ろぐいん
「で、アズテン。そのお箸って言うのは、、、はむはむはむ、、、うんめぇぇぇえ!!、、、どうやって使うのだ?」
「教えないです!というかとても美味しそうに食べるんですね!」
「教えないって事は天、箸使わない?」
「ぐっ…」
稚那と然にからかわれてから拗ねている天。しかし拗ねているとも思わずに容赦なくマイペースな2人は精神的に殴り込んでくる。
「し、仕方ないです…」
「お!教えてくれるのだな!?」
「でも、稚那お箸ないですね」
「コンビニなら袋に入ってるんじゃな〜い?」
「確かにです、、、大希お箸入ってないです??」
コンビニ弁当を買った際、店員は弁当分割り箸もしくは物に合わせてスプーン、フォークを必ず入れるはずだ。
天は向きを変えスマホを頭の上に当て、俯き落ち込んでいる俺に尋ねてくる。
「お箸?そーいやー稚那に渡していなかったっけ…入ってるんじゃないか?ま、俺はゲームに入れなかったけどな…」
「は、はぁ」
天は落ち込んで拗ねている俺に微妙な反応をとる。
「ごめんなさいねアズテン。大希はゲームにログインできなくて萎えているのよ…」
「そーだったのですか。って言うかなんでらみもその呼び方を…」
しょぼくれて微動だにしない俺に代わってレジ袋を漁ってらみが対応してくれる。
「あったわよ?お箸」
「ありがとうです」
「いいな、箸は。いつでもどこのレジ袋にログインできてよぉ」
「なかなかにめんどくさいですね」
「いつもよ」
天は再び向きを変え稚那にビニールに入った木製の箸をそのまま手渡す。
「おー、これもお箸なのか。。。うぬっ、ぬぬぬっ!どうやって取り出すのだ?!」
稚那はビニールから箸を取り出すのに苦戦する。今となっては簡単に破る事のできるビニールでも小さい頃開けれなかったように初めてビニールを破ろうとする稚那には難しいのだろう。
「私がやってあげるです。ここをこうして…」
天は稚那から箸を渡してもらい教えるようにゆっくりとビニールを破る。
「なるほど〜。そのギザギザを利用するのだな?」
「そうです…それにしても本当に何も知らないですね」
「いやいや、我に知らない事はない!さ、さっきのはアズテンを試しただけだっ!な?アズネン?」
「う〜ん」
「つまりは私を馬鹿にしてるって事ですか!?」
天に勘付かれそうになる稚那だが、なんとか然に救われてその場をしのぐ。
「これで気付かない天ちゃんもそうだけど、稚那っちも意外とやり過ごすのね。ね?大希?」
「ん?あ、そうだな…まぁ俺みたいにやらかさなければいいけど」
「まだ引きずってるのね」
「そら、引きずるって。推しのためにいつも欠かさずログインしてたのに…」
「改めて思ったけどそんなに大変な事なの?毎日携帯を開いているのなら簡単な気がするけれど」
「うっ、、、いや、でも日めくりカレンダーを毎日めくるくらい難しいよ?」
「やっぱり簡単じゃない」
「いやいやいや、日めくりカレンダーなめてるでしょ。あれ意外にめくり忘れるからね?何気に3日4日とか放置しちゃうからね!?」
「さすが男って感じね…」
お知らせ
はじめに、いつも読んでくださりありがとうございます(╹◡╹)
2日に一回の更新をしておりましたが都合上この更新日から1週間程度休ませていただきます。
次の投稿は1月16日あたりになると思われます。ご注意ください。




