逞しい令嬢は父と海外に飛ばされた
――――――――――マリナ・リンドグレーン伯爵令嬢視点。
ユリセール王国は海外進出が盛んな国でさ。
うちの父ちゃんも植民地経営を統括する拓務省のお偉いさんだったんだ。
けど大臣に嫌われたとかで海外植民地ザバギエに飛ばされてんの。
ウケる。
もっともザバギエは、ユリセールの海外植民地の中でも一番期待されているところらしいね。
肥沃で面積も広いし、人口も多い。
そして現地人との関係が比較的いいんだよ。
ザバギエ総督の父ちゃんもメッチャやる気。
父ちゃんがやる気なのは、単身赴任じゃなくてあたしがついてったこともあると思う。
母ちゃんと弟は本国の王都にいまーす。
いや、リンドグレーン伯爵家としての社交とかの問題があるから、母ちゃんと家を継ぐ弟が王都に住むのはまあ当然。
あたしはどうする、って話になった時にさ。
「マリナは連れていく!」
ハハッ、あたしは可愛いので父ちゃんに愛されているのだ。
あたしもザバギエに行きたかったし。
何故ならザバギエには魔物がいるという話だったから。
「どらごんどらごん!」
「えっ? さすがにドラゴンはいないのではないかな」
「そーか。じゃあふつうのまものでがまんする」
「……マリナ。魔物は強くて怖いものだ。魔物に勝てるようになるまで一人で出歩いてはいけないよ」
「わかる。まものにかつにはどうしたらいいかな?」
「剣術と魔法を覚えるべきだな」
「かっこいい!」
父ちゃんは魔物を倒せるほどの技なんて女の子が習得できるわけがないと思ってたみたい。
甘いわ。
あたしは天才だったわ。
そう魔法の先生が言ってた。
「総督。マリナ様は持ち魔力量が元々多く、また理解が大変に早いです。既に簡単な回復魔法を習得いたしました」
「ええっ? そんなバカな!」
「マリナ様は天才でございますぞ。魔法の感覚を掴むセンスに長けていること、異常なほどです。この際才能を伸ばした方がようございます」
「う、うむ」
ザバギエには魔物狩りのハンターギルドがあるんだよ。
見習いとして入れてもらったら、皆が可愛がってくれた。
だって父ちゃんが総督権限でハンターギルドを贔屓したもん。
結果としてハンターのレベルが上がったために、ガンガン魔物を狩れるようになってさ。
住民が魔物に脅えることはなくなったね。
一方で魔物由来の素材は本国で結構なお値段で売れるんだ。
魔物は魔素が湧くなら出現するから、狩り尽くすことがないの。
ザバギエの開発で一番の問題とされた魔物が逆に収入源になって、父ちゃんの植民地経営手腕が賞賛された。
大体あたしのおかげ。
あたしもたくさん魔法が使えるようになったよ。
とゆーかあたしほど実際に魔法を使いこなしている子はいないんじゃないかって言われてる。
特に身体強化魔法は得意なので、体術勝負になっても無敵だしな?
