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戦いの果てに~ユグドラシル戦記~  作者: あおい聖
08話 魔物
32/47

04それぞれの戦場

 ガードナ基地から1日移動した東西を山々に囲まれた小高い丘に広がる都市≪レーム≫、はるか昔に存在したゴーレムクリエイター発祥の地・・・ここは今GAの地上本部である≪移動要塞カノープス≫がある。


 ブルーノアは今ここで修理・補給を受けていた。


 ブルーノアのブリッジ内ではレイカが


「凄いですね。」


 それに頷くようにサリアが


「そうですわね。民間組織とは思えない設備ですわ。」


 するとスピカが


「ここはもとともGFのテストを行っていた企業何ですが、新たに代表になったカリーナ・クルスによって僅か数年で連邦屈指の企業になりました。有名なところではエンジェルタイプのGFエンジェルMk3以降の設計・開発に携わっています。また疑似精霊の作成にもかかわりが深いことで有名ですね。」


「深いというより、生みの親と言った方が分かりやすいと思うよ。」


 スピカの言葉に交渉から帰って来たユウが付け足した。


「お帰りなさいですわ。それでどうなりましたの?」


「ふぅ~、まずは何か飲み物をくれ。」


 ネクタイを外しながらルークがそう言って


「コーヒーでよろしいですか?」


「ああ頼む。」


「他の方も?」


 皆が頷き、更にエレノアは


「あっ私のはミルクと砂糖たっぷりでお願いします。」


 他の者にも一応確認を取りレイカとスピカがブリッジから出ていった。


 しばらくしてレイカとスピカが全員分のコーヒーを持ってきてそれぞれに渡し


「んぐっ・・・ぷふぁ~。」


 とルークが一気に飲み干した。


「・・・はぁいつ見てもすごいですわね。ホットコーヒーを一気に飲むなんて・・・大丈夫ですの?」


 サリアの言葉にルークが


「ん?いつものことだろ。それで補給のことなら問題なく受けられる。フレイム機とエレノア機はオーバーホールが必要らしかったが、GFパワーを2機と交換してもらえることになった。」


 それに続いてフレイムが


「まあ操縦席は今までの物なんだがな。」


 そしてエレノアが


「私までGFパワーを貰ってよかったのですか?」


「いいんじゃないか?それだけ俺たちの戦闘データが欲しかったということだろ。」


「で、続きを言うと他のメンバーは量産タイプのGFアンジュ、GFアンジェロになったから。」


 レイカは驚いた表情で


「よろしいにですか?」


 ルークが


「ああそれに関してはユウが頑張ったから、お礼ならユウに言ってやれ。」


 ユウは頬をかきながら


「ボクは大したことはしていないよ。」


 レイカはユウに向いて


「ありがとうございます。」


 その言葉に照れていたユウをみんなで一頻りからかった後


「そんな訳で明日にはここを出てドラグーナに向かう。」


 するとフレイムが


「悪いな。俺らはGAのシャトルで宇宙へ戻ることになってる。」


 するとユウが首を左右に振り


「気にしないでください。ボクらはボクらの目的がありますし・・・」


「フッ俺たちには俺たちの・・・っと宇宙は俺たちに任せろ!」


 ニカッっと笑いフレイムがそう言うとスピカが


「・・・たった今入った情報で、ムーンキングダムが陥落したと入りました。」


「何っ!どういうことだ!」


 ルークは立ち上がり叫ぶ


 スピカの説明を受けたルークが


「ちっ!俺たちが新型機を奪取されてなければ!」


 するとユウが


「いや、違うね。正確には情報を吸い上げたついでに、新型機を奪って行ったってことじゃないかな?」


 それを聞いたレイカが


「そうですね。まんまと敵の撹乱に引っかかったと言うべきですか・・・」


 そこへフレイムが


「そう言う事はどうでもいい!やることなすことどこまで汚いんだ!」


「そう言う事ですので宇宙は我々に任せてください。」


 エレノアは胸を張りそう告げる。


・・・・・・・・・・・・・・・


 翌朝、物資をブルーノアへ積み込んでいるユウ達の前に


「ユウさん、お久しぶりです。」


 ユウの下へシェルドが来た。


「シェルドか?どうして・・・っていて当然か。」


 何処か納得のしたような表情でユウは頷いた。


「ムーンキングダムは残念でしたね。」


「ああ、ボクがあそこにいれば・・・」


 自分がそこにいればと言うユウにシェルドは


「ん~無理だったと思いますよ?GFの性能が違いますし、相手はあの紫電ですしね。」


 苦笑いしたようにユウは


「昨日の友は、今日の敵と言いたいのか?」


 不思議そうにルークがユウに尋ねた


「どういうことだ?昨日の友とは?」


 するとシェルドが答えた。


「ユウさんは、面識がなかったよですが、昨年の竜殺しのメンバーの1人ですよ。」


「ああ~なるほど・・・5人のドラゴンスレイヤーの1人か・・・」


 するとサリアが


「確か・・・中央の白き守護者(ホワイトガーディアン)、北東の荒獅子(あらじし)、南西の女戦士(アマゾネス)、帝国の紫電(しでん)・・・あと1人って誰だったのかしら?」


 するとユウが笑いをこらえてシェルドを見る。


「ククク、誰だろうね。」


 シェルドは苦笑いしながら


「さぁ?・・・後、母が宇宙で動いているみたいですよ。」


「そうか・・・何とかなればいいが・・・」


 ユウとシェルドの2人が空を見上げるとビュ~と風が吹く・・・

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