番外編 天使の階級について
※本作は原典の内容を尊重しつつも、一部に創作的な会話・描写が含まれます。
「ねえ、天使ってさ、階級があるって知ってる?」
「え、階級?そんなのあるの?」
「あるんだよ。大きく分けると3つ、細かく分けると9つの階級に分かれてるんだ」
「へえ…そんなに細かいんだ」
「でね、その中でも一番上。第一級って呼ばれる、神に最も近い天使がいるんだけど——本来は4人いたんだ」
「4人?」
「うん。もともとルシファーって天使が第一級にいたんだけど、堕天しちゃったからね」
「まあ悪魔の話はいずれやるだろうし、ここでは3人でいいんじゃない?」
「それもそうか。じゃあ第一級の天使、改めていくよ」
「おう」
「第一級に属するのはこの3つ。
熾天使セラフィム、智天使ケルビム、座天使スローンズ」
「名前からしてもう強そうだね」
「実際めちゃくちゃ上位だからね。なろう系にもよく出てくるし、聞いたことある人も多いんじゃないかな」
「それぞれどんな役割なの?」
「ざっくり言うと、神の栄光や意思を直接受け取って、永遠に賛美し続ける存在」
「ごめん意味わからん」
「俺も正直完全には分かってないから、細かいのは一旦置いとこう」
「逃げたな?」
「まず一番有名な熾天使セラフィムから!」
「無視した!」
「セラフィムはね、“神の愛と純粋”を象徴する存在。
しかも翼を6枚持っていて、天使の中でも最も神に近い存在なんだ」
「6枚!?多くない?」
「2枚で顔を覆って、2枚で足を覆って、残りの2枚で飛ぶって言われてる」
「いや6枚全部で飛べよって思うんだけど」
「作者もそう思ってるらしい」
「やっぱりか」
「次が智天使ケルビム」
「あ、エデンの園にいたやつ?」
「そうそう、それ。
ケルビムは“神の知恵と啓示”を象徴してて、真理や聖なるものの守護者なんだ」
「なるほどねえ」
「ちなみによく言われる『知恵の実守ってたのに食べられてるじゃん』問題なんだけど——」
「おお、それ気になってた」
「実はケルビムが登場するの、その後なんだよね」
「つまり…」
「知恵の実の管理は、あの時点では人間に委ねられてたってこと」
「なるほど、職務怠慢じゃなかったんだ」
「そして最後が座天使スローンズ」
「名前がもう役職っぽい」
「その通り。スローンズは“天界の秩序や法”を支える存在で、
神の意思を受け止める“座”そのものの役割を持ってる」
「つまり神の裁きとかルールを安定させるポジション?」
「そうそう。いわば“神の正義と秩序の土台”だね」
「まとめると——」
「うん」
「第一級の天使はこの3つ」
・セラフィム=神の愛と純粋
・ケルビム=神の知恵と啓示
・スローンズ=神の秩序と法
「結構バランスいいんだね…」
「でしょ?愛・知恵・秩序。
神の根幹そのものを支えてる存在なんだよ」
「なるほど…第一級って呼ばれるだけあるわ」
「次のエピソードでは、第二級の天使を解説するよ!」
ガチ目に天使をディスってしまったのですが、まあ神様はそこまで短期じゃないだろうという希望を抱きながら投稿します。




