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【エタってます】幽霊城の黒豹  作者: らくだ けい
ブラッシュアップ版
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(ブラッシュアップ版)第5話 不審者

「おっかしいなぁ。どこよ」


 アジトを見つけられていなかったからである。

 姿を見せているのは、周りに明かりがないせいであり、そういう場所では影を生めず、力も使えなくなる。


 月明り程度で十分なのだが、生憎と急な曇り空。

 心の中で、こう思っていた。前はすぐ見つかったのにと。


 どうせ、今いるような人けのない場所にあるんだろと、当たりを付けたのが見事に嵌り、

 初仕事にして、しかも初日に大手柄を上げることにもなった。


「もう帰ろっかな」


 ぽろとこぼしていたが、足は向かない。

 流石はブラックハンド、エースの誕生だと持て囃された、当時の記憶が蘇る。

 (※導入参照)アンスロの子達を救い出した時の依頼であり、あの日は良い気分がしていた。


 子供達から伝えられた感謝の言葉は、たどたどしくあれど、だからこそ胸に響くものがあり、

 忘れられないものにもなった。

 差別意識はない。一般人とは生まれ育った環境が違う。

 ロキもその可能性がある。生まれが同じという意味でなく、変わり者という意味で。


 やる気のない現地の人間に代わって、取り締まりを行ったくらいである。

 もしかすると、国を変えようとしているのかもしれない。

 

 その一助になれた。それはとても誇らしく、名誉なことかもしれないが、

 何より自分の価値を証明できた。

 そのことが一番嬉しく、だからこそ今は悩むのだ。


 手ぶらで帰れば、何と言われるか。

 期待外れか。それとも役立たず。

 そういう手合いは捨てられる定めにある。自らがそうであった。

  

 嫌になって逃げてきた。物は言いようである。

 本当は人を殺せなくなって、そうした。そうするほかなかった。

 何もせず黙っていれば、待っていたのは処分という名の死の運命。


 同じ目に遭うはずもないが、また居場所は失うかもしれない。

 そう思うとやっぱり嫌で、彼女はアジト探しを続行。


 問題はその手法。当てずっぽう、素人なのだ。

 裏で生を受けただけで、どこぞの彼のように悪人よろしく裏社会を渡ってきた訳でもない。


 末端から辿るということを知らず、本丸から見つけ出そうとする。

 それが旨くいくことなど稀だろう。

 日が昇る頃には完全にやる気も失せ、誤魔化し方を考えつつ断念。


 宿に戻って落とせるものを落として、就寝。

 流石に下着姿ではない。場所くらいは選ぶ。

 全員一緒の方が都合が良いとかいう理由で、全員同部屋なのだ。


 太陽が高く昇った頃、暑い、という奇妙な感覚を覚えつつ、目を覚まし、

 ジャガーの報告を彼女は耳にすることになる。

 しかし、この寒い時期に何故か彼は半裸であった。窓も全開で、紫煙がそこから抜けていく。

 

「――とまぁ、俺の掴んだ情報はこんなとこだ。土産も置いて来たから、あとは掛かるかどうか。お前の方はどうだった」


「似たようなもんでからっきし。あいつら知らないんじゃね」


「だろうな。俺も少しはまともな策を考えねぇとな。あんのじじいの企てたただのクソを、残り香だけが流れるようにしてやっただけで、その匂いに釣られてやってくるかは怪しいもんだ。こんなクソあのじじいはどこからひり出しやがった。頭につけたケツか。いかれ過ぎだろ、まともじゃねぇ」


 随分なキレようである。

 おかげか意識が別の方を向き、思いのほかあっさりと凌げはしたが、安堵の気持ちより、嘘をついたことへの罪の意識。


 そちらの方が、彼女は強く感じており、自然と腹も立ってくる。


 そうすることしかできなかった自分にだ。

 気付けば鏡の前に向かい、出掛ける準備を始めていた。


「もう、まだ言ってるの。自分の撒いた種でもあるんだから、そろそろ受け入れたら」

「キスマークつけて戻って来た癖に」


「何がキスマークだ。クリーム、何度も言わせるな。あれは悪魔の烙印だ。もう少しで俺はそいつを齎してくれた熊の悪魔に尻を耕されてた。踏ん張る必要もなく肥料が垂れてくるようにだ。拭こうとした手すら吞みこんじまうブラックホールの誕生だぞ。わかるだろ」


