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ていじゅうけってい!

こんにちは!昨日に引き続き連続投稿でございます。そんな事よりも台風の被害はどうでしょうか。見る限り悲惨な状況だと思います…少しでも無事である事を祈っております(╹◡╹)


どーしたものか…


「嫌じゃ!帰らんぞ!」


これからが心配すぎる。


「泊まって良いと言ったろうが!やはり人間は嘘つきだ!」


いくら命があっても足りないかもしれない。


「わぁーん!我はここに住むのだ!そうだ!ここを我の新たな拠点としよう!」


それとこのアホ馬鹿にツッコミしてたら精神がもたねぇよ。


「うっせぇ!このアホ馬鹿王女!もー拠点でもなんでもいいからこれからの事を考えるんだ」


「これから?」


と言っても何のことやらの様だな。そりゃ仕方ないよな。まずはどこから話そうか…


「俺は高校ってもんに通って学問を学んでんだけど…あー、お前んとこでいう何だ?魔法を学ぶ所?そんな所だ。」


「ほぉ。人間で学問を学ぶとはいい身分だな」


てっきり向こうの世界もそんなくらいの施設はあると思ってたけど、やっぱり身分で学べる奴と学べない奴がいるのか?


「向こうでは学問を学ばないのか??」


「当たり前だ。世は戦争の真っ只中。学問を学んでる猶予などないわ。戦争も終われば学問を嗜むことが出来るだろうがの」


俺ら日本人は年が来れば学校にいけるけど…向こうも大変なんだな。


「まぁ?我が人間軍など蹴散らしてやるんだがな!?」


「…」


そういやー、コイツ魔人軍で人間軍と戦ってるんだっけ。コイツのせいじゃん。


「ま、まぁ話を戻して俺が高校に行っている間、お前はどうするんだ??」


「そーじゃのー。我は帰る(すべ)を考えていたい所だが、、、」


「その手段がないんだろ?」


「いや、あるにはあるんだがまだ試していないばかりに断定は出来ん。」


やっぱりこの世界に来たら魔法が使えない、なんておきまりの設定なんだな。でも口から吐いた炎みたいに出来ることはあるみたいだな。他にも使える魔法がないか試すのが良さそうだな。


「よし、決めたぞ!」


お、決まったか。あんまり気乗りはしないけどちょっとくらいは手伝ってやるか…


「我はこうこうと言う所に行くぞ!」


「おー!って。。。やっぱそうなるのね…」


こうなるとは想像してはいたがこれはちょっと危険すぎるか?とりあえず親に相談せざるを得ないよなぁ。


「分かった。ちょっと待ってろ?親に電話してくるから」


「でんわ?なんじゃ?それは」


「ん?あ、そーか。なんて言ったらいいんだか。まぁ遠くの人と会話するんだ」


「そんな魔法我も聞いた事ないぞ!?」


そら、人間が科学という武器をなしてできた魔法みたいなもんだからな。魔法だけに頼ってる異世界じゃ珍しい物になるだろうなぁ。


「そーかそーか。ちょっと待っておけよ?」


そういやー親に電話なんて自分からした事なんて無かったなー。


「。。。もしもし。俺だけど…」


「あら、これが噂のおれおれ詐欺かしら?ちょっとパパ??おれおれ詐欺にかかったわよー」


「なんだと?!そんなの適当なデリバリーと電話越しに会話させておけ」


おっと初登場なので俺が説明しておくぜ。この声の主が母と父である。もう既にお気づきかもしれないがとても馬鹿なのである。どうやって馬鹿同士結婚して俺を産むまでに至ったのか謎にも思えるほどだが、今は2人とも海外で働いているのだ。


