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戦いの果てに~ユグドラシル戦記~  作者: あおい聖
09話 世界
33/47

01世界

 北方大陸へと降下した帝国軍により


 北東連邦では現在ビースガルド北部で敵国軍と死闘を繰り広げていた。


 性能で上回る帝国軍に対して北西連邦の英雄荒獅子(あらじし)が指揮したビーストタイプのGF部隊により善戦していた。


「防衛01~02は右翼へ回れ!アビス艦隊はここで防衛戦を維持!ラミレス隊は左翼から食い込む我に続け!」


『『『ハッ!』』』


・・・・・・・・・・・・・・・


 この動きに対して帝国軍は


「ちっ!囲まれるぞ!旧型のGFどもを盾に一時撤退だ!」


 即座にミノタウロス部隊を後退させそこへラミレス隊が襲う


・・・・・・・・・・・・・・・


「中々判断が良いな。敵の指揮官は・・・だがっ!残存部隊は1機たりとも逃がすな!」


 ラミレスはGFの操縦席でそう叫ぶ


『『『了解!殲滅行動に入ります。』』』


 足の遅いGFオーガにラミレス隊が攻撃を開始した・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


 一方北西連邦へは汚名返上と息巻くグルド中佐が戦力を整え宇宙戦艦であったジャックオーランタンを改修した艦で進軍していた


『グルド中佐!ご無事で何よりであります。』


 モニターに映し出されたのはグルド艦の盾となった戦艦バジリスクの艦長コルン少佐の姿であった。


 その姿は腕に包帯を巻きぶら下げ、片目にも包帯を巻いていた。


「ああ、ヌシのお蔭でな。」


 グルドは目に涙を貯めながら立ち上がった。


『フッ貴方のそんな姿は似合いませんな。』


「うるさい!ここに来たということは・・・」


『愚問ですね。共に戦い栄光をこの手に!』


 怪我をしているのとは反対の手で拳を作り突き出すと


 グルドも同じように突き出し


「『帝国の未来のために』」


 グルドが率いてきた8隻の艦隊にコルンが率いてきた3隻が加わりスターナリアを目指し進軍を開始した。


・・・・・・・・・・・・・・・


 スターナリア基地司令部では


「やはりこちらか・・・全艦隊を出し迎撃を!スタリオへ援軍要請を出せ!」


 通信兵が振り向き


「ナリアへの要請はよろしいので?」


 顎に手を当て考え込み


「ナリアにも援軍要請!敵背後を突けと伝えろ!」


「ハッ!了解しました。」


 通信兵は素早く援軍要請を出すと


 モニターに艦隊が出撃する姿が映し出された


 司令官は敬礼をして


「健闘を祈る!」


・・・・・・・・・・・・・・・


 しかしこの戦いはあっけなく幕を引く・・・


 友軍であったはずのスタリオ艦隊からスターナリア艦隊へ砲撃が降りそそぎ


 混乱している中GFミノタウロス部隊に襲われあえなく艦隊は沈黙した。


・・・・・・・・・・・・・・・


 スターナリア司令部では


「なっ!どういうことだ!なぜ友軍から攻撃を受ける!」


 そこへパンッと銃声が鳴り響く


 なった方向に顔を向けると武装した味方の兵士がなだれ込んだ


「貴様たちどういうつもりだ!」


 司令官が叫ぶと


 銃を突きつけ


「我らは軟弱な連邦などではなく!帝国へ着く!スタリオは賛同している!ナリアの同志たちも動いている!大人しく降伏すれば命までは取らぬ!」


 こうした内通者の影響でスターナリアは陥落し、スタリオ、ナリアは戦うことなく帝国に組み込まれた・・・


 そのことに不満を持つ連邦軍はエレメンツへと脱出を図るが追撃され、エレメンツにたどり着けたのは極わずかであった・・・


・・・・・・・・・・・・・・・


 南西連邦ではガードナで起きたような魔物の氾濫が各地で起きていて


 その対応に追われ次第に疲弊していくのであった。


・・・・・・・・・・・・・・・


 南東連邦ではシルドナ、アーマネスで連邦高官の腐敗に対する抗議運動が頻繁に起こり、連邦軍はその対応に追われていた。


 これが後に大きくなるとも知らずに・・・


 武力を持って押さえつけていた。


・・・・・・・・・・・・・・・


 大した戦闘になることもなくドラグーナのスメラギ重工にたどり着いた


 ブルーノア・・・ユウは到着するなり指示を出す。


「GAから提供された機体をそれぞれが使いやすいように改修しようと思うんだけどどうかな?」


 ルークが乗り出し


「ああ、良いぜ!シールドが無いとど~も落ち着かね~」


「私もシールドが欲しいわね。」


 サリアが追加し


「あたしのは接近戦用に改修だな。」


 クリスが目を輝かせ


「私は・・・どうしようかしら・・・」


 レイカが迷っているとスピカが


「ビットシステムを搭載してみてはどうでしょうか?丁度エンジェルMk3のユウの機体の予備が有りますし、レイカさんは魔力も高いようなので。」


「そうだね。それなら練習はボクも付き合うし・・・」


 ユウがそう言うとレイカは勢いよく


「ぜひ!ビットシステムを!」


 と言ってきたのでユウは若干引き気味に


「わっ分かった。スピカ、そのように手配して。それと各自自分の機体だからちゃんと改修には立ち会う事。それが終わればしばらくは休暇ってことにしよう。」


「「「「賛成~」」」」


 ドックの中へとブルーノアが侵入して着地すると固定用の機器が動き出しブルーノアを固定した。

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