 カルウェナン特有の言い回しというか、独特な言い回しをするもので、理解は難しかったが、

 その勢いから大変だったということはよく伝わる。


 自分もしっかり役目をこなさいとと気合も入り、ぱっぱと支度を終わらせ、

 そろっと出て行こうとするが、扉を開けたところで気付かれる。

 声が飛んできた。


「どこ行くんだ。丁度出掛けようって話しててな。俺は気分転換できりゃそれでいいんだが、ショッピングに行くことになってる」


 返す言葉は浮かんでこない。振り向くことすら敵わず、ただ彼女は動きを止めた。


「――ほら、お金」


 絞り出すようにして何とかそれだけは口にでき、強張った身を動かす弾みともなる。

 精一杯取り繕った顔を作り、そのあと向け返した。


「大金掛かってっからさ」

「頑張るねぇ。気持ちはわかるが無理はするなよ」


 頷きだけを送って、逃げるようにその場を後にし外まで出る。

 空からは、真夏を彷彿とさせるような陽射しが降り注ぎ、途端に気持ちが萎えてくる。


 暑かった理由はこれだったかと、察しもついた。

 なんで今日だとか、思わず死ねとも口にしそうになった。


 今は夏だよ、とでも言って空を唆してくれたのは、精霊だ。

 古くより悪戯好きと謂われ、時折こんな真似をしでかす。


 災害ももうすぐ引き起こされるだろう。汗をふき出す自らの顔からだ。

 メイク落ちからのお化け屋敷(ホラーハウス)を防ごうと、彼女は目を配って日傘の置いてある店を探す。

 影に潜ったって防げるものでもない。暑さも感じれば生理現象とて起きる。

 

 ジャケットなんて着ていられず、脱いで肩に担ぎ、運良く目立つ位置に置いてある店を傍で見つけ、購入。ついでに服に合う帽子も買っておくことにした。


 ただ格好が格好だ。カジュアルな装いに日傘という代物はやっぱり似合わず、周りの視線が気にもなる。


 気にするな、誰も見ていないと思っても、目は自然と行き交う人々の方へと向いてしまい、そのおかげか、不審な動きをする男がいることに彼女は気が付く。


 跡をつけられている。

 そう感じはしたが、決めつけるにはまだ早く、道を変えてみたり、適当な店に入って、時間を潰したりしてみたが、いなくなるような気配ない。


 ずっと付かず離れずの距離を保ち、後方に陣取る。


 夜道なら怖さも感じようが、今は昼。しかも往来のある通りときた。

 何なんだと、怒りの気持ちの方が前にきて、こちらから寄っていくことにした。


 背広を肩に掛け、顔を見るに年齢は二十歳過ぎ。

 若く見えやすい柔らかさの出る顔立ちゆえ、実際はもっと上かもしれない。

 身長はジャガーと同じくらいか。なら180前後と言ったところ。


 こちらに視線は向けておらず、通りの建物を眺めて、手元に開いた手帳に何やら記しており、

 真横に立っても、集中しているフリでもするように見てくることはなかった。


 しばらくすると、手帳を閉じて離れていく。


 が、大して行かずに足を止めた。だから同じことをもう一度。

 いいや、今度は下から覗き込むようにガンまでくれてやるオマケ付きだ。

 するとやっと目が向いてきて、おどけた感じに言ってくる。


「おや、知らず君の進路を塞いじゃったかな」

「だったら横を通ればいいだけの話だろ。何でつけてきてる」


 その時、ハッと浮かんだことがあり、いやまさか、とは思いつつも彼女は念の為これを尋ねた。


「お前ストーカーか。一目惚れしたとか」


 その言葉に笑いのツボでも刺激されたか、突然、男は手を叩いて笑い出し、観念したかのように両手を上げる。

 その一連の動作で、疑惑など吹き飛んだが、おかげで恥ずかしい子にはされたろう。

 なら一体何者なんだと、そんな疑問も再燃する。


「その発想はなかったよ。でもそう思われても仕方ないっていうか、NWって言ったらわかるかな」

「はあ? じっちゃんの駒が何でまた」


「それは、君がどういう風に獲物を追い詰めて行くか、まあ興味が湧いて。しっかし、じっちゃんねぇ。僕らにとっては雲の上の人間でも、君にとってはただの気の良いおじいさんなのかな」


