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ヨルカと夜の校舎

「わぁ、ひさしぶりに召喚されちゃったんだ、わたし」


 元気で可愛らしい声を発しつつ、女の子はキョロキョロと辺りを見回す。


 何を探しているのだろうか、と思った瞬間、やっと俺と目が合う。


「あっ、あなたがわたしのご主人様ですか!?」


 あぁ、俺を探してたのね。


「って、えぇえっ!? ってことは君がケット・シー!?」


 それは、あまりにも予想外な出来事だった。教科書の絵の通り、二足歩行の猫が登場するんだとばかり思っていたのに、外見はどう見ても人間で……


 まぁ、猫耳があって、尻尾もあって、猫っぽいけどさ。


「わ~い! ご主人様だぁ~!」


「おおっと!?」


 いきなりガバッと思いっきり抱きついてくる。


 驚き戸惑っていると、なんだか洋菓子のような甘い香りがして、女の子の柔らかさと温もりが伝わってきて……思わず、ぎゅっと、抱きしめ返してしまった。


「んふ~……ご主人様ぁ~♪」


「……♪」


「カズト、顔、すごーくにやけてるわよ?」


「……はっ!?」


 ルゥの言葉で我に返った俺は、抱きしめていた手を放し、最初の疑問を投げかける。


「えっと、君がケット・シー……なんだよね?」


「はい! わたし、落ちこぼれで有名ですけど、精一杯頑張ります!」


「お、落ちこぼれなのか……」


 それは、聞きたくない情報だったな。


「その、わたしドジで……そのせいで、今までずーっとご主人様が出来ませんでした」


「……そ、そっか……」


「ねぇ、ハズレ引いたんじゃない?」


 今一瞬、俺もそう思いかけてたけど、必死で振り払ったんだから言葉にしないでくれ!


 ……あぁ、ちなみにルゥの姿は見えていないようで、声も聞こえていないみたいだ。


「あれ? ……あっ、も、もしかして、ご主人様も……」


 俺の表情を見てか、ケット・シーは悲しい顔をしながら離れ、こちらを見つめる。


「いや、その……」


「……また、契約してもらえないんですね」


 つい今しがたまであった元気はなくなり、ぐったり項垂れていた。


「……名前は?」


「え……?」


「名前、教えてくれないと、どう呼んでいいのかわからないんだけど?」


「な、名前は、ヨルカです……ヨルカ・デル・ブランシェ」


「そっか、ヨルカか……可愛い名前だな」


「……え?」


「それじゃあヨルカ、これからよろしくなっ」


 言葉と一緒に、くしゃくしゃっと頭を撫でてやる。


 すると、しばらくポカンとした表情でこちらを見ていたヨルカだったが、すぐにまた笑顔になって飛びついてきた。


「はいっ! よろしくお願いしますっ、ご主人様っ!」


「あーぁ、わたし、知らないからねー」


 ルゥはそんなことを呟いていたけど、気にしない。


 そう……俺は先ほどのヨルカの姿を見て、昔の自分を思い出していた。


 友達が出来ないと落ち込んでいた自分の姿を……そして、そんな俺と常に一緒に居てくれて、いつも元気をくれていた、ルゥのことを。


 そんな存在に俺がなれるだなんて思わないけど、一緒に成長は出来ると思った。新米同士一緒に……って、あれ? ひょっとして、それが『召喚士』なのかも。


「それで、契約はどうやるんだ?」


「あ、そうでした。はい、コレに署名をお願いします!」


 ポン、とヨルカの手にリボンのかかったスクロールが現れる。そしてそれを手渡され、リボンを取り、開いてみると、契約に関することのうんぬんが書かれていた。


 どうやら、特に契約条件があったり、試練があったりするわけではなさそうだ。


「なるほど、この最後のところに俺の名前を書けば契約完了なんだな?」


「はい。それと、契約形態にマルをお願いします」


「あぁ、召喚型か使い魔型かってヤツね……」


 つい、ヨルカをちらりと見てしまう。猫の姿をしているなら常に連れて歩く『使い魔』がいいかと思ってたんだけど、この姿なら必要に応じて呼び出す『召喚型』かなぁ。


「あ、一応ですけど、わたし、猫の姿にもなれますから」


 そう言うと、ポンと煙に包まれ、その中から猫の姿へと変身したヨルカが出てくる。


 いや、元に戻った、が正しいのだろうか?


