まさかのメール無視!?
あー、暇だー。
この前の三年生の時から豊美さんたちとは全く話してない
そのうち、休日になり、やることも無いし秋は居なくなるし・・・。
勉強でも良いがやる気が出ない。
あー、寝る!
俺はベットに転がり目を閉じる
ピロリピロリ
ちっ、誰だよこんな時間(午後十二時)に!
俺は受信したメールを見てみると送信者の名前に襠田さんの文字が・・・。
無視するか・・・。
おやすみなさい
ピロリピロリ
はぁ~。また豊美さんかな?
送信者を見ると泉の文字が・・・。
おやすみなさ~い
ピロリピロリ
あー!
五月蠅いわ!!
またまた、送信者を見ると桜の文字が・・・。
何で、こんな連続で来るんだよ!
あー!おやすみ!!
ピロリピロリ
次は誰だ!智也か!
送信者を見るとゲームのお知らせだった。
「誰でもねー!!」
俺は今度こそ寝る!
ピロリピロリ
「うぜーよ!」
次こそは智也だった・・・。
次は来るな!!
ピロリピロリ
くーるーなー!
はぁ~。俺は送信者を見ると全く知らないメアドが・・・。
嫌な予感がする・・・。
メールを開けて読んでみた
『飯田です————」
「誰だ!俺のメアドを勝手に教えたのは誰だ!!」
俺はメールを読むのを途中でやめ、今度こそは寝る。
誰のメールが来ようと無視してやる
ピロリピロリ
む、無視だ!
・・・き、気になる・・・。
俺は送信者を見ると秋の文字が
「うひょっう!!」
俺は飛び起きメールを読んだ
『お兄ちゃん。お願いがあるのだけど良い?』
うんうん!全然良い!!
『おう、良いぞ。どうした?』
わくわく、わくわく
しばらくするとメールが帰って来た
『駅に来てくれない?
そこで待ってるから』
了解です!!
『分かった。
大体・・・。10分で行くから待っててろ!
あっ、ナンパには気を付けろ!』
俺は急いで服に着替え(俺の最高のオシャレ服です)必要な荷物を持ち、家を出る
全力で走り駅に向かう
「はぁはぁ。ど、秋はどこだ!」
俺は駅に着き、周りを見る
「竜・・・。捕獲です」
急に肩を捕まれおそるおそる後ろを向く
「え、えっと・・・。」
そこには先ほど完全無視をした
豊美さん、泉、桜、飯田さん、智也の五人が・・・。
「りゅー君。遅かったね」
笑顔の泉に呼ばれ
「もう、竜ちゃん遅いよ」
眉間がぴくぴく動いている、桜に呼ばれ
「竜・・・。」
無表情の智也に呼ばれ
「・・・。」
何も言わない飯田さんに見られ
「さあ、どうしますか?竜?」
完璧にキレている豊美さんに呼ばれ・・・。
「ははは、秋は?何で皆がここに?」
・・・。
絶・対・大・ピンチ!!
俺の頭の中で大きな警報機が鳴っている・・・。
 