「ジャガーとかじじい呼びなんだけど」

「あっはっは、僕の知り合いそっくりだね。息子さんなんだけど、かなり気に入られてて、フェンリルに誘われてる」


 得意げに言われたが、だから何だという感想しか浮かんでこない。

 聞いていないことまで話すお喋りな奴にも思えた。


「何でも話すのな」

「君に好かれようとしてるのさ。僕はニック、偽名だけどよろしくね」

「そういうの普通自分で言う」

「おや、知ってるものだと思っていたけど」


 気になってそのことを尋ねてみると、NWは与えられた偽名を使って活動すると教えて貰う。


「つまりコードネームってやつな」

「だとしたら言ってないかな。秘匿するものだしね。だから本当にただの偽名だよ。適当に今考えてつけた名前と変わらない、そう覚えておいたらいい」


「なんか馬鹿にされてるみたいじゃん」

「してやしないさ。それより行こうか」


 話に意識が向いていたせいか、横からすっと伸びてきた手に、日傘を掠め取られた。

 続けて、どこか清々しい笑みを見ることになる。悪いことなど一切していないような。


「ただ立ち話をしていたって、暑いだけだろう」

「付き纏うのは続けんのな。やっぱお前ストーカーだろ」


「人聞きの悪い。デートに誘っているだけさ。涼みにでも行かないかいってさ。アイスなんてどうかな。良い場所を知ってる。多分目聡い人間が店をだしてると思うよ」


「あんま男は信用しないようにしてる」

「僕は信用に足る人間だと思うよ。この目を見て欲しい。嘘なんてつかない真摯な瞳さ」


 善悪の判断はさておいて、今冷たい物が欲しいのは確か。


「喉乾いた」


 試しにそう言うと、ならそこで買って行こうと、傍にあったティーハウスへと連れて行かれ、

 アイスティーを奢って貰う運びとなる。


「あんがと。助かる」

「どういたしまして」

「でもさ、テイクアウトかぁ」

「中で飲みたかった?」

「そうじゃなくて」


 驚かされたという話だ。そういう場所には見えなかったからだ。

 外観もそうだが、内装も立派で、中は涼しく寛ぐ為の空間作りがなされている。

 この場で飲んだら、この暑い昼下がりに優雅な一時も味わえよう。


 アイスもメニューにはある。凝ったものにはなろうが。

 一度中で飲むことを否定するように言った手前、口にするのも憚られ、

 冷たいカップを受け取って、また炎天下のもとへ。


 手元を揺らし、からから、と耳心地の良い氷の音が耳に届けば、暑さも弱まり、

 雪解け水のように冷え切った紅茶を喉に流し込んだら、至福の鐘も鳴り響く。

 しみた、涙が出そうになるほどに――。

 

「うっま。アイスティーがこんなに旨いことってある」

「神の美酒でも呑んだような気分になったね。感謝しないとね」

「誰に、定員さんに?」

「こんな日を用意してくれた精霊にだよ」

 