「おい聞け馬鹿親!俺だ!大希だ!」


「パパー。大希ですって!大希から電話よ!?」


「ママ。それは新手の大希大希詐欺だ。適当なミリオネアのお助けテレフォンと繋いでおきなさい」


「上野大希だって言ってんだろ!お前らの間に生まれた今青春真っ盛りの大希だ!てか、適当なミリオネアってあのミリオネア以外ねぇだろうが!」


今思えばこの馬鹿親のせいでツッコミに特化しているのではないかとも思えるのだが。


「あら大希ちゃんじゃない?!なんで早くそー言ってくれないの?!」


言ってただろうが…


「何?!大希か?!あの大希から電話だと??!!ママ、今日は赤飯だ!」


大袈裟だろ!ってツッコミをいれたいところだけど否定もできないかもな…


「もーパパったら大袈裟よ。アホか。一回死んで来なさい。」


「…」


でた、いきなり辛辣マミー。よくこれでパピーは別れなかったな。


「で、大希ちゃんどうかしたの??」


やっと本題に入れるよ…でも異世界から女の子が転移されてきたなんて信じてもらえるのだろうか…


「信じられないような話だけど信じてくれる?」


「何言ってんの大希ちゃん!ママはいつだって大希ちゃんの事を信じるわ!」


「母さん…」


そーだよな。母さんなら信じてくれるよな


「話してごらんなさい?」


「あのな母さん。信じられないと思うけれど実は女の子が異世界から転移してきて家に泊める事になったんだけど。」


「えっ?まじかー。ちょっとないわー」


「えー?!さっきまで信じるとか言ってたよね!?」


「大希ちゃん?ちゃんと本の世界と現実の世界の区別をつけるのよ??ママ悲しいわ」


やっぱ信じてもらえないのかー。まぁ無理もないよなぁー。もし友達がそんな事言ってたら俺だって信じないもん。


「おーすごいぞ貴様!ここから声が聞こえるぞー!?」


「げっ、いつの間に居たんだ?!」


確かにさっきまではあそこで眠たそうに大きなあくびしてたはずじゃ?!


「いろいろ試したところまだ我の隠密魔法は使えるようなのじゃ」


「おい、いろいろ試したって事は!!、、、床が焦げてるー!?」


今そんな事に構ってる暇じゃないのに…


「これがでんわとやらか?!おーい、人間聞こえるかー??」


「おい馬鹿っ!」


「聞こえるわよー。この子が異世界から転移したって子ね。」


「おおぉー!喋ったぞ!?どーなっているのだ!?この中かこの中に人間がいるのか!?」


「おい馬鹿!携帯を壊れるだろうが!返せっ!、、、ゴメンな母さん」


「なるほどね。分かりました。その子と仲良くやりなさいよ?」


やっぱダメだよなぁ。世界をまたいだとは言っても年頃の男女2人を泊めるのは…


「え?今なんて…」


「だから、仲良くやりなさいって。」


「って事は?!」


「いいわよ。」


よっしゃぁぁぁぁあ!、、、ってこんなに喜んじゃって俺、子供かよ…まぁ、なんとかなってよかった。のか?まあいいや。


「あ、ありがとう。」


「どういたしまして。要件はこれだけかしら??」


「あーそれともう一つなんだけど高校に通いたいって言ってるんだけど…流石に、ダメだよな?」


ウチの高校は校則ゆるゆるとは言え流石に無理があるか


「高校ねぇー。その事なら問題はないわ。」


「え、どうにかなるもんなの?」


「そんなの大人の力で解決よ?ね、パパ?」


「…えっ?」


あ、これパピーぼーっとしてたやつだ。


「聞いてなかったの?パパ」


「えっといやあの、、、待ってママ!落ち着い…ギヤァァァァァァァァァァア!」


ピンポンパンポーン。えっと、あの。俺の家では母がカーストのトップでございまして、とても短期かつ過激ゆえ時折このような光景が見られます。ご了承くださいませ。


「ごめんね大希ちゃん。高校の事はどうにかしておくから心配しないでね。」


「ありがとう…」


「全然いいのよ大希ちゃん。ちゃんと困った事があったらママ達に相談するのよ?ね?パパ??」


「え、あっ!ぎゃぁぁぁぁあ!!」


失礼しました。(オコ)盛りが出てしまいました。


「じゃあ切るね。ありがとう。」


「あ、高校に話しつけるとき名前が必要だから、、、って言っても日本人じゃないものね〜。なら本当はいないけれどいとこの設定にするからそれなりの名前を考えてちょうだいね!また決まったら連絡してねっ!じゃあっ!逃げるんじゃねぇ!!!……プープープー」


あー第3ラウンドに入らなきゃいいけど…っと、言うわけだが。マジかー…話通っちゃったよー。もう今日は久々の親との絡みでツッコミ疲れたわ。

という事で次回名前決めちゃおう。おやすみ!

読んでくださりありがとうございます!

感想やブクマ登録をしていただけると大喜びでトイレットペーパーをキッチンペーパーに致します(╹◡╹)


次回の投稿も明日でございます。是非是非お立ち寄りくださいませ!!



P.S.

まだ若いのに昨日膀胱炎みたいな症状が見られました…尿切れが。。。

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