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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかの現在状況、説明会議!?

「では、まず。こちらから現在状況をさせていただきます。会長」

「……ぐすっ」

「人にはしつこいほど何かを言うくせに、自分では何も出来ないのですね。仕方ありません。私がさせていただきます」

「……お前、後で覚えておけよ」

「すいませんでした。じゃあ、会長お願いします」

「…………。」

「もう良いです。前回報告した場合で練習してみた所、問題点なし、となったので、競技内容に変更はありません。本番も問題なく進められると思います。質問はありますか?」

副会長さんは淡々と話して会議を進める。

てか、生徒会長に少しひどい気がする。……いや、だいぶ生徒会長も酷いけどね?

副会長への質問に手を上げたのは、豊美さんと二年生徒会長だった。

「どうぞ」

「競技の時間はどうでしたか?」

聞いたのは二年生徒会長だ。

二年生徒会長は立ち上がり、プリントを見ながら言った。

「全体の動き方や準備時間にもよりますが、規定通りの時間になっています」

「ありがとうございます」

二年生徒会が礼を言ってから、座ったあと、豊美さんが立ち上がった。

「同じです。ありがとうございました」

「了解です。では、これにて、三年生現在状況の説明を終わります。……次、二年生お願いします」

「はい。練習で時間を短縮のために集合場所や体型を変えました。それが、こちらになります」

二年生生徒会の人がプリントを配る。

副会長は受け取ったプリントを軽く目を通し、生徒会長にプリントを渡した。

「会長。どうぞ」

「うぅ。……うん、うん。大丈夫だ問題なし」

「らしいです。了解しました。他には何かありますか?」

「時間は少し遅くなってしまうかも知れません。前回の練習の時、予定の時間より二分ほど遅れてしまいました。なので、全体の動きで短くしたいと思っています」

「それぐらいなら、別の所で削れるでしょう。大丈夫です。しかし、早く動ける様にしてください」

「はい。質問はありますか?」

誰も手を上げることはなかった。

三年生方はプリントを見せ合いながら頷きあっていた。問題はなしで良いか話し合っているのだろう。

「無いで良いですね?では、これで現在の状況説明を終わります」

二年生生徒会は一礼してから席に座った。

「ありがとうございました。では、一年生生徒会よろしくお願いします」

その声で豊美さんと俺が立ち上がった。

「はい。では、改善点を説明しますので、プリントを見てください」

俺は事前に豊美さんに渡されたプリントを先輩方へ配る。

これを見て何か言われないか心配だ。

はぁ、緊張する……。


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