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第百二十話 ドネアス王の焦り



「――魔力を測る道具だと!?」



 ドネアス王ルジャーノは、間諜からもたらされた報告を聞いて、驚愕をあらわに立ち上がった。

 玉座が起立の勢いに弾かれてガタガタと抗議の音を上げ、持っていた金色の(カップ)からワインがあふれてこぼれる。

 冷静さを欠いた大声だ。王者にあるまじき取り乱しようだが、しかしいまのルジャーノには、自分の失態まみれの見てくれなど至極どうでもよいことだった。



「バカな! そんなものが作れるはずがない! 何かの間違いではないのか!?」


「は。私もそう思いますが……報告の内容を聞くに、おそらく間違いはないのかと」


「間違いないだと……そもそも魔力など一体どうやって測るというのだ!? これまで多くの魔導師が追い求め、そして実現できずにいたものなのだぞ!?」


「報告によりますと、どうやらライノール王国のそれは魔力を放出すると形状が変化する物質を使っているらしく……それによって魔力の量を測っているということです」


「そ、そんなものが存在するのか……そんなバカな」



 ルジャーノは間諜の報告に誤りがないということを悟り、呆然と呟く。

 しばしの間その場で立ち尽くしたあと、やがてわなわなと震え出し、沸き上がった怒りを(カップ)と共に床へ投げつけた。



「ライノール王国め……奴らどこまでも目障りな、くそっ!」



 金属を打ち付ける甲高い音が室内に響き、床にワインの鮮やかな赤が広がる。



 彼がそれほどまでにライノールを敵視しているのは、彼の治めるこのドネアスも、魔法技術を第一とする国だからだ。

 周辺国には大陸一の技術と喧伝して憚らず。

 戦においても、魔法の力で他国を圧倒した。

 そんな国の王が、ライノール王国を敵視するのは、ごくごく自然なことだろう。



 近年ではドネアス王国も目新しい技術を生み出すことはできず、一方でライノール王国は、魔法院や国定魔導師、輝煌ガラスの開発などで、その名声を堅実なものとしている。

 ともすれば、自国の優位性や権益が脅かされかねないのだ。

 ルジャーノがライノール王国を目障りと思わないはずがない。



 ルジャーノは、報告に上がった男に問い質す。



「それで、その魔力を測る道具は持って来れたのか?」


「いえ、警備や管理がことのほか厳重で、盗み出せるものではないとのことでした」


「ライノール王国が無理ならば、他の国に流れたものはどうなのだ? 一つ二つくらい手に入れることはできんのか?」


「それが、輸出する国や輸出数に関しても制限を掛けているらしく、入手は難しいと……」


「できんと申すか!?」


「も、申し訳ございません!」



 王の勘気を被った男は、その場に縮こまって平伏する。

 このままでは、脇に立て掛けてある剣で斬り殺されかねない勢いだ。



「では模倣はどうなのだ!?」


「それは……そもそも現物が手元にないといかんともできずでして」


「外見くらいならば盗み見ることもできるだろう。そこからどういったものなのか予測くらい付けられぬのか」


「外見からではとても……」


「ええいっ! まったく使えん!」



 ルジャーノの八つ当たりは、自らが座る玉座にまで及んだ。

 腰に差した扇を椅子の背もたれに叩きつけてガス抜きをする代わりに、叩きつけられた扇は真っ二つに折れて床を転がった。

 報告に上がった男は、大きな音に竦み上り、さらに頭を深く垂れる。

 身を低くして嵐をやり過ごすように、勘気から逃れようとするが、ルジャーノの苛立ちは一向に収まる気配はない。このままでは報告に上がった男にまで、暴力を振るうのではないかというほど。



 そんな中、ルジャーノの脇に控えていた男が口を開く。



「陛下! 陛下! どうかこのわたくしめに発言をお許しいただきたく……」


「なんだ我が宰相。どうしたというのだ?」


「ありがとう存じます! まことありがとう存じます!」



 ルジャーノは目を大きく剥いて、眼をぎょろりと差し向ける。

 一方で発言をした男、ドネアス王国宰相は、国王からそんな視線を向けられても臆することはない。

 むしろ高揚したまま、嬉しそうな笑顔を作ってさらに前へと踏み出した。



「陛下。これは我が国にとって重要な案件でござりますれば、この件に関して、このわたくしめから一案がございます」


「なに?」


「それにあたっていま一人、いま一人玉座の間への入室のご許可を頂きたく。どうか、どうかご許可くださいませ」


「……よかろう。差し許す」



 ルジャーノの許可を得た宰相は、また大仰に「ありがとう存じます! ありがとう存じます!」としきりに言って、まず報告をしていた男を下がらせた。



 次いで「入って来い」と言って合図のように手を叩く。

 すると、報告をしていた男と入れ替わりに、一人の男が入ってきた。

 玉座の間に入ってきたのは、壮年の男だった。

 恵まれた体格を身分の高い者が着用する衣服に収め、見てくれはまるで貫禄のある貴族のよう。衣服は広い肩幅と厚みのある胸板で盛り上がっているため、鍛えているということが如実にわかる。

