【エタってます】幽霊城の黒豹

　舞台は近代的異世界、飛行船も飛び交う魔法と剣の世界。
　19世紀の終わりよりは進んでいて、21世紀ほどは新しくない。

あらすじ
　悪事の限りを尽くしてきた男がいた。
　名をジャガー。暴力を愛する暴君だ。

　裏の世界で栄華を極めていた彼だが、仲間の裏切りで、国を追われることとなり、命からがら逃げ延び行き着いた曰く付きの城で、前よりは真っ当な生き方を選ぶようにはなった。

　懲りた訳だ。が、一般人のような生き方を今更できるものでもなく、彼がそこで始めたのは、裏仕事。

　その日、唯一の顧客のロキが訪れ、こんな依頼を持ち掛けてくる。
　言ったらそれは、スパイ探し。
『都に潜り込んだ犬が妙な小麦粉（※隠語）をばら撒いている。目的は不明。
　かなりの手練れであり、変装の達人でもある。
　見つけ出して欲しい』

　承諾した彼は、ひょんな縁から住居を共にするようになった仲間達を引き連れ、
　都へ出立する。

※視点を切り替えながら追っていく物語です。
※あらすじはブラッシュアップ版のものと置き換え。ジャンルもそれに伴い変更。
　この作品は、ノベルデイズにも投稿しております。