あたしは父ちゃんの権限で悪人を叩きのめしていいことになってるの。
またあたしの許可がある場合は仲間のハンターも正義の味方として働けるからさ。
ザバギエの治安はかなりいいのだ。
といってもザバギエほどの植民地となると人の出入りも多いんで、犯罪もなくなりはしないんだけど。
まああたしはザバギエで楽しい生活を送っていたわけだよ。
◇
――――――――――ユリセール王国第一王子ダグラス視点。
僕も将来はユリセールのよき王たることを期待されています。
だからまだ王立アカデミー入学前だけど、植民地の視察を行うことになりました。
……視察って要は旅行ですけれどね。
アカデミーに入学してしまうと、海外に行く時間なんてないでしょうから。
来たのはザバギエという植民地。
経営がうまくいっていて、将来性も大きいと言われています。
視察には一番適当なのではないかということで。
初めての船旅は結構楽しめました。
釣りも面白かったし。
ザバギエに到着すると、植民地総督のフレディ・リンドグレーン伯爵が出迎えてくれました。
「ザバギエへようこそ。ダグラス殿下」
「総督、お世話になります」
表情がにこやかです。
供の数が多くないところを見ると、治安のいい植民地なのでしょうね。
事前の情報通りです。
かなりの歓待を受けました。
豊かな植民地なのですねえ。
せっかく来たのだから、少しでも身になることがあるといいな。
総督に質問してみました。
「植民地の経営は、一般に現地人との摩擦が大変と聞きますが」
「現地人に恩恵を分け与えることが必要ですな。生活を向上させればそうそう文句は出ないものです」
「真理ですね」
「特にザバギエには王国人と現地人双方の敵である魔物がおりますからな。協力できるのですよ」
そうだ、魔物が多い地だと聞いています。
しかしその魔物を狩ることによって金を生んでいるとも。
命を懸けているのですか。
「魔物って怖いですね」
「ザバギエが我がユリセールの植民地になる前は、魔物は脅威だったようですな」
「今は違うのですか?」
「魔物の脅威は激減しています。詳しいことは私ではわかりかねますが。ハンターギルドだと面白い話が聞けると思いますぞ。明日にでもギルドマスターを呼びましょうか?」
「いえ、僕の方からハンターギルドを訪れてみましょう」
「ああ、それはいい。ハンターギルドは王国人と現地人の融和が最も進んでいるところです。様子を御覧なさったら、殿下には必ず得るものがあると思います」
そうなのか。
興味がありますねえ。
明日が楽しみです。
◇
――――――――――翌日。ダグラス視点。
「おうおうぼくちゃん。肩が痛えんだけどなあ」
まずいです。
従者二人を連れてハンターギルドへ行こうとしたところ、無法者っぽい男達五人に絡まれてしまいました。
肩がぶつかった、痛いと。
目立たない地味な格好をしてきたのが裏目に出ましたか。
僕の従者達は一流の剣士です。
こんなチンピラどもは敵ではないのですが、叩きのめすと植民地経営に問題が出てしまうかも。
同じ理由で僕が王子だと名乗ることもできません。
本国の王子が権威で黙らせたとなると、現地人の不満がくすぶることも考えられます。
宥めて収めたいですが……困りましたね。
「どう落とし前つけてくれるんだよ!」
「ごめんなさい」
「どしたん?」
「えっ?」
くりっとした目の可愛らしい女の子が割り込んできました。
僕と同い年くらいでしょうか?
「何があったのかな?」
「このぼくちゃんがオレにぶつかってきたんだよお!」
「肩が当たってしまったらしくて。申し訳ないです」
「痛えんだよお。骨が折れちまったかもしれねえなあ」
「大丈夫だよ、何ともないから」
「ああ? 嬢ちゃんもいい加減なこと言うなよお!」
「揉めてる双方があたしのこと知らんとゆーのは、近頃珍しいケースだな」
言い分からするとザバギエで有名な少女なのかな?
「僕はユリセール本国から観光で来たんです」
「うんうん、いいとこの令息だよね。で、そっちの五人組はどこから来たん?」
「ヴォルハムからさっき着いたばかりだ。ザバギエで一旗揚げようと思ってなあ」
北方の植民地ヴォルハムですか。
貧しいと聞いたことがあります。
豊かなザバギエには他の植民地からも人が流入するんですね。
となると治安の維持ってかなり難しくなるんじゃないかな?
「んなこたあどうでもいいんだよ! 肩の落とし前をどうつけてくれるんだよお!」
「何ともないってば」
「ああ? どうして何ともないってわかるんだよお!」
「体内を流れる魔力を見れば。まーいーや。回復魔法かけたるわ。ヒール!」
あっ、この子魔法使えるのか。
すごい!
