僕らの部隊の状況確認!
また土曜日に投稿出来なかったことに悔やむ。
今回はちょっとだけ構成を変えました。(三部構成)
まあ、楽しめて頂ければ幸いです。
トラップハンター始めて、いいかな?
いいとも~!!!
1.ミライさんの記憶
まだ日が浅い時間帯。
いつもいる拠点から少し東側に行くと、木が少なく草原が広がっている場所にでる。
そこまで歩くところではないことから、第七部隊の拠点地は森の入り口と言っても過言ではない。そして、このサーリ王国はこう言った平地にあることが分かる。実際調べていくと、軽く盆地のような地形であるのだが、特に詳しく調べたわけではないため、これ以上説明できない。
静かに歩く。こんな朝早くから活動しているのはここら辺では私くらいなのかもしれない。
遠くに見える山のてっぺんには雪が積もっており、その溶けた水がここの王国を支えているのであろう。日本で例えると「富士山」に相当する。特に連山地帯でもないところにドーンと立っている姿は迫力がある。まあ、この星の技術力では、あそこに行くものなら命を預けるような行動になるだろう。遭難したらもう諦めるしかない…。
少し毛先がはねていたので、てぐしで戻した。シャンプーとコンディショナーはいつまで保つのか分からない。出来ればもう一回髪を染め直したいのだが、あいにく道具も染めるものも持ってこなかった。それでもここに来れたのだから、我慢しないと。
陽射しがまぶしくなってきたと思いながら、歩く。
少し形がいびつな洞穴がある。スタイルのよい、大人びた女性はその中へと入っていく。
カバンのなかから、金属の鍵を取り出して、そこにあった機械に差し込む。
数分してから、何やら音を出しながら洞穴から出てきた。
濃い緑色の物体。頑丈そうな箱。木材ではなかなか再現できないものだと見ただけでわかる。
動いていると思ったら、すぐに音が止まり、女性が出てきた。
また、奥の方へ入っていく。今度は何が出てくるのか。
しかし、なんだか反応がない。もしかしたら、中で倒れているのではないのか!
そう思ったときには自分の脚は前に出ていた。
「ミ、ミライさ―――」
「動くなっ!」
急に後ろから声がしたので慌てて振り返る。
そこにいた女性は黒い棒状のものをこちらに向けていた。
「ヒィっ!」
何だかわからないまま、後ずさりする。
とっさに腕を上げた。
「………なんだ。ミケじゃないの。どうしてここにいるの。」
ミライさんは持っていた棒を降ろした。
「そ、その、勝手に、出かけた、から、ニャんだろぉ、って、思って…。」
「そうなの。まあ、ヒミツの場所だからここは。」
「そのぉ~、ショれは…。」
「えっ?ピストルのこと?」
「そう、それニャ。」
「この星には銃も無いの?」
「銃って火薬で球が飛ぶあれかニャ?でもそんな小さいのでどうやって?」
「これは銃弾に火薬が入っているの。っていうか一体ここは何時代の設定?火縄銃のこと?」
「そ、それ、試しに打ってくれないかニャ!」
「だ~め!危ないし、弾がもったいない。これは自分の身を守るためのものなの!」
「そ、そうニャのかぁ…。」
しょんぼりするミケ。
スザッ
後ろから不意に音が鳴ったので慌ててピストルを構えたミライさん。
「うおっ。」「イギィ!」へんてこな声がした。
「な、あんたたち何しに来たの!?」
そこには軽く手を挙げているトムさんと、必死になってトムさんの背中にすがりつく海がいた。
「それはこっちのセリフだ。おいっ!海!俺のシャツをそんなに引っ張るな!」
海は怯えながら手を離した。ミライさんはとっくに銃を降ろしていた。
「私の後をつけてきたの!?」
「正確に言うとミケの後についてきた。」
ミライさんはミケを軽く睨んだ。冷や汗が出てくるミケ。
すぐにトムさんが口を開けた。
「太陽パネル付きの自動車、ピストル、そして機関銃……どう見てもただの人間ではないな。」
ミライさんは黙ってしまう。
「確か、お前の苗字は『沢田』だったそうだな。『沢田 未来』これはどう考えても日本の名前だ。」
「日本人だったの!?ミライさん!?」海が丸い目をして聞いてきたので、「見たらわかるでしょ!」と言い返した。
「まあ、そのプロポーションじゃあわからないかもな、鼻も高いし…。」
