平凡な称号でした。
話が進まないです。
今回やっと主人公のステータスが出てきました。
まって、思うとこがありありなんだが。
異○ありまーす!ありありでーす!
なんて言えばいいのか?
すると風馬が
「黒魔導師、だと!?それって、黒魔術を使うやつだよな?」
王様は答える、
「そうだ。だが伝説の黒魔導師は悪用することなど一切無く、逆に皆の為に....」
王様が最後まで言う前に風馬が
「黒魔導師になりてぇぇ!!」
なんだ?隠キャの覚醒か?
しかし王様は風馬達がなれないことを
言ったみたいだ。
「そういえばさぁ、斗真のステータスまだ見てないんだけど。」
若葉が絶妙なタイミングで言ってきた。
いやだー、なんて言えないし、しかも
あいつ最近俺に対して冷たいんだよなー
しょうがない
「今見せる」
ーーーーー杉浦 斗真ーーーーー
Lv1
HP 100
MP 100
攻撃 50
防御 50
魔攻 20
魔防 30
LUCK 25
スキル
無し
魔法
無し
魔法適正
無し
称号
カス 、村人
ーーーーーーーーーーーーーーー
そう、この有り様である。
さっき思うところがあり過ぎるって言ったのは、神に黒魔導師になってもらいます。と言われたのに対する思いだ。
「「「カスっ!?」」」
ひどい!
「あなた達、完全にカスと決まったわけじゃないでしょ?」
青葉がフォローしてくれただと?!
「鍛えれば強くなるかもしれないじゃない?王様、いいでしょ?」
「そうか、ならばやってみるしかあるまい、一旦解散!
部屋は各自メイド達に教えてもらうように!」
ーーーー青葉sideーーーーーー
みんな一斉に「「「カス」」」はひどいわ。私の斗真に何てことを....
ああ違いました。私の、はおかしいですね。正直に言いましょう。
私は斗真君のことが
好きです。
まぁ恥ずかしくて本人には冷たく当たってしまいます.....
しかし、今日からは一緒の部屋です。
ふふふ、今夜が楽しみです。
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コンコン、
「どうぞ」
俺は多少びっくりしたが、今日から青葉と同じ部屋で過ごすらしい。
「失礼します」
「青葉は礼儀正しいな。」
驚いたのか、顔を赤く染めて
「ぁりがと」
とつぶやいた。
可愛い.....おっと惚れてしまうところだった。
「そろそろ寝るか。」
「うん」
うん?普通の時は「そうね」って言うのに....
俺は布団にもぐった。王城だからなのか大きいベッドが一つだけしかなかった。
ふいに青葉が抱きついてきた。
背中に柔らかい感覚が.....って考えてる場合か!?
「あのー、ちょっと離れ「やだ」てくれま.......は?」
しょうがないこのまま寝るか。
「おやすみ」
「ぅん、大好きだよ。」
「なんか言ったか?」
俺はその時あいつの気持ちに気付かなかった。
主人公のステータス最強じゃないって?
そんなことはないです、よ?