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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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306/411

まさかの覚悟!?

『さあ!始まった一年生学年競技!この競技は色々な競技が混ざった競技!まさに狂気!競技だけに!うん、あんまり上手くなかった!だがしかし!楽しければ何でもよいのだ!さぁ!みんな頑張ってくれ!大きく吸ってせーの!ちなみに、司会と解説が逆になって、次からはこの俺が司会をさせていただきます!大垣です!さぁ、みんな拍手!いやー、いちいち解説です。とか補足です。とか言わなくていいと思うと楽ですねー。好きな主人公は一○ 楽ですねー。いやぁー、話しますよ!たくさん話しますよ!そうですね、ちょっと愚痴を聞いてもらえませんか?ある人が本当に酷いんですよ!すぐに俺に死ねと言うんですよ!酷くないですか!?まさに悪魔ですよ!いや……天使でもあるから堕天使?まぁ、良いですよ。それ

で、ですね!……おい、待て古都乃。何処に行く!?ごめん、俺が悪かったから待って!ちょっ、古都乃ー!』

『すいませんでした。一年生は入場してください。あ、あとあの二人が帰ってくるまでの代理をさせていただきます。中島なかじま 真喜まきです。では、入場』

大垣さんが長い話を始めたと思ったら、朝崎さんに怒られて追いかけたから、誰も居なくなったと思ったら、誰かも分からない新キャラが来たぁー!!?

誰かこの状況わかる人挙手!僕は全く分かりません悪いのは僕でしょうか?

『一年生たちの競技の準備が完了しました。梅田先生のスタートの合図があればスタートです。では、一回戦、男子戦が始まります。騎馬を立ててください』

真面目だ!?あの二人と違って真面目にしてる!?驚きだぁ!

心の中で色々言っていますが、こう見えて上に居るの俺なんですよ?

えぇ、それは別に良いんです。どうでも良いんです。

いやいや、良くは無かったです。良いですか?聞いてくださいよ?よーく思い出して下さいよ?

いやー。僕は男子たちに睨まれています。

はい。そりゃそうですよね?泉の件もあったけど、我が学年生徒会って顔のレベルが高い女子ばかりなんですよ?聞いた話ではファンクラブがあるとかないとか。

はい。話が長くなりましたね。すいませんすいません。

さぁて!そいつらと毎日仲良くしていたらどうなりますか?

てか、リレーではっきり言ってルールが俺の奪い合いじゃないですか?まぁ、そんな良いものでもないですが。てか、俺の人権が誰に取られるかって話ですが。

でも、他の男子には羨ましい姿に見えたでしょう。

俺を恨んでるでしょう。

俺が何を言いたいのかは簡単です。

「よーい!スタート!」

パンッ!と合図が鳴った瞬間、俺は敵味方関係なしに追いかけられました。


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