確かにミライさんは顔立ちがよく、骨盤もしっかりとしているため、アジア系の人だとは一目では分からない。おまけに髪も茶色に染めているため、なおさら分かりずらい。
「日本の一般人は銃を持つことは違反されている。」トムさんは腕を組みながら話した。
「もともと警察の仕事をしていたのよ。それでこういった類には並大抵の知識があるのよ。」
「ではどうやってそれを手に入れて、ここまでやって来た。まさか日本ではないだろうな!」
「まさかっ!ちゃんとアメリカで買ったものよ!」
(さすがアメリカンスタイル…。規模が違うっ!)と心の中で思う海。
「じゃあどうやってここに来た。こんな大きな車を連れてくる方法はあるのだろうな!」
「………。もう、ここまで来たのならすべて話すわ。」
そう言って、ミライさんは奥の方へと入って行った。手招きをしたため、トムさんたちはついていった。奥には簡単なテーブルと椅子があったのでそこに腰かけた。もともとここに置いてあった荷物はほぼすべて拠点へと運んでいったので、あまり、物が無く、すっきりとした空間だ。
「まず、第七部隊が強かったところから話しましょうか。前までここら辺は第七部隊の占領地域で大量に怪獣が出没していたから、すぐに評価は上がったのよ。ほら、これが証拠。」
そう言って、ミライさんは下の方から古っぽい紙を取り出した。そこにはカタカナや漢字がずらずらと書いてあったが、中央の表は以前、マアカさんが見してくれたパネルの表と似ていた。そして、第二位のところに第七部隊の文字がかかれていた。
「当時の第七部隊はとても強かったのだけれども、あの事件のせいで、衰退が見込まれてきて…。」
「あの巨大な昆虫の件だろ。」トムさんが口を挟んだ。
「ええ、確かあなたには私から話したわね。」
「ぼ、僕はマアカさんから…。」「あら、そうだったんだ。」海もその事件のことを知っていることが分かったそうで、
「何なら話は早いわ。その後、第七部隊の評価が落ちてしまう前に、私は故郷の地球に帰ることに決めたの。」
「ふーん。それで、またここに来たわけは。」トムさんがやや怒っているような口調でしゃべった。
「ちゃんと話すから。あの後、気づいたら私はアメリカのとある組織の基地にいたの。――――――」
「近くには軍服を着た人が何人かいて、すぐに私は囚われてしまったの。地球外生命体が侵略をするために地球人に似たスパイを送って来たと。
私は自分が地球の人間であることを証明するためにあらゆる手段を試したわ。戸籍や保険証、免許証、挙句の果てに、服を脱いでまで…。」
この言葉を聞いた瞬間、海やトムさんの顔色が暗く変わった。
「このままではアメリカから出られないどころか、犯罪人として過酷な生活を送らなくてはならない。諦めかけていたときに、出会ったの。
デイビットに。」
ミライさんはトムさんの顔を見ながら言ったので、「俺はデイビットじゃない!」とトムさんは叫んだ。
「デイビットは私のために、全力で努めてくれた。自分の地位を犠牲にしてまでも。それを見ていると嬉しい気持ちでいっぱいになった。そしてついに信用を取り戻し、アメリカから出国できるようになったの。デイビットも一緒についてきてくれて…。そのあと間もなくして私たちは結婚、一人の娘を授かったの。」
「お、おめでとうございます…。」
「お、俺はお前と結婚なんかした覚えは…!」
一瞬、ミライさんの目付きか鋭くなり、それに察したトムさんは萎縮してしまった。
「そこから数か月たったころかしら。気が付いたらデイビットと娘がいなくなっていたの。私はパニックになって…。警察にもお願いしたのだけれども、なかなか目処がたたなくて…。
そんなある日、ふと、目の前に若々しい女性が目の前に立っていて、私の頭の中に直接、伝えてきたの。
『二人ハアナタガ今マデ行ッテイタ、アノ星ニ、行ッテシマッタ。』
私はびっくりして声が出なかったのを覚えているわ。そしてどうしたらまたあの星に行けるのか、どうしたら二人に出会えるのかを、その女性から聞いたの。」
「一体そこはどこなんだ。」トムさんは前のめりになって聞く。
「スイスよ。もっと詳しく言うとスイスのフランスよりの場所。」
「……そこって!」トムさんが目を大きく見開く!
