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ボクの初恋のひと 出会いそして最初の失恋  作者: 明けの明星


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19/28

秋~冬になる少し前

遠足が終わると、2学期はもう大きな行事は何もなかった。

街の中は「ハロウィン」仕様でデコレーションされていた。


そんなころ、おばあちゃんがやっと病院から家に戻ってきた。

でも、前はママが仕事で遅くなる日やちょっとしたとき、

すぐにおばあちゃんの家に行っていたのに、

それはしてはいけないと言われた。


「おばあちゃん、退院したばかりでけいたの相手は大変だから」

なのだそうだ。

ボクはおばあちゃんの家に行ってもいい子にしているのに。


そんなある日、ママからおばちゃんの家までお使いに行ってほしいと言われた。

おかずの入った容器をいくつか渡されて、それを届けるようにと。


おばあちゃんの家に着くと、おばあちゃんはいつもと同じ笑顔で出迎えてくれた。

おかずを渡すと、テーブルに向かい合って座って、

おばあちゃんが出してくれたお菓子を食べながらいろいろ話した。


ボクは学校のことをいろいろ話した。

この前の遠足で池に落ちたことなんかを。


クラスの子のことも話した。

最近では何人かの仲の良い友達ができて、放課後遊ぶのが楽しい。

それから、1年生をよくお世話してくれるのは6年生だということも。

ボクたちが困っていていたりすると、どこからかやってきて助けてくれるんだと。

お世話してくれる6年生と言ったけど、完全にあすかのことを話していた。


「けいた、誰か好きな子とかはできたの?」

おばあちゃんが目をきらっとさせながら聞いた。

「クラスの女の子とか、上級生とかで」


え、好きな女の子?

今までそういうことを考えたことがなかった。

クラスの中でも、○○さんは誰かのことが好きだ、とか

女子はよく話ている。


男子だって、〇子ちゃんはかわいいから好きだ

とか言ってるやつもいる。


ボクだって、一緒に遊んだり話したりすると楽しい子、

そういう子たちは大好きだけど、

好きな子、といわれると少し違う気がする。


「クラスの子とかおっきいさんとかの女の子とは仲良しだよ」

そうあいまいに答えた。


そしてボクは、あすかのことを考えた。

あすかがボクのことを気にかけてくれると嬉しい。

話していると楽しい、

でもそれって好きってことなんだろうか。


「おばあちゃん、好きな子ってどんな気持ちになるものなのかな」

と聞いてみた。

おばあちゃんは、ふふと笑いながら、

「けいたが会えたらうれしいと思う人や、なにかこの人の為にやってあげたい。

という気持ちになる人、そんな人がいたら好きってことなんじゃない」


あすかだ、これにはあすかのことが当てはまる。

ボクはあすかが好きなんだ。


おばあちゃんの好きな子講座のおかげで、

ボクはあすかのことが好きなんだた気付いた。


おばあちゃんの家を出て、家路に着くと、

道路沿いの街路樹の葉っぱがすっかり色づいていて、歩道には落ち葉が

舞っていた。



小学生低学年の好きな子ってこんな感じだったと思いながら

書いてみました。区切りの関係で今日はすこし文字数少な目です。

読んでいただけると嬉しいです。

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