「効かねえなあ」
「おいこら。あたしのヒールが効かないわけないだろーが。ぶっとばすぞ?」
「ハハッ、話が早くなったじゃねえか」
「どーせあんたらは金寄越せって言いたいんでしょ?」
「わかってるじゃねえか」
「あんたらが勝ったら言うだけ払おうじゃん。あたしが勝ったらあたしの言うことを聞きなさい。いいかな?」
「構わねえが、そっち四人の内ぼくちゃん嬢ちゃんが混ざってるじゃねえか」
「バカにすんな。あたし一人で相手したるわ」
えっ?
女の子一人で五人を相手にって?
無茶な!
「従者さん達はぼくちゃんに被害が及ばないように守っててね」
「あ、ああ」
「さーて、用意はいいかな? もう謝ったって遅いぞ?」
「うるせえんだよお!」
あっ、いきなり殴りかかった!
卑怯と思ったら、女の子がその男を投げ飛ばし、別の男にぶつけた!
「「ぐえっ!」」
「あと三人!」
目にも留まらぬすごい動き!
再び一人を投げ飛ばし別の男にどーん!
うろたえる最後の男を……。
「スープレーックス! あいうぃーん!」
「お、お見事」
「ありがとう。リカバー!」
範囲魔法化した回復魔法で、叩きのめしたばかりの男達を癒しています。
リカバーって僕も本を読んで知っているだけのかなりの高等魔法ですよ?
この子何者なんでしょう?
「よう、マリナちゃん」
あちこちの物陰から何人もの屈強な男達が現れました。
僕達に絡んできた五人組が脅えています。
「もーサボってたでしょ。可愛い女の子が襲われてるんだから、とっとと助けに来てよ」
「ハハッ、こんなやつらが何人いたってマリナちゃんに勝てるわけねえだろ。ようく教育しとくからよ」
「お願いしまーす」
「おう、おめえら。ザバギエにはザバギエの仁義があるんだよ。親切に教えてやるからそこの酒場まで面貸せ」
「「「「「は、はい……」」」」」
「朝から酒場かー。まーいーや。この人達ヴォルハムからさっき着いたばかりなんだって」
「おう、そうか」
「ザバギエで一旗揚げようと思ってたって言ってた」
「どう見ても魔物退治で食ってこうという、凶悪な面だな?」
「うん。仁義だけじゃなくて魔物についても教えてあげてよ」
「了解だぜ」
「あんたらも魔物舐めてるとマジで死ぬから、よく言うこと聞くんだよ?」
「「「「「は、はい……」」」」」
「じゃねー」
一件落着ですね。
「助かりました。ありがとうございます」
「いいっていいって。ザバギエも観光に力を入れてかなきゃならんと思ってたんだ。無法者はザバギエの責任で排除しないとね」
随分しっかりした考え方だなあ。
意識が高いです。
「ところでぼくちゃん達はどこへ行くつもりだったかな? あたし今日特に予定入れてないから、案内してあげるよ」
「ではお願いしましょう。ハンターギルドへ行きたいのですよ」
「ハンターギルド? あれ、何か依頼があるのかな?」
「いえ、ハンターギルドは王国人と現地人の融和が最も進んでいるところと聞いたものですから」
「なるほど。お偉いさんみたいな視点だね」
ドキッとしました。
僕が本国の王子だとバレてしまうでしょうか?
「あたしはハンターギルド行くって言うと、お肉っていう発想しか出てきちゃうわ」
「お肉……ですか? ハンターは身体が資本ですからお肉をたくさん食べるという意味ですか?」
「それもそうなんだけどさ。ハンターギルドの食堂のお肉は、ザバギエで一番おいしいから」
「えっ? 何故でしょう?」
「ハンターは魔物を狩るじゃん? 魔物肉の一番おいしい部位は、ハンターギルドがキープするの」
「魔物肉?」
魔物を食べるってことですか?