「せんけどな。見掛けたら蠅みたく叩き潰す」

「驚いた。見えるんだね」


 その言葉に首を横に振って返す。それは限られた人間にしかできないことだ。

 目的地へ案内されがてら、一人外をうろついていた理由を彼女は話す。


 せっかく付き纏われているのだから、手を借りようと思ってのことだが、思わぬアンサーを頂戴することにはなった。


「大抵はもう僕らがマークしてあるから、行っても無駄足になると思うけど」

「それマジ」

「大マジな話ね」


 これにはやる気を削ぎ落された。

 今やっていることは何だと自問自答させられるはめにもなり、無駄、という結論も秒で出る。


 即座に脱力感に見舞われ、彼女は溜息吐きつつ背を落とす。

 戻ることも頭をかすめたが、皆もう出掛けている頃だろう。


 部屋で一人いたって楽しいことなどなく、こうなればこちらも気晴らしといくか、

 アイスでも食べて元気出そう、という気にもなってくるが、

 気になるのは、行き先だ。


「これさ、どこ向かってんの」

「それは行ってのお楽しみかな」


 教えろよと、意固地になってまで聞きたいことでもなく、陽炎昇る通りを歩いて、

 公園に入った。


 アイスの店が出ており、察した。良い場所というのはここのことだろう、と。

 憩いの場であり、定番のデートスポット。

 そんな雰囲気漂い、こんなクソ暑い日にでも人はいる。


 多くはない為、ベンチが空いており、アイスの購入はニックに任せて、彼女は真っすぐそちらへ向かう。

 極度に疲れを感じていた。無論、精神的なものから来るものだ。


 座ると前にある噴水のおかげか、他の場所より大分涼しく感じ、まるで意思を持ち、

 こちらを楽しませようとするかのように、目の前で様々な動きを見せる水流アートを見ていると、いくらか心も和む。


 後ろの花壇からは、日光浴を楽しみ謳う、そんな風に感じ取れる理解不能な言語が花々からの口からもれ聞こえ、更にその後方、


 都を睥睨するようにそびえ立つ巨大な時計塔の針が、丁度真上を差したか、大音量の鐘の音を降らせて、そのうたを掻き消した。


 思わず彼女は、顔をしかめた。

 煩いなんてものではない。傍にいるせいか、耳に痛いほどである。


「お待たせ。いや煩かったね」


 鐘の音が消えるタイミングで、ニックが戻ってきて、風で浮かせた三段アイスの片方を手渡される。


「王道三種は外せないよね」


 上二つはそうだが、下は明らかに違う。白茶茶と色味も悪い。


「チョコ、バニラ、ストロベリーがそうな。クッキーは違うから」

「女の子だねぇ。僕は男の子だからさ」


 性別の違いとか関係なく、ただの好みの問題では。

 そう思い、目で訴えてもどこ吹く風、無論伝わるとも思っていないが、隣に腰を掛け、

 アイスを食べ始めるニックをそのまま眺めていたら、通りを歩いていた時の話の続きをするように、ターゲットの話題を出してくる。


「正攻法が通じるような相手じゃないよ。正確には、僕らの頑張りで通じなくなっちゃった相手だけど。いや参ったね」


「うちの大将も同じこと言ってたかな。でも良い案が浮かぶまではやるって、可能性がゼロじゃない限りは的な」


「あの幽霊城の黒豹も苦戦してる訳だ。興味深い話だね」

「変わったとこに興味持つのな」


「それはそうさ。僕らのボスの名は知ってるだろう。策謀、というのは失礼かな。ロキという神の名は古来より知略に長けた人間に贈られるものでね。そんな僕らの二将閣下が態々足を運んでまで使ってる。つまりは彼のことをそこまで買ってる。凄いことだよ」


「まあ賞金首になるような奴だし、何でそんな奴をって、人のことは言えんけど」

「君の目から見て、彼はどう」


「どうって、腕っぷしには自信ありそうというか、詳しくは知らんし」

「ブラックハンドの目から見ても、手強そうってことでいいのかい」

「まあ、うん、そう。結構やる方だとは思う」


 動きの鍛錬を何度か見たことがあるが、様になっていた。

 喧嘩慣れしているだけの素人のものではないと、確信できる程度には。

 直後に殺せるかどうかを考えてしまうのだから、染みついたものというのは恐ろしい。


 答えなどわかりきっている。

 昔ならできた。今はできない。


 最初から誰も殺せないほどの出来損ないに生まれた覚えは、そう思ったところで、

 彼女は思考を止めた。余計なことまで思い出しそうになったから。

 目を閉じ、自らの頭も軽く小突く。


「忘れろっての」

「なんだか気になるね」


 耳元で声が聞こえ、目を開けると同時にぎょっとさせられる。

 鼻息が掛かるような距離にニックの顔があり、思わず身を引いて、ベンチからも立った。


 少しだけ顔が熱くなるのを感じていた。

 驚いたせいかもしれないし、単純に気温のせいかもしれない。

 そう思うことにした。こんな奴意識することなどないと、そう念じながら。


「あのさ、踏み込んで欲しくないこともあんの」

「焦る必要はないさ。話したくなったら話すといい」


「なんで話す前提。どこからその自信はくんの」

「君と僕の仲じゃないか。まだそんな仲でもないか」


 大きな笑い声上げるや、彼も腰を上げ、その際、唐突に最初の方のやり取りのくだりに引っ掛かるものを感じ、気になって彼女は尋ねた。


「あのさ、なんて言ったらいいんだろ。なんかすっ飛ばして話てなかった。ストーカーしてた理由を話した時な」


 口にしてみると、そう思えてならない。何故興味が湧いたかの前提がない。


「だからストーカーって言うのはやめようよ。それに関しては、長くなりそうに思って、端的に述べただけかな」


 そこから昨晩の話を聞かされる。

 数人で宿泊先を見張っていたというのに、誰も君が外に出て行ったことに気が付かなかった。

 それで興味が湧いたと。


「生で見せて貰いたいと思ってね。ブラックハンドの御業をさ。影に潜るんだろ。地面も見ていたつもりだけど」


「影は壁にも伸びるだろ」 

「――確かに。これは盲点だったね」


 目を丸くし、得心いったとばかりの顔を見せたかと思うと日傘を浮かせて、

 掬い上げるようにして、彼に手を取られる。

 続けて口にする言葉など容易に想像ついて、彼女の顔には先に呆れが浮かぶ。


「じゃあ行こうか」

「知ってた。読めてたわ。強引な奴」

「リードが得意と言って貰いたいね。人けのない場所の方が良いよね」

「じゃあ、もうそこ」


 向かって奥、公園の側を横切る太い道から曲がっていく所を、アイスを持つ手で彼女は差す。

 食べながら向かい、入れば親子連れがいて、引き返すべきかで迷った。


 もう少し先でやるかと思い、横を通り過ぎて行こうと進み始めた、その時だ。

 親子に見られ、歩が止まる。肌が粟立つ、いや、総毛立つような思いをさせられた。


 一瞬ではあるが、確かに見たのだ。

 瞳の奥に映る昔の自分の姿を、冷酷な殺人者の姿をだ。

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