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救出作戦実行

 翌日の明朝。作戦が始まった。と言ってもほとんどが私頼みの作戦で、先ず最初に偵察ヘリコプターを何機か徴用して居るであろうと思われる場所へ飛ばした。機種は自衛隊や民間など様々だ。そして、要人を見つけ出すと、其処へトラックが数台突っ込む。盗賊達を惑わすのだ。そして次に自衛隊のヘリコプターが峠などで救助を行う。まぁ、向こうから飛び乗ってもらうんだけど。そして広場には自衛隊の輸送機が。あれ、この作戦。基本的に自衛隊しか動いてなくないかな?


 ただいま朝の8時ぐらいです。となりでシャールが鑑定をしていて、その物体の中に協力者の皆様方(二年生)が無人のヘリや輸送機に搭乗する。どんな物も無人で動くから楽でいいや。えっと、輸送ヘリには二人ぐらい乗って、輸送機には五人ぐらいかな。拉致者を優先的に乗せるから少数で行かないと行けないんだよね。で、要人を皆乗せた後は無慈悲に魔法や砲弾の雨が盗賊へと言う具合。


 しかも、竹富さん曰く、森にも盗賊が潜んでいる可能性からあるから森を焼き討ちする必要があるらしい。でも、焼き討ちに出来るぐらいの炎てっあるのかな。


「鑑定」


 名前【CH-47J チヌーク】 分類【大型輸送ヘリコプター】

 攻撃力:0


 名前【UH-1V イコロイス】 分類【汎用ヘリコプター】

 攻撃力:0


 名前【EC 225 シュペルピューマMk II+】 分類【汎用ヘリコプター】

 攻撃力:0


 シャールが鑑定したこれらの装備品は全て、一応第一陣と言う事になるかな。他に第一陣で投入するのは既に峠の前で待機している無人トラックが数台。このトラックは某黒猫宅急便の物を徴用。積荷は無しでただひたすら盗賊を脅すために走り回る無人トラック。若干怖いです。はい。


 偵察ヘリコプターは自衛隊の……ニンジャてっ言うのを5機ぐらい徴用してうち2機が先生達の居場所を掴んだ。これによって一番近いトラックの数は5台ぐらい。まぁ、簡単に言うとただ走る黒猫トラックの暴走族だよね。


 後は少しでも乗せようと、民間のタクシーや高速バスが数台。なんで高速バスかって? 知らないけど、念じたら高速バスが出て来たんだ。


「では、そろそろトラックを突っ込ませますか」

「おう。そろそろヘリコプターも着く頃合だろう」

「では、シエスカさん。お願いします」


 結局私頼みなのね。全く仕方ないわね。目の前の人命優先。早速宅急便を暴走族の車のごとく猛スピードで突っ込ませますか。パネルの偵察ヘリからの映像では、エンジンをかける各車両の姿。そして、準備が整った順で宅急便が暴走族と化した。


 勿論、ガードレールなんて無いこの異世界。道中、運転を誤って三両損失したものの、順調に残りの七両が突っ込む。そして現場は大混乱。盗賊の生命はとくに気にしては居ないけど、問題は要人。中にはギリギリのところで要人の横をすりぬけた宅急便が。危ない危ない。


 見張りの盗賊が一人も居なくなった頃、上空で待機していた救助用のヘリオプターが順次峠ギリギリに接近して後ろのハッチを開いた。民間のはドアを開けている。きっと中は風で凄いだろうな。


 要人たちは民間のヘリのドアに次々と飛び移った。これはとても勇気の居る行為。だって陸地からヘリまで二メートルから三メートルは離れているもんね。私だったらそのまま奈落へまっさかさまだよ。救助活動にはざっと二時間ぐらい掛かって満員になったヘリが次々と離脱。


 交代で作業をしているわけだけども、どうも数が足りない模様。しかも民間は途中までしか乗せれないから、あらかじめ決めていた集結地点で輸送機が学園まで運ぶ仕組み。勿論、この輸送機も自衛隊。確か名前はC-2だったけ。今回はこの作戦のために2機を徴用。交代で運用している。


 空路が頑張っている中で、勿論、地上も頑張っています。普段は高速道路を進んでいる高速バスや、タクシーが今、人を満員になるまで乗せて頑張っています。もしかしたら空路より順調に進んでいるのかも知れない。なんかモンスターも出ないし、もしかしたら、ワンチャン。何事もなく終わるんじゃない?


「此方、ピューマ3号。要人15人を乗せて学園グラウンドへ急行し……」

「……」


 突然、無線音から砂嵐の音が響き渡った。あぁ……あぁ……これは絶対に面倒臭そうな展開だぁ。これ、絶対に撃墜されたよね。砂嵐てっ事は撃墜されたよね。えっと、この世界にはGPSは無いから何処に墜落したか分からないときた。しかも15人……。


「シエスカさん。探しましょう!」


 そら来た。


「探すてっ行ってもどうやって……」

「召喚ですよ! 召喚! こんなときのための召喚ですよ!」

「召喚しても同じよ。15人のうち、何人生還している事やら……」

「探しましょう」


 今度は後ろに控えていた竹富さんが話しに介入してきた。仕方ないな。じゃあとりあえず残りの6機の偵察ヘリで探してみますよっと。


「此方、バス5号、モンスターに感づかれた! 援護を頼む!」

「此方、タクシー3号。完全に残党に囲まれた! 増援を求む!」


 ……前言撤回。モンスターが湧き出した。しかも、残党も生き残っているし。はぁ、仕方ないな。こうなったら軍を動かすしかないよね。

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