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第11話~俺は受かったけど、君たちは?~

 シェーベリー戦闘大学校に入学を決めた翌日、学校ではその話で持ちきりとなっていた。おそらく昨日結果を届けに来た職員はこのリール・ア・リーフ周辺の担当なのだろう。そのため一気にリール・ア・リーフ初等学校に通っており、シェーベリー戦闘大学校を受験した生徒の結果が一気に分かったようだ。

 当然俺のクラスでもその話題だった。俺は教室に入ると早速一緒に受けたセリオスたちが近づいてきた。


「ファンデン!やっと来たか!結果分かったか?」


 セリオスはいつも通り騒がしく話しかけてきた。この様子だとセリオスは受かっていそうに思えるが、落ちていても快活に言いそうとも思えるので、まあどっちか分からない。

 俺は受かったと答えると何故か5人の反応は薄かった。(まさか俺以外は全員落ちたのか?)彼らの反応を見てそう思ったが


「じゃあ全員受かったな。」

「これでみんな一緒の学校に通えるね。よかったよかった。」

「まあファンデンくんなら受かってるだろうとは思ってたけど。とりあえず安心したよ。」


 フリオとダニー曰く全員受かったようだ。反応が薄かったのはルーク曰く俺なら当然受かっているだろうとあまり驚きはなかったかららしい。まあよく考えてみれば5人は俺の学業の成績を知っているし、セリオスは俺の実技試験も見ていて、それを他の4人にも興奮しながら話していて実技試験のことも知っていたので当然といえば当然か。

 

「アメリアちゃんもシェーベリー学術大学校に受かったらしいよ!」


 アメリアは学者の家系ということもあってシェーベリーにある学術学校を受験していた。こちらも国内最高峰の学校だ。ヨーゼフはアメリアと同じ学校ではないものの、同じ地域の学校に通えるのが相当うれしいようだ。


「ああちなみにアリアとマリアもシェーベリー戦闘大学校に受かったらしいぞ。ヨーゼフ、うれしいのは分かるが2人も忘れるな。」

「え?そそそそんなんじゃないよ!」


 フリオがヨーゼフに補足してアリアとマリアがシェーベリー戦闘大学校に受かったことを教えてくれた。ついでにヨーゼフの事をイジるのを忘れていない。

 当のヨーゼフは怒っているのか照れているのかは分からないが、慌ててフリオの言葉を否定する。(そんなことあるだろうが……。)と俺は思った。おそらく他のみんなも同じことを思っているのだろう。ニヤニヤと生温かい目でヨーゼフを見ている。


 ともかく幸いな事に俺と親しい相手は志望していた進路に進める事になったようだ。

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