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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかの幼馴染み!?

襠田さんが呼ぶと、ツインテールで金髪の女の子が入って来た

あれ?よく見ると部活の時に俺の事見てた奴じゃ・・・。見てた訳ではないか

まぁ、よく見るとツンデレみたいだな。

「えーと、この方は板橋(いたばし) (さくら)と言います。では、板橋さん自己紹介をお願い致します」

板橋さんは襠田さんを見て小声で「いつも通り桜って呼んでよ」って言ってた。

ちなみに襠田さんは笑っているだけだ。

仲良いのかな?

板橋さんはこっちを向いて一つ咳をした

「さっき豊美が言った通り、私の名前は板橋 桜と言います。

入った理由は豊美が一生懸命に私を学年生徒会に入ってもらって欲しそうだったから。

別に豊美が心配で入った訳じゃ無いからね!」

いや、思って無いぞ。ってか、やっぱりツンデレかよ!

「ねえねえ、豊美ちゃん」

「はい、何ですか?」

泉が手をパタパタ振りながら襠田さんに質問した。

「桜ちゃんと豊美ちゃんってどんな関係?」

いきなり板橋さんの事ちゃん付けだな

「ちょっ、いきなりちゃん付けって」

ほら、板橋さんも言ってる

「駄目かな?」

泉が少し首をかしげて言った

か、可愛い。一瞬惚れかけた。

「べ、別にそういう訳じゃ・・・」

残念、板橋さんも負けたようです

「良かったー、で豊美ちゃんとどんな関係なの?」

まだそれ聞きたかったのかよ!

「なんと言いますか。幼馴染みですかね」

「「幼馴染み?」」

俺と泉の声が揃った。

「ええ、桜とは小学校の頃私の家の近くに引っ越して来て、クラスも一緒になった事で仲良くなって。」

へー

「私達みたいだね!」

泉は嬉しそうに俺に言う。

「そうか?俺達は元から家が近かったし。」

「近くないもん、行くのに5分もかかるんだよ」

いやいや、それって近いよね?

「「私達は一分もかからないけど」」

おお、襠田さんと板橋さんの息が揃った。

「羨ましいー」

泉が本当に羨ましいそうに言う。何で?

「あのー」

「「「「うん?」」」」

急に智也が話に入って来た。

「話に入れないんだけど」

「「「あぁ、確かに」」」

智也の事をいまいち知らない板橋さん以外息が揃って思った。

『どうしよう』と

「まぁ、私部活あるから今日はもう良い?」

「うん、部活行って大丈夫」

「そう、じゃあまた明日」

板橋さんはそのまま教室を出て行った

そう言えば、襠田さんのあんなしゃべり方初めて聞いた。

「あ、そう言えば自己紹介してないけど良いの?」

「あっ、本当だ!智也の言う通りしてないけど、大丈夫ですか?」

「あぁ、そうでしたね。まぁ、簡単に説明してるので大丈夫でしょう。一応、次はしておきましょうか」

「うん!したい」

どんな人でも仲良くなりたがる泉が言った。

同級生だから良いけど、まぁ気を付けろよ

「では今日は我々も解散しましょう。」

「そうですね」

そのまま、軽くお辞儀をして教室を出た。

あっ、確か板橋さんって同じテニス部だよな。ちょっとどんな物か見てみようっと。

俺はいつもとは逆にはや歩きで部室に向かった。


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