まさかの番外編!?(板橋 桜)
注意
・本編とは一切関係ありません。
・会話だけです。
・登場人物は一上 竜とツルペタさん…………板橋 桜だけです。
それでも大丈夫な方はお読みください。
「今日は桜の番だよ!」
「……そうか」
「うん!竜ちゃんなにする?」
「勉強」
「はい?」
「桜、お前は勉強しろ。俺と話している時間があるなら勉強しろ」
「いやだ!」
「そうか。なら俺と勉強するぞ」
「うーん。それも良いかもだけど、桜は勉強したくない!」
「なら、助っ人を頼むか」
「助っ人?だれ?」
「泉」
「竜ちゃんと勉強楽しみだなー」
「そうか、やる気になったか。じゃあ、どの教科する?」
「なにもしない」
「そうか、泉に教えてほしいか」
「やっぱり、桜が苦手な教科の方がいいよね!」
「ああ、確かにそうだな。桜が一番苦手な教科はなんだ?」
「全部」
「は?」
「だから全部だよ、竜ちゃん」
「そうか。知ってた。なんとなく分かってたよ」
「そう、よかった。じゃあ、遊ぼうか」
「ああ、泉と二人がかりで頑張るしかなさそうだな」
「なんで、竜ちゃんはずっと、森川さんのことばっかり言うん!?そんなにあの人の事が好きなん!?」
「お前は勘違いさんか。別に好きとかじゃなくて、泉の名前を出したら、お前が嫌がるからな」
「竜ちゃんは好きな子に意地悪しちゃう人なん?それやったら嬉しいけど」
「いや、別に?」
「そんな、素っ気なく答えんといてよ……」
「そういえば、アニメ等での方言キャラって関西弁が多いよな。桜はありふれたキャラってことだ。運動できて勉強できないキャラも沢山いるしね」
「何のこと、竜ちゃん?」
「桜のキャラクターは沢山居すぎて、お前に人気はないって事」
「ホンマに何の話をしとん!?」
「例えばだな、俺たちの学校で人気投票してもお前には票が来ないって事だ」
「ひどい!」
「ちなみに、俺は秋に票を入れるがな」
「秋ちゃんはここの高校じゃないよ!中学生だよ!」
「だったら、無投票だ」
「桜にはどうしても入れないんだ!」
「まあ、な!」
「そんな当たりまえだろみたいに言わないで!」
「まあ、いじられキャラに萌える人も居るけどな。ほら、拗ねて可愛い表情してみろよ」
「いやだよ!てか、竜ちゃん本当にどうしたん?」
「てか、いまさらだが、関西弁じゃなくなってんな。もう少しキャラを安定させろよ」
「えー……」
「てか、お前の需要は金髪ツインテールだけだな」
「髪型だけ!?」
「あっ、ペタンと低身長も」
「ペタン言うな!」
「ただし、ツンデレじゃないのと、桜より小さい飯田さんが居るのですべてなかった事にされる」
「結局、桜には何も残らないんだ!」
「うん」
「そこは否定してよ!」
「ドンマイ」
「竜ちゃん、本当にひどい!」
「あっ、そろそろ下校時刻だぞ」
「言い逃げだー!」
「まあ、勉強はしなかったんだし良いじゃん」
「ああー。うん、それなら良いとしてあげる」
「お前はそれでいいんだな……」