「ええ。大型ハドロン衝突型加速器。通称、『LHC』。」
トムさんがつばを飲み込む音
静寂の空気
しかし、すぐにトムさんの顔が崩れた。
「はっ、何を言いだすかと思っていたら、そんなオカルトな話か!?あのなぁ、俺も気になって調べたんだけどなぁ。あれが危険なのは理論上の話で、しかもとても小さい量子の―――」
「私はブラックホール云々になんて興味ないの。そんなことよりその近くにある施設の中にね、加速器のエネルギーを使って時空を曲げる実験があってね!」
「この星が地球から何光年離れているのかなんて分からないけれども、そんなのは地球上の全エネルギーを使っても、いや、太陽の全エネルギーを使っても、無理なものは無理なんだって。」
「理論なめんなよ!ヒッグス粒子に関する実験はこれほどかというほど行われているんだ!技術の進歩万歳!」
「時空曲げるなんて夢のまた夢。メディアがただ騒いでいるだけ。科学者がこんなこと聞いていたら鼻で笑っているよ。全科学者が失笑したって!」
「じゃあなんで私はここに来れたのでしょうかっ!ヒントは科学力でーす。」
「お前はクローンでオリジナルは壊された。データだけの存在になったお前は夢を見ているだけなんだ。」
「おお、神よ。どうかこの頭がおかしい人に救済を!」
「誰が頭おかしいって!?オカルト好きの人間違いさんよっ!」
「何だと!?頭まで筋肉になってバカになったのでは!?」
「あぁぁ!?」「きぃぃ!?」
「ま、まあまあ二人とも、落ち着いてください…。」
「そうだニャ…。」
さすがにこの光景は海とミケにとって引いてしまうほどであった。
「それで、娘はどこにいるんだ。お前の娘は。」
「あんたの娘でもあるでしょう。」
「名前は。」
「………ミヤビ。」
「………?」
「あなた、まさか娘の名前まで忘れてしまった気!?ひどーい!パパ失格!」
「だからぁ、俺は『デイビット』じゃないんだってばぁぁ!!!」
大きな口を開けるトムさんの隣で、海は考えこんでいた。
ミケが心配そうに見つめる。
「か、海君?どうしたニャ?」
「う~ん。どっかでその名前を聞いたような気がするんだよなぁ…。」
日は登り、人々は活動を始める。
朝は過ぎた。
みなさん、おはようございます。
そして、この女の子も、活動を始める。
今日は休日。
それでも、この女の子は学園へと向かって行ったのだ。
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2.マアカさん、頑張れ
学園のグラウンドに隣接する校舎を越えた先に弓道場のようなところがある。しかし、それは弓道部のものではなく、守護部の練習場であり、弓の攻防の練習には必要不可欠な施設である。
そのすぐ隣にあるやや小さめな部屋。四~五畳くらいの部屋である。中央に素朴な机と椅子が置いてあり、そこに堂々と座っている者がいた。股を開きながら座っているが、ズボンのため安心ではある。それでも、女子であることには変わりないため、ボーイッシュな髪型だけがこの座り方を許してくれる唯一の言い訳となる。腕を組んでいるため、一見すると怒っているのだが、本人はまったく怒っていない。これが、自己流の待ち人ポーズということだろう。
時計の針が9時を指すほんの少し前に、静かにドアは開いた。
「…あ、あら、すいません。お待たせしてしまって。」
部屋の中に白くなめらかな髪の女性と、やや短めの女の子が入ってきた。
「いいっていいって、自分が勝手に決めたことだから。」
「いえいえ、申し訳ございませんでした。」女性は頭を下げる。
「それでマアカ、話ってなんだ?」
「ええ、こちらをご覧ください。」
マアカは自分が持ってきたパネルを机の上に置く。ミーナはそれをよく見た。
「うお、これっ、『部隊評価ランキング』じゃん。どうして!?」
すぐ近くに、第六部隊の子がお茶を置いた。冷たい麦茶の氷入りだ!