 一方で、その人相はひどいものだ。角ばった顔にはぎょろりとした三白眼と、チンストラップスタイルの顎髭。凶相という言葉がまったく似つかわしいほどに、表情から悪辣さがにじみ出ていた。

 宮殿の煌びやかさとは、まるで無縁の顔だろう。

 根拠のない自信に溢れた表情。

 肩で風切る様。

 歩く姿一つでも、さながら日の光の当たらない裏社会の人間が迷い込んできたかのような、そんな横柄さと粗暴さが垣間見える。



 玉座前で膝を突いた男に、ルジャーノが訊ねる。



「そなたは?」


「は。ドネアスの太陽にご挨拶が叶う栄誉に浴します。私はジエーロと申します卑小な者にございます」



 やけに重苦しい声に、ルジャーノはあからさまに顔をしかめる。

 凶相に反して、念の入った丁寧さだ。

 慇懃さが上辺だけということが如実にわかるような、巧言の並べ方をしている。



 ルジャーノの狭量な人格と疑り深さが、男に対して警鐘を鳴らす。

 このジエーロという男が、決して見た目だけの、腕っぷしだけの人間ではないということを。小賢しくも王の前で計略を巡らせようとする、油断ならない男であると。



 ルジャーノは再び、宰相にぎょろりと目を向けた。



「我が宰相、この者がどうかしたのか」


「ははっ! しからばご紹介いたしましょう! このジエーロという者、我が国の対外的な諜報活動を主に仕事とする部門に属する者にございますれば。この度はこのジエーロから一つ、提案があるとのこと。それをこのわたくしめの奏上として、陛下のお耳に入れてはいただけないでしょうか」


「提案だと?」


「その通り! まことその通りにございます! 陛下には、どうか、どうかお耳に入れていただきたく存じますが……いかがでしょう?」


「よかろう。ジエーロと言ったな。手短に、わかりやすく話せ」


「は。では……国王陛下も、ライノール王国には魔法院と呼ばれる学術機関があるのはご存じかと思います」


「存じておる。厚かましくも魔法に関しては最高の学術府と言って憚りもせぬところであろう」


「はい。私独自の調べで、その魔法院の地下に、ライノール王国を揺るがす秘密があることが判明いたしました」


「ライノールを揺るがすだと? なんなのだそれは?」


「はは。魔法院の地下には、強大な力を持つ怪物が眠っているのです」


「強大な怪物だと? は――なにを申すかと思えば。いまどき子供でもそんな虚言など申さぬわ。宮廷道化師でももっと気が利いたことを言えるぞ」



 ジエーロが突然胡乱なことを言い出したことで、ルジャーノは鼻で笑って切り捨てる。

 そして、宰相に対して、射殺さんばかりの眼光を向けた。



「我が宰相。そなたは余をからかっているのではあるまいな? もしそうなら、ただでは済まさぬぞ」


「いえ、いいえ陛下! それは思い違いにございますれば。ジエーロの話をよく、もっとよくお聞きくださいませ。聡明な陛下であれば必ずやご納得いただけると存じまする」



 宰相の言葉を聞いたルジャーノは、億劫そうに視線を向ける。



「陛下のお言葉はごもっともなものだと存じます。ですがこの話は、クラキの予言書を読み解いてわかった事柄なのです」


「予言書だと? あれを読み解くのは不可能だと言われているではないか」


「いいえ、陛下。私はその一部の解読に成功したのでございます。そしてその中にちょうど、現在ライノール王国がある地域についての記述を見つけたのでございます」


「……まさか直接魔法院のことが書かれているということはあるまい」


「はは。正確には、代々魔法院の長を務める家系についてのものです。代々彼の家、サイファイス家は、守り人としてその地に残り、聖賢が封じたという怪物が悪意によって解き放たれぬよう守っているのだと。調べを進めるにつれ、それがいまも魔法院内部に存在することが判明したのです」


