まさかの二年学年生徒会!?
「こんにちは、僕は二年学年生徒長の大西恵太といいます。」
あっ、イケメンだ・・・。先輩、リア充じゃない事を祈っています。
「あっ、今日は宜しくお願いします。えーと、名前は
「襠田 豊美です!」
襠田さんが自分の名前を言おうとした瞬間、紗那さんが襠田さんの名前を言った。
大西先輩は苦笑している。イケメンだな・・・。
俺は少し智也を見てみた。
「うん。いい勝負しているな」
「えっ?何が?」
「いや、何でも」
俺はまた前を向いた
うむ、どっちの方がイケメンだろうか・・・。
先輩は本物のイケメンで、智也も本物だが・・・かわいい系?
まぁ、どっちでも良いか。
「中々、面白い人たちですね」
先輩はニコッと笑った
うう、まぶしい・・・。
「ホントだな」
「君も大概だけどね・・・。」
「はは、そうか?」
「うん」
紗那さんには流石の大西先輩も大変そうだな。
「えーと、あとは。皆の紹介でもしようか」
「二年生徒会副会長の渡利林菜です」
眼鏡をかけた真面目さんだな・・・。
「村木蒼汰です」
「村木 阿沙です」
そっくりだった、双子?
「熊谷空です」
うん、普通だ・・・。
「次は僕だね!僕はまt
「ありがとうございました。えーと、こちらのメンバーは」
「ちょっと!豊美酷いよ!」
紗那さんは襠田さんを怒る。く、ふふ。ドンマイです
「まずは一上君」
あっ、そのまま無視で行くのね
大西先輩はずっと苦笑いしてるし。まあ、いっか
「えーと、一年生学年生徒会副会長一上 竜です」
二年生の副会長さんの自己紹介をまねてみた
「森川 泉といいます。いずみんって呼んでください!」
「おい、こら、泉!」
おいで手を上げて、こらでさらに上げて、泉で叩く
「痛いよ~」
「変な事を言うな」
「ぶー」
俺は先輩方に軽くお辞儀する。勿論、紗那さんは含まれておりません
「本当に面白いね」
泉はニコニコ笑って喜んでいるが、褒め言葉ではないと思うぞ
「えーと、板橋 桜です。」
良かった、桜は普通だな
「砂川 智也です」
「え、っと。飯田 灯でしゅ、あわわわ、ででです」
声が小さいな・・・。人見知りがホントひどい・・・。
「え?なんて?」
おいコラ紗那さん、絶対に聞こえてただろ
「え?ああ、飯田 灯、です・・・。」
「ごめん、もう一回」
楽しんでるぅー!!
まぁ、襠田さんに殴られて終了したけど
「ははは、まあ、自己紹介は全員終わったね。他にしないといけない事ってあったけ?」
大西先輩は渡利先輩に聞く
「ないですよ。今日はこれで終了しましょう」
「OK!と言うことだから」
「はい、ありがとうございました」
「「「「ありがとうございました」」」」
俺たちは部屋を出る
「はぁ~、疲れました」
家に帰ったら、紗那さんの身に危険が及ぶ気配をしたのは秘密である
「今日は、三年生の所にも行きます?」
「いえ、今日はもう・・・」
そ、そうですか
「じゃあ、今日は終わり?」
泉が嬉しそうに聞く。
「はい、三年生は明日にしましょう」
「はーい」
そのまま、襠田さんはゾンビのように教室の方に向かった
「りゅー君、一緒に帰ろ」
「おう、あっ。桜もテストまで、あと一週間だから本気で勉強するぞ」
「うぅ、はーい。」
「じゃあ、僕も」
今日は珍しく智也も一緒に帰る事になった




