まさかのお泊まり会の始まり!?
ピンポーン
「あ、来たか」
本当に時間どうりに三人が来た
俺はドアを開けて三人を招き入れた。
「どうぞ、入ってください」
そういうと、泉から入って来た
「ただいま~」
「何でただいまなんだよ!」
「りゅー君の家なんて、何回も来ているから私の家みたいな物なの」
確かに泉は小さい頃から家に来ている、だけど
「お前の家では無い!」
「いつかは私の家にしてみせるからね」
えっ?
まさかこいつ俺の家を奪う気か!
「一上さん達、話が長いです、早く中に入れてください」
俺と泉が話していると襠田さんが入って来た
「あぁ、すいません。リビングの場所は泉に聞いてください」
そのまま襠田さんは泉と中に入った。
「泉さん、一上君の部屋は何処ですか?」
「えーとね、二階の」
「言うな、泉!」
「ちっ」
今舌打ちしましたよね、襠田さん?
「竜、早くして」
荷物持ち係の智也が待ってる
「結構買って来たな」
「うん、みんなの意見を聞いてたら知らない間にこんな感じになってた」
大きいスパーの袋と泉のエコバッグで六袋分もある
「お金は足りたのか?」
「よく分からないけど、襠田さんが出してくれた」
あの人はお金持ちな気がしていたけど、やっぱりか
「まぁ、早く中に入ろ」
「うん」
俺と智也は袋を三袋ずつ持って、リビングに行った
「泉、襠田さん、智也、一回お泊まり会の説明をするからこっち来て」
そういうと、三人がこっちに来た
「じゃあ、今から第一回お泊まりを始めます」
「何で襠田さんが言ってるの!?」
何だよこの人
「じゃあ、まずは母さんと父さんの寝室と秋、俺の部屋には入らない」
「秋って誰ですか?」
襠田さんが聞いて来た
あっ、そうか襠田さんは秋の事知らないんだな
「秋は俺の妹です」
襠田さんは首をかしげて聞いて来た
「その妹さんは何処に?」
「友達とお泊まり会をしています」
寂しい
早く帰って来て
「他の部屋は良いの?」
智也が聞いた
「まぁ、そうだな大体はいいぞ、まぁ入る所なんてあんまり無いけどな」
「分かった」
「あと、日曜日の最後な掃除をするからな」
「えー」
「わ、分かりました」
「やった!」
泉だけ喜んでいる
「まぁ、分からない事は、泉か俺に聞いて」
「「はい」」
じゃあ、そろそろ始めるか
「じゃあいくぞ」
「第一回お泊まり会を始めます!」
「何故襠田さんがーーー!」
「「いえぃ」」
もういいか
こうして地獄のお泊まり会が始まった
嫌だー!
 




