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深淵の少女  作者: 高城ゆず
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書類(二部目の生存に出てくる書類について)

インテリゲンツィア 簡易報告書


・二十六歳 男性  経過三ヶ月

 解毒薬投与後、五秒で変化が見られた。口、鼻、目、耳、尿道、肛門から多量の出血。

 十分ほど床をのたうち回り死亡。


・十二歳 男性 経過六ヶ月

 解毒薬投与と同時に頭が膨張し破裂。即死。


・五十歳 男性 経過三日

 解毒薬投与一時間後、黒色の液体を約十ミリリットル吐き出した。その液体は即座に蒸発し、成分検査には至らなかった。

 三時間後に眠りにつき、そのまま眼が覚めることはなかった。死亡。


・十八歳 男性 経過四十三年

 第九のセフィラ イェソド

 解毒薬投与と同時に体の内側から黒い槍のようなものが突き出したそれが首を切断したのちに頭を貫通した。核が破損し死亡。


・十二歳 女性 経過三十四年

 第十のセフィラ マルクト

 イェソドと同様の方法で死亡。


・十六歳 女性 経過三年

 解毒薬投与直後にパニックを起こし、周囲の職員を計五名食い殺した。睡眠薬を投与。人間の五十倍の量でようやく眠った。

 十時間後、口、鼻、目、耳、尿道、肛門から黒色の液体が確認され、成分検査に成功。八割が人間と同様の血液の成分で構成されている。残り二割を構成する成分は現在発見された成分のどれにも当てはまらない。


 これを黒血と呼ぶことにした。


 三日後に死亡。


・七歳 女性 経過二十時間

 解毒薬投与後すぐに黒血が口、鼻、目、耳、尿道、肛門から見られた。

 植物状態となった。

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