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Xデイ

「……」

「……」


 私は今、とても緊張している。

 雰陰気が何処か不良ぽくっ感じる彼女は金髪で女子の中では背が高い方だ。服装は制服ではなく何と私服。学園内でありながら彼女は堂々と私服で廊下を歩いている。


 今の所、先生の姿はないものの見つかれば指導室行きは確実な物となるであろう。


「……」


 ひたすら無言が続き、気がついたら彼女から私に近寄ってきた。思わず背筋が伸び、緊張感が更に増した。


 私の横を通り過ぎようとしたその時、海上である異変が起きた。


 ドォォォォォン!


「……!?」

「ば、爆発ッ!?」


 海面には大きな水柱が白く立ち上り、弾着によって海面の波が大きく荒れ始めた。

 第一弾の後、続けて第二弾が海面をたたきつけその弾数は明らかに増えている。私はその場に座り込んだ。海面に近いこの学園は衝撃をもろに受け第三射では窓ガラスにひびが入った。


「……あれは……」


 唖然としていた彼女は水平線を見つめていた。

 この答えはどうやら水平線にあるらしい。


 時刻は午後17時43分。

 その時、水平線上には船の形をした黒い影が幾つも浮かんでいた。


 敵の上陸作戦だ。

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