「あっ、ぼくちゃんは知らなかったか。ザバギエでお肉って言うと、大体魔物肉のことなんだ」
「とすると昨晩振る舞われた料理も……」
「一般に流通しているお肉は、ニワトリ以外なら魔物だね」
知りませんでした。
魔物肉と言われると構えてしまいますけれど、とてもおいしいお肉でした。
「あたしもハンターなんだ」
「意外……ではないですね」
だってあんなガラの悪そうな男達を瞬時に制圧してましたし、明らかにハンターだなと思える方達に認められていましたし。
「よーし、ギルド行こうか」
◇
――――――――――数日後。マリナ視点。
「マジか」
「うむ、第一王子ダグラス殿下だ」
ここ数日案内してた令息は王子様だってよ。
もっともお付きができる人達だったから、身分の高い人なんだろうなと思ってはいた。
失礼があったかもしれんけど、あたしは可愛いから許されるだろ。
「父ちゃんそーゆーことは言っといてよ」
「必要ならマリナは自分で聞くと思ったからな。聞く必要はないと思ったのだろう?」
「いや、初めて会った時、殿下いきなりチンピラに絡まれてたんだよ。お付きもかなりの人達だったし、自分から名乗ろうともしなかったし。敵がいる令息なのかと考えちゃったな。名前知ったって人間関係はわからんから、あたしとしては対策しようがないじゃん? 逆に名前が皆に知られることは余計なリスクかと思って、あえて聞かなかっただけ」
王族だったら広めといた方がよかったわ。
だってあんな感じのいい王子なら、現地人の印象がよくなるもん。
失敗した。
「ハハッ、マリナは賢いな」
「賢さが裏目に出ちゃったわ」
「殿下は喜んでおられたぞ? 二度とできない体験ができたと」
「殿下だって知ってたら、三度も魔物狩りに連れてかなかったんだってば」
あたしにだって常識はあるんだってば。
でも可愛い令息だったから、魔物狩り行きたいって言われて連れてっちゃったわ。
可愛いには勝てないわ。
お付きの人達が疲れてたね。
ごめんなさい。
「まあマリナも毎日楽しんでいるなと思ったから、私の方からは何も言わなかったということはある」
「もー父ちゃんは趣味が悪いんだから」
「ハハッ、ダグラス殿下は来年王立アカデミーに入学なのだ」
「そーみたいだね」
入学しちゃうとなかなか遠出もできないからって話だった。
楽しい思い出ができてよかったね。
「つまりマリナと同い年だろう?」
「うん」
「私も六年間のザバギエ総督の任期が切れる。おそらくは王都勤めになるな」
「総督が現地と癒着すると不正の温床になるから、六年で配置換えとゆー理屈はわかるよ? でもどっか他の植民地に飛ばされるかもしれんじゃん」
「私の植民地経営手腕が評価されているのだ。それをマニュアル化せよということになるから」
つっても魔物狩りを軸に据えてるザバギエの経営は、他の植民地の参考にならんのじゃないの?
いや、現地人との距離が近いというのはとってもいいことかな?
「またマリナがアカデミー入学の年齢ということも考慮されるはずだ」
どーも父ちゃんは六年で本国に帰りたいから、あたしをザバギエに連れてきたっていう考えがあったみたいだな。
父ちゃんは意外と悪いやつ。
「殿下はあたしのこと知らんかったみたいだけどな?」
「殿下は御存じでないだろうな。しかし教育省や貴族省は当然マリナの存在や年齢を把握しているから」
「……あれ? 父ちゃんが殿下にあたしのこと話してないのはわざとなん?」
「わかるか。やはりマリナは賢いな。間違えた。可愛い上に賢いな」
「もー、父ちゃんはあたしのこと大好きなんだから」
つまりあたしは王都に帰り、アカデミーに入学することになる。
そこで改めて殿下にあたしの存在を印象付けろってことみたいだ。
となると、あたしに殿下の婚約者を狙えって言ってるのに等しいんだけど?