 そう、これだよこれ、と言わんばかりの教科書にも絵が載ってる姿だった。


「えっと、どっちの姿が本物なんだ?」


「猫の姿で生まれたんですけど、人型の方が便利でずーっとそっちの格好をしてたら、いつの間にか猫の姿を保つのが難しくなっちゃいまして……えへへ」


「そ、そう」


「しばらくすると、勝手に人型に戻っちゃうんです」


「……そう」


「猫の姿になれと言われましたら頑張りますんで、じゃんじゃんお申し付け下さい!」


 ぽん、と胸を叩いている姿は、とても可愛らしかった。ぜひ連れて歩きたい。が、やっぱり召喚型だな。常にこの猫の姿ならいいけど、普段は人の姿だっていうし、それじゃ絶対に白い目で見られる。ロリコンで猫耳好きとか噂されるのは目に見えているな、うん。


「それじゃあ――、」


「これから毎日一生懸命頑張りますっ! 目指せ、最強の使い魔~っ!」


「……へ?」


 おー、と手を上げている仕草はむちゃくちゃ可愛いが、言葉に首をかしげてしまう。


「えっ? ……あ、やっぱり最強の使い魔は高望みしすぎですかね、えへへ」

「い、いや、そうじゃなくて……使い魔?」


「はい! ……あ、あれ? も、もしかして、召喚型に、なるんですか?」


 ポンと人の姿に戻ったヨルカは、声色と同じく、とても悲しそうな顔をしていた。


「え、えっと……」


「ケ、ケット・シーなのに、召喚型……そ、そんなにわたし、可愛くないですか?」


 な、涙目は反則だ……胸にっ、心臓にっ、激痛がっ!?


「みんな、お世辞で可愛いって言ってくれてたんですね……」


「いいやっ!? そんなことない、すっげー可愛いって!」


「じゃ、じゃあ、なんで……」


「いやいや、勘違い勘違い! 使い魔にするに決まってるだろ?」


「本当ですか!?」


 あーぁ、やっちまった……やっちまったよ、俺。


「なんだ、勘違いですか、よかったぁ」


「……」


 これで明日から、猫耳大好きのロリコン野郎と呼ばれること必死だな。


 ハードだなぁ、俺の人生って。


「やーい、この変態ロリコン猫耳スキー」


「事情を知ってるヤツがそういうこと言うのやめてくれない? 俺、泣いちゃうよ?」


「それでは、ここに丸をして、名前をお願いします」


「う、うん……魔力で、名前を書けばいいんだよね?」


「はい! 改めましてご主人様っ、どうぞ末長く、よろしくお願いしますっ!」


 最高の笑顔でそう言うヨルカを見て、まぁいいか、なんて思ってしまう。


 こうして俺の、生まれて初めての使い魔が、決定したのだった。


「わわっ!? ご、ご主人様、なんだか大きな虫がいます!?」


「誰が大きな虫よ! 妖精よ、よ・う・せ・い!」


 ……一応言っておくけど、俺はロリコンでも猫耳スキーでもないからなっ!




◆◆◆




「うわー! さすがルゥ先輩! すごいです!」


「ふっふーん! まぁね! わたしくらいになるとコレくらい朝飯前よ!」


 わたしは知らないからね、とか言っていたルゥが、さっそく先輩面していた。


「お、おい……二人とも、少し静かにしろって」


「いや、わたしの声はあんたらにしか聞こえないし」


「つ、つまりわたしが怒られてるんですね、す、すみません……ぐすっ、静かにしますからぁ、契約解除だけは、勘弁して下さいぃ、ご主人様ぁぁ」


「しない、しないから、だから声を小さくしてくれ、な?」


 ヨルカとの使い魔契約が終わった後、三人で夕飯を食べ、今は学園の校舎に忍び込んでいるところだった。校舎は午後八時を過ぎると完全に閉鎖され、中には教師や雇われ魔法戦士であっても簡単には入れないセキュリティになっているらしい。


 まぁ、ルゥ様の前では、そんなモノあってないような感じなんだとか。


「それにしても、校舎全体だけじゃなくて廊下の細部にまで結界魔法や罠を仕掛けてるだなんて、普通じゃ考えられない何かがあるんじゃないかって思えるわね」


「そこまでして守りたいモノとか隠したいモノがあるなら、魔法や罠頼りじゃなくて、人の手を使えばいいのにな?」


「人より信頼があるんじゃないの? 学園長の魔法は」


「世界でも有名な魔法戦士らしいもんな」


 だからこそ、日本唯一の魔法戦士育成学園の学園長を任命されてるわけだしな。


「ま、重要なところは人が守ってると思うけどねー」


「あ、ご主人様、ちゃんと真後ろにいて下さいね?」


 ちなみに、先頭を行くのはルゥで、二番目にヨルカ、そして俺という順番で歩いている。


ヨルカの目はライトのように光っているが、それはヨルカの真後ろに居ないと見えない特殊な光らしく、ライトの代わりを……と思ってケット・シーを召喚したわけで、結果的にも呼び出したこと自体は、成功だったと言えるだろう。


