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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかの変キャラ!?

「さあ!進みましょう!」

いやだ、無理、逃げたいよ~!!

「きゃー!!」

おっ、今度は女性の悲鳴か、ありがちだな。ここ病院だけど・・・。

「いやー!無理無理!」

奥から誰かが走って来た。

「ひっ!」

少し、豊美さんが怖がっているが、無視することを決めている。

よし、進むか

「無理無理無理!意味わかんない。お化け屋敷?はあ?ふざけんな」

お、おう?

絶対にお化けじゃない。

暗い道を目を凝らして見てみると

へ?

「い、いいいい飯田さん!!?」

走って来たのは、飯田さんだった。

えっと、変なことを言ってたのは飯田さんじゃないよな?

「あっ、飯田さ————」

「あ、ちょっと。一上君ってお化け大丈夫な人?ちょっと、盾になってくれない?」

キャラ崩・壊!!

「え?い、飯田さんですか?」

さっきまでお化けにビクビクしながら歩いていた豊美さんも、『?(だれ)』となっている。

「うん。どう見ても飯田です」

見た目はね!

キャラが違うの!キャラが

「と、とりあえず。お願いね!」

そう言って、俺の背中に隠れる。

いやいや、キャラがーー!!

「あっ、竜ちゃん!ここに飯田さん来なかった?」

奥から桜がやってきました。

「飯田さんみたいな顔の奴が俺の背中にくっ付いてる」

「あ、ああ。それそれって、ええ!竜ちゃんの背中?」

「う、うん」

何でそんなに驚いてるの?

「ちょ、飯田さん!竜ちゃんの背中は桜の物だよ!」

「何でだよ!?」

俺を無視して裏に回る。そして、飯田さんを払いのけ、助走つけて抱き着く。

「グッヘ!!」

い、いってー!!

「うふふ、あったかーい」

腰いたーい

「ちょ、邪魔じゃ!」

「離さないよー」

くっそ、運動神経が良いから払いのけれない

「あ、あの・・・。」

さっきまで見ていた豊美さんが動き出す

「ちょっと!今あたしが一上君の背中使ってだけど」

「俺の背中って事忘れないでね!勝手に決めないでね!」

自分の呼び方とかも変わってるし・・・。

「桜のだよ!」

「あたしの!」

争っている意味がわからんが、ほっとこう

「行きましょうか」

「そうですね」

はあー。何でお化けでキャラが変わる人が二人もいるんだよ!

「リア充がー!」

お化けが意味不明な怒りとともに襲い掛かってきた

「「リア充がー!!」」

ふ、増えた!?

「待ってー!」「ちょっと!待ってよー!」「「「リア充がー!」」」

さらにもう一人と飯田さんと桜が襲い掛かる

「こんなのお化け屋敷じゃねーよっ!」

俺たちは本気で走る

「はうっ」

あっ、豊美さんが走りながら気絶した。

「豊美さんー!」

くっそ、俺は急いで豊美さんを抱きかかえて走る

「竜ちゃん!」「待ってよー!」「「「「「「「「「「リア充がー!!」」」」」」」」」」

尋常じゃない数が襲い掛かってくる

助けてー!


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