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戦いの果てに~ユグドラシル戦記~  作者: あおい聖
11話 ルイン防衛戦
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04襲撃者達の最後

 2機のGFバルキリーがスターブレイカーより発進して高速で飛行し戦場へと駆けつけた


「シーダは南の第三軍を援護!」


『了解!』


「さてギリギリ間に合ったかな?」


 方向を変えるシーダ機とは別に更に速度を上げたシェルド機はシェルドの操作により前面にその武装が向く・・・背部の【EキャノンMk2】が2門方へマウントされ、更に背部から左右の腰へと回る【ミスリルキャノン】、最後に【ガンブレードMk2】をガンモードで構え


「これで!」


 同時に5つの閃光が放たれる


 その先では爆風も止み煙も薄れ姿を見せた戦艦ジャックオーランタンがあった。


 ジャックオーランタンは地面へと斜めにめり込み、そのハッチを無理やりこじ開け這い出るGFミノタウロス・・・


『ん?警報?エネルギー反応?・・・うわぁぁぁ!!!』


 這い出たGFミノタウロスを閃光は貫き爆発が起こる


 爆発はハッチ奥の格納庫へと迫り薬品などを巻き込み、その炎を広げ内部から戦艦ジャックオーランタンを焼いた・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


 ジャックオーランタンブリッジ


「ん?何だ?」


 グルドが違和感で後ろの扉へ顔を向けると扉を突き破り炎が噴き出す


「ぎょえぇぇぇっ!」


 その言葉を最後にグルドは炎に包まれた


・・・・・・・・・・・・・・・


「よし、シーダは・・・大丈夫みたいだね。」


 モニターにはシーダのGFバルキリーが空から地上からと縦横無尽に動き回り帝国艦隊を破壊していく


「さて僕はエレメンツへ向かいますか。」


 レバーを押し込み自機をエレメンツへ向け加速させた。


・・・・・・・・・・・・・・・


 後方より姿を現すスターブレイカー並びに陸上艦ベガ


 それをモニター越しに確認したケニスは


「まっ間に合ってくれたか・・・よし、第二艦隊はひっくり返っている敵艦隊を無力化させろ!第三艦隊はどうなっている!それとエレメンツは!」


 モニターにベガからGFアンジュ3機、GFアンジェロ3機発進していた


「ハッ!第三艦隊は損害は甚大ではありますが健在!GA所属のGF1機・・・いえ全部で7機が援護に回っています!」


 更に別の物が


「エレメンツは・・・先ほどの1機が援護に回り応戦しています!」


「ならば第二艦隊から1隻援護に向かわせろ!」


・・・


・・・


・・・


・・・


・・・


 GAのシェルド達の介入により戦況は決定づけられた。GAのエンジェルタイプになすすべなく次々と無力化され、敗走するもそのほとんどは捕らえられ拘束された・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


 エレメンツ南部にある森を暗闇の中一隻の小型飛空艇が熊の獣人を乗せ逃げていた


「くそっ!グルドのデブが下手打つから船を失っちまったじゃね~か!」


「大尉!前方に動くものが!」


「何だ?・・・あれはっ!」


 暗闇からその長い首を上げ、更に翼を大きく広げ飛び立つ・・・【ワイバーン】竜の亜種とも呼ばれるそれはエンジェルタイプに匹敵する力を持つ魔物その爪や牙は【Eフィールドバリア】すら切り裂きダメージを与え、その翼で空を飛ぶ・・・脱出艇程度ではかなうはずもない化け物である。


「何でこんな場所に!こんな場所に【ワイバーン】が居るんだよぉぉぉぉ!!!」


 その瞬間飛空艇の天井は【ワイバーン】の腕の一振りではじけ飛ぶ


「「「うわぁぁぁ!!!」」」


 全員が叫ぶその瞬間、大きく開かれた【ワイバーン】の頭が迫り・・・ガブリ・・・その口から赤い血が滴る・・・更にガブリ・・・ガブリ」」・・・辺りは血の海と化す。その血は地面へとたれ小さな【ワイバーン】がぺろぺろとなめ啜る・・・


 全てを平らげ、頭を上げ左右を確認すると


「グガァァァッ!」


 と鳴きその場を飛び立つ・・・その場には骨すら残さずに・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


 別の場所ではコルンが4人の兵士と共に必死に走っていた


「くそっ!グルドの仇は必ず取る!」


「しょっ少佐!そんなこと言ってる場合じゃ・・・ひっ!」


 走りながらコルンへと注意を促す兵士の目の前でコルンの頭が消えゴトリと転げ血が辺りに飛び散る。


「グルルルゥ~」


「バウッ!ワウッ!」


 兵士が周囲を見渡すと【ウルフ】と呼ばれる魔物に囲まれていた。


「「「うわぁぁぁ!!!」」」


 その叫びを合図に【ウルフ】がとびかかる。


「グガァァァッ!」


 その時遠くから別の魔物の鳴き声が木霊する。それを聞いた【ウルフ】達はその耳を塞ぐようにたらし


「クゥ~ン・・・クゥ~ン。」


 まるで恐ろしいものがここに迫っているようだ。


 次の瞬間【ウルフ】達は散りじりに駆けだすと兵士たちはホッと安どの息を漏らす。


 バサッバサッ!


 何処からともなく聞こえてくる音に1人の兵士が空を見上げ、地面へと座り込みその股間から湯気が上がる。


「どっどうしたんだ!今のうちに早く逃げるぞ!」


 すると座り込んだ兵士が腕を上げ空を指さす


 他の兵士たちも顔を上げたその瞬間兵士たちは赤い物を見てそこでこの世から消えた・・・

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