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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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80/410

まさかの憂鬱!?

今日は、放課後に二年生と三年生の生徒会に挨拶をしに行く

「あー、憂鬱ゆううつだー」

今は放課後で、違うクラスの桜と飯田さんを待っている

「えー、私は楽しみだよー」

俺は、先輩っていう生き物が苦手です。

「まぁ、私も何となく一上君の気持ちは分かります」

襠田さんは俺の考えている事が分かったのか、頷いた

「確かに、少しばかり緊張はしますね・・・色々な意味で」

何故か最後の言葉が小さく暗い声だった

「ですよね~。」

何か先輩を怒らしたら、と思うと背中から冷汗が流れてくる

「でも、良い先輩もいるかもしれないよ」

智也が暗くなっている俺たちを見て励ます。

「だと良いな」

「私は、どんな先輩がいるかは大体分かっているから、ですけどね・・・」

襠田さんが小さくため息をつく。

襠田さんの反応を見ると少し不安になる。

「ま、まぁ。ね」

ヤバい、ドンドン憂鬱になってくる。

「ははは、頑張りましょうね」

「ふふふふ、そうですね」

「「あははははは、うふふふふふふ」」

「泉ちゃーん!」

あははは、俺と襠田さんがドンドン病んでいくー。はははは

「りゅー君!落ち着いて!」

俺は泉に身体を揺さぶられる

「あは、あはははは」

「こ、怖いよ・・・」

「あはははははははは!」

「うふふふふふふふふ!」

「ていっ!」

いつの間にか教室に来ていた、桜にチョップされる。

「いって!」

「あっう」

ただのチョップだよな?

強すぎだよ!

「うぅ、昔プロレスしてたから、強いのです」

プロレスまで!?

「はい、はい。落ち着いた?」

「うん。」

「おう」

お前のバカ強い、チョップでな!

「それより、飯田さんが怖がって入って来ないんだけど・・・」

桜が教室の扉を見る

そこには、プルプルと震えてる飯田さんがいた。

「あっ、もう大丈夫ですよ」

襠田さんが、飯田さんに近づく、飯田さんは少し後ろに下がる、近づく、逃げる、近づく、逃げる・・・

「さくらー!」

「はいはい」

襠田さんが桜に抱き着く

「あははは、大丈夫だよ」

泉が飯田さんを連れて来る。

「あっ、すすすいません。少し気持ちが、悪かって、近づけなかった・・・だけです」

「あっう」

うっわー。悪気がないって毒だな。

「襠田さん、と・・・一上さん、が・・・」

「「あっう」」

最後の一言要らないでしょ!

「「「あははは」」」

おい、そこの三人笑うな!!

「と、とりあえず。全員揃いましたし、さっさと二年生の所に行きましょう」

「そ、そうですね」

俺たちはフラフラ立ち上がった

そのまま、俺たち六人は二年生の生徒会室に向かった。


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