マアカさんは座りながらしゃべる。かえでちゃんはとっくに座っていた。
「先月4月分のものです。あなたたち第六部隊は一つ上がりましたね。」
「それよりも、これ!第七部隊がブービー脱却!」
「あら、第七部隊のこと、そんな風に思っていらっしゃったの…。」
「あ、いやいやいやいや。そんなことない。それより、どうしたんだよ第四部隊?」
「ええ、密かに新聞で書かれていたのですが。つい最近あった、突然のスートの侵略を防いだのが、功を奏したのでしょうか、ご覧の通りに。」
「え!?でもでも、それ倒したのってあのミケなんでしょ!」
「…あのミケ。」隣でボソッとかえでちゃんが言う。
「ええ、ミケさんはつい先日、私たち第七部隊の一員になりまして。それも含め申請書を提出しましたので。」
「おかしいよなぁ。ほら、うちらは一生懸命に弓矢の稽古に励んでいるというのに、あんなのんきな奴のほうが上手いなんてなあ。」
「なんとでも言ってください。それで気が済むのでしたら。」
ミーナの言葉にかえでちゃんは少し同感であった。自分も勉強を一生懸命取り組んでいるのだが、なぜかまったく勉強してなさそうな人に成績が抜かされてしまったことが何度もあったからからだ。部活しか目がないような、スポーツバカでさえ、妙にテストの点数が高いなんてことがあるから、スポーツも勉強もできない自分は一体どうすればと落ちこんでしまう始末である。ここに来たら少しは変わると思っていたのだが、むしろどんどん成績は落ちるばっか。自分は悪くない。周りにできる人がたくさんいるからだ。という言い訳で過ごしてきている。
かえでちゃんが縦にものすごい勢いで振るものだから、「…なんでかえでさんはミーナさんの見方なのですか。」とマアカは言った。
「まあ、これで少しは収入が増えて、負担解消になりますね。」
「いいなあ~。ミケの能力欲しいなあ。」
「ミケさんの能力は第七部隊のものです。あげません。」
「え~。けち!」
ミーナは口を尖らせた。
「ミケってあれでしょ。海君!海を狙っているでしょ。」
その言葉を聞いてかえでちゃんは急に顔を険しくさせた。
「だって最近ベタベタとくっついている時が多いじゃん。あれ絶対好きなんだよ。」
かえでちゃんの顔を察したのか、マアカは、その話はもう止めるようにと促した。
「ねえねえ、マアカはどう思っているの?このこと?」
マアカは少しの間ふてくされた顔をしてから離した。
「私はシーアさんに付いていくのみ。海さんなどを助けるのは、まあ人としてもそうですが、多分シーアさんが心配するから行っているのです。」
「ハハッ、アイ・ラブ・シーアってか!?」
「からかわないでください!」
少し前のめりになりながら叫んだ。
「へぇ…。もしかしたらシーアも海を狙っているとか!?」
その言葉を聞いた途端、またかえでちゃんが嫌な顔をする。
それに気づいたマアカは突然立ち上がって、
「今回来たのはそのパネルを見せるためだけです!失礼しました!」
とやや怒った口調で言った。いや、もう怒っているのである。
礼儀正しいマアカらしくない扉の締め方をして、マアカとかえでちゃんは帰って行く。
それを見ながら、ミーナさんはニヤニヤしながら頬杖を立てていた。
「はぁ、一体何でそんなことを口から出てくるのでしょうか!?」
プンプンしながら歩く。
「それでも、今回第七部隊は成績が上がりましたので、支給額も増えますよ!」
指を立てながらかえでちゃんに向かってしゃべる。
(…表情がコロコロ変わる人なんだなぁ。)とかえでちゃんは思った。
「……ミケちゃんって結構食べ物を食べていたような。」
バーベキューの時を思い出しながら、かえでちゃんがぼそぼそっとしゃべる。
「…そ、そうでしたわ~!」
急にガクッっと落ち込むマアカさん。
「……わ、私、マアカさんをサポートしますから。」
「ありがとうございます。かえでさん。」
半端な笑いをするマアカであった。
(…本当に表情がコロコロ変わるなぁ。)とかえでちゃんは思った。
