＩＸＩＶ」「カクヨム」などにも掲載しています。