「ヨルカストップ、ちょっと待ってなさい」


 ストップをかけられ、時間が止まったかのように歩いている途中のポーズで固まり、ヨルカは小さく頷く。


 先ほどから見ての通り、使い魔契約をした後、ヨルカはルゥが見えるし、会話も出来るようになっていた。契約をしたということは『俺の魔力が』ヨルカに流れているということで、多分、それが影響してルゥが見えるようになったみたいだ。


 過去、ルゥとやった色々な実験で、俺の魔力を目に当てれば、俺以外の人間でもルゥが

見えるというのは実証済みなので、間違いないだろう。


「よしと、このトラップも無効化完了。ふぅ、これで一応、大きめの結界魔法は終わりみたいだし、堂々と歩いても問題ないわよ」


「監視カメラみたいなモノ、あるかもしれないだろ?」


「よっぽど結界や罠に自信があるんじゃない? 一つも見当たらないけど」


「いや、可能性があるから用心はした方がいいんじゃないかって話だよ」


「一応、軽い視認妨害魔法はかけてるから安心して」


「もし何か見つけたらすぐどうにかしてくれよ? ルゥだけが頼りなんだからな」


「まっかせなさい」


「……わたしは、頼りにならないんですね」


 言葉を曲解したらしく、ヨルカは廊下の隅で蹲り、床にのの字を書いていた。


「ち、違うから! ヨルカ、そのマイナス思考はよくないぞ? 直していこうな」


「な、直せなかったら、ぐすっ……契約解除なんですね」


「だからなんでそうマイナス思考なんだよ!? もっとプラス思考でいこう、な?」


「ぷ、ぷらす思考……ですか?」


「そうだ。俺がそう簡単に契約解除なんてするわけないだろ、ヨルカのこと好きだしさ」


「本当ですか!? わたしのこと大好きですか!?」


「しーっ! 声が大きいからっ」


「す、すみません……でも、そうですか……えへへぇ」


 トテトテとにやけ顔で近づいてきて、ぴょんと飛びついてくる。


 どうやらヨルカは、嬉しい時には抱きつくのが癖のようだ。


「ご主人様、わたし、これからはぷらす思考で頑張りますねっ」


「おう、頑張れ。目指せ、最強の使い魔、だろ?」


「はいっ」


 嬉しそうに首へぶら下がり、頬を摺り寄せてくる。


 俺は仕方がないなと髪を撫でながら、とても軽い身体を支え、暗闇の中を歩き始めた。


「このロリコン……」


「いちいちうるさいな、お前は」


「あ、すみません、わたし、ライトの代わりでした」


 ぴょんと飛び降り、また目を光らせて、行く先を照らし出してくれる。今日……というか、ほんの数時間前にも見たはずの廊下なのに、夜というだけでかなり不気味に見えた。


「……」


 ルゥやヨルカが居るからあまり表情には出してないけど、実は結構怖かったりする。


 お化けとか信じてるわけじゃないけど、竜やら妖精やらが居るとわかった今、幽霊が居ても不思議ではないとは思っている自分もいて……いやいや、ははは、まさかそんな――、


「こんばんは」


「うわぁっ!?」


 それは、いきなり現れた。


「な、ななな、なんですかご主人様ぁ!?」


 闇の中からぬっと姿を現したのは、よく見れば、知った顔だ。


「ご、ごめんカズト……気づかなかったわ」


 ルゥの謝罪が、イマイチ耳に入っていなかった。


 その人物が何故ここに居るのか、その驚きで頭がまったく回らない。


 何故……どうして、泡波深湖が、ここに?


「……こんばんは」


「…………こ、こんばんは」


 改めて挨拶をされたので、素直に挨拶を返す。が、それ以上泡波は何も言わず、ただ俺を見つめている。どうしようかと考えた末、とりあえず疑問を投げかけることにした。


「こんな時間に、何してるんだ?」


「……そっちこそ」


「お、俺は……忘れ物を取りにきたんだ」


「なら、わたしもそれで」


 わたし『も』ってどういう意味だよ。……まぁ、そういう意味か。


 つまり、詮索されたくないならお前もするな、ってことだな?


