まさかの拷問!?
「ははは、さーて早く教室に行くぞー!」
俺は二人から退き、思いっきり走り出す
「さ、桜!一上君を!」
「任せて!」
負けるかーー!!
結果はすぐに捕まりました。
「ありがとう。では・・・。覚悟は宜しいでしょうか?」
ふっ、桜ぐらいの軽い女なんて簡単に脱出・・・あれ?
「逃げ出そうとしても無理だよ。綺麗に柔道技で固めてるから」
はい?
「桜は柔道でも全国行っています」
はい??
テニスも柔道も?
その間に勉強しろ、勉強を!!
「とりあえず・・・」
襠田さんは不気味に笑っている。
「や、やめてー!」
「もう、無理。歩けない」
何があったかは思い出したくもない。
あんな思いは一生しない!
「歩いて下さい。早く教室に向かいますよ」
「はい。」
「竜ちゃん」
さっきの襠田さんのように不気味に笑っている桜に呼ばれる
「な、何でしょうか?」
「楽しかったよ、ありがとっ」
ひっ、ひ~~~!!!
もう嫌、むり~~!
「早く歩いて下さい。またしますよ?」
「喜んで歩きます!!」
何が何でも同じ思いをするか!
俺たちはそのまま、小走りで教室に向かう
そういえば、桜のは微妙だったけど、襠田さんのは豊富だったな・・・・・・胸が・・・。
はっ!
俺はいったい何を考えているんだ!バカか!
一人でアホな考えをしている間に教室に着いた。
「その、飯田さんと泉たちは今、教室に?」
「はい、多分いると思われます」
「ちょっと楽しみ。」
三人は胸をドキドキさせながら扉を開ける。
「こ、こんにひは」
ま、襠田さんが噛んだ!
俺たちもゆっくりと教室の中を覗く
「あっ、おかえり~」
教室の中には泉と智也がいる・・・。
「あ、あれ?飯田さんは?」
うん。どこに居るの?
「あっ、あかりんなら、教室に荷物を取りに行ったよ」
そ、そうなのかよ~
緊張して損したよ
「で、その方はどんな方で?まさか・・・十位みたいな」
どんだけ恨みがあるんだよ
「えーと、大人しいよ。身長も低くて静か?」
なるほど、とりあえず、襠田さんや泉、桜みたいなしんどい奴ではないのだな
「そういえば、泉ちゃんはずっと、あかりんって言ってるけど知り合い?」
「うん。同じ部活。今日初めて知った。頭良さそうではなかったし」
同じ部活と言うことは
「家庭部か?」
「うん。」
良い人っぽいぞ
「多分、そろそろ戻って来るよ。」
「智也は、初めて見たのか?」
「うん、結構可愛かったよ」
おぉ、モテ猿の智也が褒めると言うことは、結構期待できる!
まぁ、秋には負けるだろうが
ガラガラ
俺たちが喋っていると、急に教室の扉が開いた
「お、遅れて・・・しゅ、あっ、す、すすいません!」
へ?