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3.シーアとアリス
例の件で停学を受けているシーアとアリスはお互いの傷をなめ合うように、手紙交換が頻繁に行われた。手紙の内容はそこまで深いことではなく、女子が書きそうな内容とまったく同じである。また、同じリーダー同士、大変なことやアドバイスなどを書いていた。
話が進むうちに、アリスが第四部隊のリーダーに選ばれた経緯を書いてくれた。
もともと、アリスの親からリーダーを引き継いだのだが、理由は教えてくれない。急遽なことであったから、今は本格的に指示をしているのはアヤメの親である。つまり、実質的な権力はアヤメの親が持っており、リーダーという肩書きはあくまでも建前でしかない。しかし、式典や定期会議などには必ず出席したくてはいけないので結構大変であった。
このままの状態が続くと、伝統的なコンフォート家に申し訳ないため、早めに権力を取り返すために、今も勉強を頑張っているとのことだ。
シイアはこのことを聞いて、大変だなぁと思った。そして同時に自分はまったくリーダーの勉強なんてしていないことに気づきしょんぼりしてしまった。少し焦りがあった。家にある本にこういった類のものはあるのか、軽く探してみたが、見当たらなかった。
なんだか、ここで第四部隊と差広がってしまうのではないか、これでは評価は変わらないのではないのか、と感じたシイアはじっとしていられなかった。挙句の果てにはアリスの家にまで、足を運んでいた。
立派な門のところでアリスと会った。アヤメちゃんもいた。
「まあ、不安になるのは分かるよ。でも、こういう時こそ冷静になるの。」
「なるほどお~!」
変な返事だった。
「あ、そうだ!だったら親善試合的なものをやらない?」
「え?ダウンとかスートを狩るの?」
「ん~っと。……家畜用のあの小さいのは?」
「ああ、あれなら安全だね。」
家畜用のものとは、スートを食材用として改良したものである。上質な肉であるが、小さくなってしまったため、あまり多くの取れない。そのため、基本的には野生のスートの肉が一般に出回ることが多い。家畜用のスートは「セウト」と呼ばれている。
第四部隊はこのセウトの管理も行っている。さすが伝統的なコンフォート家だ!
「うん。そうしよう!来週の土曜日に第四部隊と第七部隊で勝負だよ!」
「人数足りているかな?」
「だったら第六部隊と第四部隊も巻き込んでいいよ。ここら辺一帯の親睦を兼ねて。」
実際、ここら辺一帯は現在ほぼ第四部隊と第八部隊が占領している。南の部隊と呼ばれた第七部隊は衰退したもんだ…。
「制限時間以内にセウトを多く取った方が勝ち。ただし、売り物だから殺してしまったら、減点と弁償。それでいいでしょ。」
「う、うん。頑張る!」
「終わったらついでにバーベキューもしましょ。」
「わーい!」
アヤメちゃんが、
「あ~。私、第四部隊と第七部隊のどちらを応援すればいいのか困ります~。」
と言ったから。
「あなたは私たちの第四部隊を応援に決まっているでしょう!」とアリスが言った。
「そうですよね~。」と言ってみんなで笑った。
(そうと決まれば、みんなに報告だ!)とシイアは拠点に向かって走り出した。
このことは、第四部隊、第七部隊、第六部隊、第四部隊の間でしか話されていないことである。しかし、どういうルートで入って来たのか分からないが、別の部隊の人に届いたようだ。そして、何やらたくらんでいる。一体、どうなってしまうのか……。
一生懸命やっているのに努力が報われないと不安になります。そして、周りの人が努力しているのを聞くと、焦りを感じます。これは学生の時から、年寄りまで、幅広くの人々が共感できるとおもいます。
今回アリスちゃんが言っていた、「冷静になる」というのは、孫子の言葉からきています。無謀な挑戦は不幸に見舞われるだけであり、しっかり信憑性があると分かってから行動するべきと言っています。今奮闘している方々は知っていて損はなかったでしょう!?
最近エッチ要素がないから次回あたりに書かないとなぁ。




