表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/406

まさかの二人でお買い物!?

気持ちよく寝ていると携帯の通知の音で眼を覚ました。

何かと思えば泉からのメッセージだ。

眠たい頭を頑張って動かし眼を半開きしながら確認する。

『おはようりゅー君。今日暇?少しだけ買い物を手伝って欲しいのだけど良い?』

珍しいな泉が何かを手伝って欲しがるなんて。大体は自分で行くか前みたいに急だったら事前にお願いしたりするんだけどな。あれかな、何か重いものでも買うのかな。まぁ今日は何にもする事が無いし行くか。

『おけ。何時のどこに行ったらいい?どこに行くんだ?』

送った後は少し眠ろうと思ったがすぐに返信が来た。

『色々買いたいから近くのデパートにいくつもり。13時くらいに駅前で集合がいいけど大丈夫?』

俺は自分の持っている携帯で時間を確認するともう11時過ぎだった。

我ながら寝すぎだな。

まぁ今がそれくらいなら時間も全然余裕あるし問題ない。

『あい、じゃあ13時に駅で』

『うん。ありがと』

寝ようとしている身体を無理やり起こして下に下りる。

「あ、やっと起きたんだ。まぁもう11時だけどね。本当バカだよねキモいよね」

リビングに入るとソファに座りながらテレビを見ている天使がいた。

お兄ちゃんに対して起きて第一声が罵倒かよ。

まぁ、そんな秋も大・好・き。罵倒どんどんしてこい!Mではないけどね。

「ごめんよ。もっと早く起きたら沢山お話できたのに」

「勉強してくるからお米炊いててね。あとお米だけでお昼ご飯完成するから」

あれ、俺の言葉は無視?

「分かった、あと今日泉と買い物行くことになったから」

「ふーん。だったら図書館行かなくて大丈夫そうだね」

「何かあったか?」

「お兄ちゃんが居たら勉強に集中出来ないでしょ。だから図書館にいく予定だったけど行かなくても良かったからラッキーってだけ」

そう言うと秋は自分の部屋に行ってしまった。

もしかすると俺の妹は反抗期かもしれえない。可愛い。

米を洗った後は、俺もリビングで勉強する。

米も炊け、秋と二人で昼食を終えると時刻はもう12時半だ。

「やば、うんじゃあ行ってくる」

俺は急いで身支度を済ませ、小走りで駅まで向かう。

駅までは歩いて約10分だからこの調子で走ればなんとか間に合うだろう。

そして約束の5分前に駅前に着き、数秒で泉もやってくる。

「ごめんりゅー君、待った?」

アニメでは、あるあるのセリフを言った泉。リアルで聞くとなかなかあざといな。

まぁ合わせて言うのであれば『ううん、今来たところ』だろうけど。

「一瞬で泉が来たし、大丈夫」

言わないよ。言う訳ないよね。

「ふーん。ならよかった」

ちょっと不機嫌になった気がするのだが、ま気のせいだろう。

あとは二人で電車に乗り、目的のデパートに向かう。

まだあんな事にが起きるとはこの時は誰も知らない。

とか、一人で頭の中で考えるのは中二病か?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