「それじゃあね、式原カズト君……」


「お、おう……おやすみ」


 すたすたと横を通り過ぎる中、一度止まり、俺の足にしがみ付いているヨルカをジッと見て、また何事も無かったように歩き出し、闇の中へと消えていった。


「……な、なんだったんだ?」


「そんなことよりあの子、このわたしが視認妨害魔法かけてたのに、あんたが見えてたみたいね……」


「しかも、ルゥでも気づけなかったって……」


「どう見ても、忘れ物を取りに来たって感じじゃなかったわね」


 つまり、彼女も俺たち同様なんらかの理由でこの校舎に忍び込んでいたということで、しかもルゥの視認妨害魔法を打ち破る力を持っている上で、自分にも高度な視認妨害魔法等を使えるという可能性が大で……泡波深湖、ただものじゃないな。


「でもま、とりあえず今は置いておいて、進みましょ」


 ルゥの言葉に頷くと、ふよふよと先頭を飛び進む。その後、ヨルカも歩き出し、俺も真後ろを付いていくように歩き出す。


「……」


 一度振り返り、背後を見てみたが……もちろん泡波の姿はなかった。




◆◆◆




「最後でやっと当たりみたいね……」


 ルゥがパチンと指を鳴らすと同時に、目の前にあった壁が消えてなくなる。


「ここ、壁じゃなかったんだな……」


 魔法により作られた壁の向こうには、まだしばらく廊下が続いていた。


 が、それもほんの十数メートルで終わり、曲がり角になっている。


「二人ともそこで待ってなさい、見てくるから」


 きょろきょろと辺りを気にしつつ、ルゥが一人、先行していく。


 ついに、ここが『俺たちが探していた場所』みたいだった。


 校舎に潜入してまずは最上階まで移動し、順に一階まで調べながら下りていたのだが、何一つおかしな場所を見つけられず、がっかりムードが漂っていた中の最後の最後での当たりらしい。この結果を良しと見るべきか否か、微妙なところだ。


「なるほど、アレか」


 曲がり角の先を目視しただろうルゥが、そう呟く。


 そして『おいで』とのサインをくれたので、俺たちもすぐにそこへと向かう。


「……ご主人様、ドアがあります」


「だな。ごく普通のドアっぽいけど、ルゥにはどう見える?」


「ものすごく面倒くさいわ」


 それは校舎のどこにでもあったようなドアに見えるのだが、予想通りと言うべきかルゥには違うモノが見えているらしい。


「面倒くさい、とは?」


「八、九、十、十一……十二も丁寧に重ねられた、複雑な結界があるわ」


「うぇ、マジか」


「今から解けないこともないけど……もう疲れたから、明日にしない?」


 言われて時計を見てみると、もう二十三時を過ぎていた。


「そうだな、あからさまに怪しい場所は見つけたわけだし、今晩は撤収するか」


 校舎中は捜索したわけだし、怪しい場所も見つけたし、初日の成果としては万々歳といえるだろう。まぁ、あまりにも都合のいい展開に、違和感みたいなものがあるけども。


「ん……?」


「どうした、ルゥ?」


「今、そこに誰かいたような……」


 振り返ってみるが……もちろん、誰も居ない。


 ……もしかして?


「きっと、気のせいね」


「そっか。ならさっさと帰って、風呂に入ろうぜ」


「そうね、そうしましょ」


「わーい! わたし、お風呂大好きです♪」


「へー、そーなんだ」


 入学式があって、特別クラスになって、竜と出会い、友達が出来て、使い魔も出来て、ルゥの身体があるかもしれない場所まで見つけられて……本当に色々あった一日だった。


「ご主人様、身体の洗いっこしましょうねっ」


「……え?」


 だがまだその『色々』は終わってくれないらしく……




「きゃっ……んふふ、ご主人様、くすぐったいです」


「この変態ロリコン! 何こそこそ隠れて女の子の胸を洗ってるのよっ!!」


「うわっ!? 石鹸投げるなよ!? ってか疲れて寝てたんじゃなかったのか!?」


「ヨルカもカズトに気を許しすぎ! 女の子なんだから男とはお風呂に入らない!」


「え……? でもルゥ先輩も今、一緒に入ってますよ?」


「よーし、ひさしぶりにルゥの身体も洗ってやるか♪」


「きゃっ、ちょっ、誤魔化そうとしてるでしょっ、あっ、もう! カズトっ、あとで覚えてなさいよおおおおおおおおおおお!!」


 生涯忘れることのないだろう『始まりの日』は、まだまだ続くみたいだった。


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