まさかの可哀想な泉!?
「りゅー君おはよー!」
「おっと」
ずごごごっ
「酷いよりゅー君!」
「また朝っぱらから抱き着こうとするからだろ!そういうのは大事な人のためにととっけ!」
朝、家を出て泉と待ち合わせの場所に来て、泉が来るのを待っていると、また抱き着こうとしてきた。
一体何がしたいんだよこいつは
「ぶー、りゅー君が私にとっての大事な人だもん」
「はいはい」
泉はこういう事を言わなければ可愛いのにな、もったいない。
まぁ、秋にはどうしても負けてしまうがな。
あの可愛さに勝てる者などいる筈がない、いや、いてはいけない。何故なら世界が失神してしまいうからだ。秋でさえ危ないのに。それを超えるとどうなるか。
俺たちはいつも通りに学校に向かい学校に着く。
「おはよう、竜。また森川さんと一緒か。いつも夫婦でいちゃ付きやがって」
クラスメイトに話しかけられた。たまにこういう事を言われる。違うのに。
「何回違うって言えばいいの?なぁ泉」
俺は泉に助けを求める
「えへへ、りゅーくんと夫婦って言われた」
あれ?泉さん?
「ほら、森川さんもそう言ってるぞ」
「いや、本当に違うから。」
俺は泉を見て言った
「こいつも家族って言われた事に喜んでいるだけだし。こいつな昔から俺と家族になりたいって言ってたんだ」
「うん、だから森川さんと竜は夫婦でしょ?」
「何で?」
何言ってるのこいつ
「いやだって家族になりたいって・・・」
「兄妹が良かったってことだろ?」
「はぁ?お前本気で言ってる?」
「当たり前だろ」
本当に何が言いたいの?それ以外に意味ある?
「森川さんも苦労してるね。頑張ってね」
「うん・・・」
はぁ?泉は何でそんな悲しそうなの?
「まあ、じゃ」
そのまま他の所に混ざりに行った
「あっ、竜と泉ちゃんやっと来たんだ!」
俺たちを見つけた智也がこっちに来た。
「おう、おはよう。今日は来るの早いな。」
「智也君おはよー」
いつもなら智也は俺たちより遅く学校に来る。
「だって、昨日とかお泊り会をしてたんだよ。早く学校に来たくなっちゃうじゃん」
「すまん、全くならん」
「「えーー!」」
泉まで驚くことないだろ
「何で?なんで?」
「いや、別に何かイベントが起こる訳でもないし」
泉が目を点にしながら訴える
「いや、まず泉だって俺と一緒の時間に来たじゃん」
「それはりゅー君と一緒に行きたかったから!」
「何で?」
早く学校に行きたいなら早く行けばいいじゃん。俺なんかほっといて
「智也く~ん」
「可哀想な泉ちゃん」
「うん?」
さっきといい何だよ
「それについてですが、イベント有りますよ」
うおっ、びっくりした。何だ襠田さんか。
「急に現れないで下さい、心臓に悪いです」
「うふふ」
楽しそうだな、おい!
「あ、おはよー。豊実ちゃん」
「おはよう豊実さん」
何でお前らは平気なんだよ
「で、イベントって何ですか?」
「イベントって言うか、報告ですが、入ってくれそうな人を見つけました」
マジで!
あっ、あれかいい人がいるって言ってた。
「この前言ってた人ですか?」
「はい、そうです」
やっぱりか、どんな人だろう?
「楽しみー」
「うん!」
泉と智也も浮かれている。
「とりあえず放課後に紹介するので教室で待っていて下さい」
「はい」
「分かった」
「了解~」
どんな人か楽しみだな