「それはまことなのか?」


「は。私の調べによれば、ほぼ間違いないかと存じます」



 つまり、このジエーロという男が言いたいことはこうだ。



「要はそなたは、その怪物とやらを解き放ち、そのどさくさに紛れて例の魔力計とやらを盗み出そうと言うのだな?」


「は。英明なる陛下のおっしゃる通りにございます」



 ジエーロが発した不必要な称賛に対し、ルジャーノはわずかに口元を歪める。

 態度は気に食わない。だが、話の内容は一考の価値はある。荒唐無稽な提案だが、それが紀言書を下地にしたものだと言うのなら話は別だ。紀言書に描かれていることは実際にこれまで起こった出来事であり、そのうちの一つ【クラキの予言書】に描かれていることは、これから実際に起こることを示唆したものであるからだ。



「そなたの言うことはわかる。だが、ことを進めるにも、まずは確信が必要だ。いくら予言書に書かれた事柄とはいえ、やすやすと許可を出せるものではない」


「それを調べるためにも、潜入の御裁可を頂ければ望外の喜びにて」


「王国の中枢に入り込むのは容易ではないぞ」


「それにあたっては、とある獅子と連絡を密に取り合っておりまして、この度協力を取り付けることに成功いたしました」


「獅子だと? ふむ……」



 ジエーロの発言で、ルジャーノは気付いた。

 獅子という言葉を出せば、それが何者を指しているのかすぐに察せると言うもの。

 このジエーロという男は、さも自分の手柄のように言っているが、この男が口にした情報や策はすべてその獅子からの入れ知恵だということに。

 ジエーロはともかく、獅子の国の情報網ならば、王国の深部を調べることも不可能ではないと思えた。その国はライノール王国と長年敵対関係にあり、常に王国の動向に対し、敏感である。多くの間諜を放っているのは間違いないだろうし、そのうちのいずれかがこの情報を持ってきたというのは、決してあり得ないことではない。



 つまり、だ。その獅子はジエーロを使い、ことの真偽を調べ、あわよくばライノール王国を痛打したいという考えなのだろう。

 ドネアスを、顎で使って。



「ふん。気が進まぬな」


「陛下! おお陛下! なにとぞ! なにとぞなにとぞこのジエーロの策を受け入れてはいただけないでしょうか! さすればドネアスはさらなる輝きと栄光を手に入れることができるものかと存じます!」


「ふん。よく言うわ。我が宰相よ。そなたもわからぬ頭ではなかろう。これでは金持ちに踊らされる物乞いだ。余に国王としての矜持を(なげう)てと、そう申すのか? 金に目がくらんで踊らされた物乞いの末路が一体どうなったか、知らぬとは言わせぬぞ? それともなにか? そなたは余に豚になれとでも、そう言うのか!?」



 ルジャーノの視線が一層厳しくなる。

 一方、その辛辣な視線に晒された宰相は、そうではないと「いいえ、いいえ」と首をしきりに横に振った。



「いいえ! 陛下、あくまで主導はこの者、ジエーロなのでございます」


「すべてその者が画策したものだと?」


「まったくもって! 陛下のおっしゃる通りでございます」



 食い下がる宰相に、ついにルジャーノが激高した。



「そんな話にわかには信じられぬわ! 余が獅子にいいように使われていることを見抜けぬほど愚かだと思ってか!」


「陛下。陛下。落ち着きくださいませ。ご判断には冷静さが肝要にございますよ」


「そなたは余が冷静でないと申すか!」


「お、そ、れ、な、が、ら――」


「ぐっ……」



 宰相の屈託のない笑みに、ルジャーノは憤懣を飲み込んだ。彼とて一国の王だ。家臣の諫言を飲み込む度量くらいは持ち合わせている。



「恐れながら申しますれば陛下。我が国は彼の国よりも小さく、国力も劣っております。それはもう歴然と。誰の目から見ても明らかなほど」


「そなたは正直に言う。続けよ」


「は。ですが、この策が成功すれば、その魔力計なる道具は我らのものとなり、彼の国もドネアスに対する認識を改めるでしょう。ことがなった暁には、手に入れた道具をちらつかせて交渉の席に着けさせることも可能かと。いえ、いいえいいいえ、それはもう間違いなく確実なことかと存じますれば」


「ふむ」


「で、ありますれば! ……陛下、いまは苦渋を舐めてでも、実益を取ることが肝要と存じます。なに、その後に甘い蜜を啜るためだと思えば、そう苦しいことでもないでしょう。それを踏まえて、陛下におかれましてはどうか賢明なご判断をばお願いしたく」