「父ちゃんはあたしが殿下の婚約者になれば満足なん?」
「ベストだな」
「植民地に飛ばされる伯爵の娘じゃ身分が足りないことない?」
「ぐっ……しかしマリナは可愛いし賢いから」
「押すなあ」
自分でゆーのは何だけど、あたしはマナーもなってないぞ?
でも何でもありの戦いであたしに勝てる令嬢は多分いないだろうな。
面白いことにはなりそう。
「マリナこそどうなのだ。ダグラス殿下のことは」
「メッチャ物事がわかってる人だよね。あたしのことを平民と考えてたと思うんだ。なのに最初から最後まで丁寧だったし」
現地人と揉めてはいけないと考えてたんだと思う。
やるなあ。
「殿下の婚約者になりたいか?」
「なれるもんならなりたいね。好きなタイプの王子様だわ」
「……マリナを取られると思うと面白くないな」
「父ちゃんがメッチャめんどいこと言い始めたぞ?」
さっき婚約者がベストだって言ってたからな?
まーこれもあたしが可愛いからか。
ダグラス殿下もあたしの虜にしたるわ。
◇
――――――――――その時ユリセール本国への船上で。ダグラス視点。
「思い出しているのですか? あのマリナという少女を」
「はい」
とても印象的な子でした。
従者が言います。
「いや、あれほど実戦で魔法を使いこなす者を初めて見ました」
「同感です。宮廷魔道士の中には、数だけならもっと魔法を知っているという者がいるでしょう。しかし臨機応変に使うというのはまた違いますからな」
頷かざるを得ません。
常時感知魔法を作動させていて、魔物が現れるやいなや瞬殺ですからね。
現地のハンターも、マリナちゃんはいつもこうですよと笑っていました。
神業みたいな腕前で。
ですから魔物狩りに連れていってもらっても、全然緊張感がなかったです。
「魔法とは発動に時間がかかるものという認識があったのですよ」
「うむ、マリナ嬢に隙などなかったものな」
「本物の魔法使いはああいうものかと、感服いたしました」
実際に戦闘職にある者達がそういう認識ですか。
「マリナさんは何者なのですかね?」
総督からマリナさんに関する話題は出ませんでした。
顔立ちからすると現地人ではなく、ユリセール人なのでしょうが。
「……謎ですな」
「魔法を習うなど、本来相当な教育を受けていないと不可能なはずですが」
「うん、しかしハンターギルドには魔法を使える者が何人もいましたものね」
「ただマリナ嬢はあの口調でしょう?」
「教育がアンバランスということですか?」
「ザバギエの特殊性を感じざるを得ませんな」
「いや、あれだけ魔法が普及すると、治安の維持が難しいのではないかという考え方もありますが」
「優れたハンターをそのまま治安維持機構に組み込んでいる。給料も出ていないのだろう? 正直考えられんのだが」
総督フレディ・リンドグレーン伯爵の手腕がすごい、というところに行きつきます。
ちょっと話がマリナさんから離れましたね。
「殿下、もう一度マリナ嬢に会いたいですか?」
「会いたいですね」
くりくりと好奇心に溢れた魅力的な瞳を持っていて。
僕の従者達が舌を巻くほどの魔法と戦闘力があって。
やたらと顔が広くて街の誰からも認められていて。
あれほど印象的な女の子は今までに知りませんでした。
僕が再びザバギエを訪れる機会はないと思います。
でもマリナさんが本当にユリセールの本国人ならば、またいずれ会う機会もあるのではないでしょうか?
マリナさんが存在感を発揮できるのは、ザバギエのような魔物のいる場所だからなのかもしれませんが……。
「いずれにせよ、ザバギエは楽しかったです」
◇
マリナとダグラスの再会は半年後。
運命はいたずらに振れる。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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よろしくお願いいたします。




