表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

412/412

まさかの鬼!?

そんなこんなで美味しくオムライスをいただいているんだけど。

「はい。」

「なにこれ?」

「もやし炒め」

「桜が頼んだのはハンバーグだよね!?」

「ソースは一緒だよ」

「むしろソースしか一緒じゃないやん!」

「味音痴からしたら味が一緒なら一緒でしょ」

「全然違うんやけど!?タンパク質とかもないし」

「栄養取った所でそんな貧相な胸にしか……ふっ」

「つぶす!」

隣がすっごくうるさいです。

豊美さんは桜を宥めようとしているし、灯はいつも通りおどおどしている。

そして俺は我関せずとオムライスを頬張る。うまうま。

「は、なにこいつ!?熊でも失神するスタンガン当てるのに何でそんな元気なの!?」

「クマさんはそんなんで負けへんわ!せいぜい小熊までちゃうか!」

「実際にやった事あるみたいな言い方じゃん」

「あるからな!あのかったい皮膚はそんなちんけなおもちゃじゃ意味ないわ!」

「なるほどね。硬い胸のお前には効かないってことね」

「ころす!」

「きゃーーりゅー君助けてー!」

「なっ!?竜ちゃんに頼るのは違うやん!」

なんか呼ばれた気がするけど、あと少しで食べ終わるので無視しよう。

具のお肉やお野菜が程よい大きさで美味である。

「いい加減にしなさい桜。他の方のご迷惑になってるでしょ」

「いずみん……みんな怖がっちゃってるよ」

「豊美にウチの悔しさは分からんやん!」

「私は悪くない。悪いのはりゅー君」

「何でおれ!?」

口に付いたケチャップをティッシュで拭っていると唐突に巻き込まれた。

あ、待ってね。お水飲む。

「ぷはぁ。んで何で俺なんだよ」

「今日は全部りゅー君が悪い気がする」

「無茶苦茶言われてる……」

俺が一体何をしたって言うんだよ。

むしろ全部巻き込まれてこんな状況だというのに。

「学年長さん達、うちのいずみんがごめんねー。はい、ハンバーグとお魚定食」

他の家庭科部の人たちが今度こそはまともな食事を提供してくれる。

桜のハンバーグはもやし炒め。豊美さんの魚定食は白米に1匹煮干しが乗っているのだったんだな。

俺の幼馴染は鬼なのか?

「二股さんは、これ食べてて下さい」

2人に同情してたら何故か俺の所に2人の嫌がらせ飯が置かれたのだが。え、これ俺が食べないとダメなの?もうさっきオムライス食べたばっかりなんだけど。

「女の敵さんは彼女がケチャップをかけてくれたオムライスは食べるのに、嫁が作ってくれたご飯は食べないんですか?」

「……いやまず泉が作ったオムライスですし嫁じゃ」

「はい?」

「いえ何もないです。ごめんなさい頂きます」

「ですよね。ではごゆっくりどうぞ」

……苦しくて泣きそう。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