 宰相が、大仰な身振り手振りで礼を執る。

 確かに、宰相の言った通り、ドネアス王国の国力は、ギリス帝国に大きく劣っている。そうなれば当然、交渉時、帝国に対し強気に出ることはできないし、理不尽な要求を呑まされることも否めない。

 だが、ここで一時的にも屈辱を受け入れ、魔力計なる道具を手に入れることができれば、その立場は逆転するだろう。ギリス帝国はライノール王国攻略のため、是が非でも魔力計を手に入れておきたいはずだ。もし作戦が成功した暁には、こちらに有利な条件で、交渉を進めることも可能だ。



 宰相の提案に、国王ルジャーノはわずかな思案を挟んだあと、



「……よかろう。だが、先ほども言った通り、潜入はどうするのだ? 魔法院は王国の中枢の一つだ。そうやすやすと入り込めるような場所ではない」



 友好国であれば、留学生を送り込むという手段も取れるが、ドネアス王国はライノール王国とは同盟関係にない。むしろライノールと敵対関係にあるギリス帝国と同盟を結んでいるため、間接的に敵対関係にある。

 ここでジエーロが発言する。



「陛下に申し上げます。潜入に関しては、すでに策がまとまっております」


「ほう。それで? その策とは?」


「すでに彼の国から、潜入のため協力者を招いております」


「協力者だと? 帝国からか?」


「は。胡乱な者ですが、その力量は疑うべくもないものと存じます。その者の手を借りて、王都へ入り込み、魔法院の秘密を探る足掛かりと致します」


「そんな者を使うというのか? それに協力者など招けば、それこそ向こうに手柄を主張されかねんぞ」


「陛下! それに関しては至極簡潔で簡単な解決方法がございます! ふふ、用が済めば手の者に始末させればよいのです。そうですね、ジエーロ」


「は。こちらもすでに信頼ある者を集め、準備に入っているところでございます」



 ルジャーノにとってはまだ疑わしいことばかりだったが、宰相の言葉が後押しとなった。



「ふむ……よかろう。ジエーロ、この件はそなたにすべて任せる。もう下がってよいぞ」



 ルジャーノの承服を得たことで、ジエーロは退室する。

 ルジャーノはジエーロが退出した頃合いを見計らって、宰相に訊ねた。



「……あの男の話、本当に問題はないのであろうな?」


「は。まったくもって。あの者、見た目は粗野に見えますが、その力量は疑うべくもないものかと」


「小物が大物の真似をして余裕ぶっているようにしか見えんがな」


「陛下。それは致し方なきことでしょう。小物は大物に憧れるもの。ああして自分を大きく見せるのは、虚勢という名の皮を外見に被らないと満足に動けないほど、心が脆く儚いガラス細工の如きものであるからなのです。我らはそれを笑って見過ごして差し上げましょう。それが人の情というものではありませんか?」


「ふん、貴様はそれ以上に虚飾に過ぎるがな」


「確かに確かに……陛下のおっしゃる通りにございます。私のガワは飾りまみれであれば」



 ルジャーノはそれ以上、ジエーロや宰相に対する言及はしなかった。

 そう、彼がいまもっとも気にしているのは、獅子のことだからだ。



「にしても連中め。一体なぜライノールの深部にかかわる情報を」


「それが彼の国の力ということでしょう。いずれ彼の国に牙を剥かれぬよう、ここは堪え時。亀のように手足を引っ込め、堪え忍ぶのが肝要と存じます」


「うむ……仕方あるまいか」



 他者から使われているという不快感は拭えない。

 だが、いまは雌伏のときと、ルジャーノは己の苛立ちを押さえ込んだ。



「……それと宰相。ヒオウガ族の方はどうなっている」


「服わぬ者たちでございますね。そちらの方は特におかしな動きは見せておりませぬ。いまだ抵抗は散発的ながらも激しいものではございますが、そちらはの西部辺境の貴族たちに任せておけばよろしいでしょう」


「連中もさっさと土地を差し出せばよいものを、無駄な抵抗などしおって」


「人は土地や地位にしがみつくものでありますれば。服わぬ民とてそれからは逃れえぬ宿業なのでしょう。誰しも安寧を求め、それが実現される地を望むもの。一度その場に居付いた者をどかすことが難しきことは、陛下もよくご存じでありましょう」


「……ふん」


「陛下がご案じ召されることではございませぬ。西部がままならなければ、こちらも腹案を動かす所存にて」


「子細は任せる。よきにはからえよ」


「はは。承知仕りました」



 まるで芸を披露し終えた、これ見よがしな礼を執る。

 ルジャーノはそんな宰相の大仰な身振り手振りを、冷めた目で見据えるのだった。




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