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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかの三年学年生徒会!?

コンコン

「一年学年生徒会です」

「入って下さい」

朝集の時によく聞く声で返事があった。

「失礼します」

俺たちは部屋の中に入っていく

入ってみると、二年生の人たちとは全く違い、生徒会長さんの後ろに五人が真顔で並んでいる。

正直に言うと怖い・・・。先輩たちの圧力が凄くて、息がしにくい

生徒会長さんは後ろの五人と違い、笑顔である。しかし、その笑顔も怖い

「こんにちは。僕は現生徒会長の牧田まきだ爽夜そうやと言います。今日は宜しくお願いします」

「あっ、一年学年生徒会長の襠田 豊美です!よ、宜しくお願いします!」

豊美さんは緊張でガチガチに固まっている。

まぁ、気持ちはすごく分かる。

「緊張しなくて大丈夫だよ。まぁ、そこに座りなよ」

緊張しないことは出来ないだろう。

豊美さんは、生徒会長の座っている席にある、ソファーに座る。

俺たちは豊美さんの後ろに立つ

「じゃあ、まずは自己紹介をしようか。光本みつもとくん、自己紹介をして」

「はい。僕は三年生学年生徒会副会長、光本 武志たけしと言います。」

少し前に出て、自己紹介をした。終わったら一礼して後ろに下がる

動きが綺麗すぎて、逆に怖い。

「はい、次!」

なに、その試験みたいな空気・・・。

沢辺さわべ美紀みきです」

先ほどと同じように動く

はやしけんです」

藤川ふじかわ井緒乃いおのです」

鳥水とりみずけいです」

全員の自己紹介が終わった・・・。

しかし、一人が自己紹介をするにつれ、ドンドン空気が重く暗くなっていく。

「ありがとう。では、一年生の自己紹介をお願いするね」

豊美さんが俺を見たので、俺から自己紹介をする

「一年生学年生徒会副会長の一上 竜といいます」

牧田先輩は俺の自己紹介が終わるとニコッと笑った。ありがとうって意味かな?

「森川 泉です」

さすがの泉も二年生の時みたいにふざける事は出来なかったらしい。

「砂川 智也です」

「板橋 桜です。」

「あっ、い、飯田・・・あ、かりで、す」

飯田さんはいつも以上に緊張していた。

確かに、この空気では俺でも緊張するのだから、仕方はない。

飯田さんの自己紹介が終わり、豊美さんが喋り出そうとした

「あっ、ちょっと待って。」

「あっ、はい。」

しかし、急に止められてしまった

「最後に自己紹介した子、誰だっけ?」

牧田先輩は飯田さんを見ながら聞く。

今の飯田さんは肩がずっと震えている

「い、飯田・・・灯、です」

「はい?もっと、はっきりと喋ったら?」

威圧がすごい。

「は、はい!飯田・・・灯です。」

「ちっ」

先輩は俺たちに聞こえるように舌打ちをした

「飯田さんさ、生徒会入るのやめたら?」

「え?」




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