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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかの仕事内容!?

豊美さんに出された指示はこうだ。

泉&飯田さんは絵と写真。

智也は文章を考える。

桜は、パソコンが使えないという理由で、バリケード作りをしている。……ドンマイ。

豊美さんは皆の出来を確認して回っている。

俺は、豊美さんのチェックが完了した物を、ひたすらパソコンに打ち続ける。

あと、もう一つ俺に仕事が課せられていて。

「りゅー君、紅茶追加で」

「……わたし、も」

「じゃあ、私も珈琲を貰いましょうか」

「僕は冷たいお茶が良いな」

「桜はジュースで!」

「桜、学校でジュースは駄目」

「……うん。じゃあ、桜もお茶で良いよ」

「……あ、はい。行ってきます」

席を立ち、向かう先は、学校内に設置されている自動販売機。

生徒会室に行けば、お湯があるから、紅茶とコーヒーは作れるが、冷たいお茶はない。

そう!俺に課せられたもう一つの仕事とは、飲み物の注文をされたら、それを買うか、作るかして持っていく事である!そして、全部自腹である!…………死にたいである。

てか、お願いだから、注文を統一してもらいたいです。無理ですか……?……無理ですか。知ってた。

一番安めの、お茶を二本買い、その後に生徒会室に行く。

紅茶は俺を含めて三人分、コーヒーは豊美さんだけとっ。

お湯を沸かしている間に準備をする。

こんな事もあろうかと、紅茶を持ってきて良かった。

あっ、こんな事って言っても今の状況の事じゃないからね?

誰かが紅茶を飲むかも知れないって意味だからね?

俺はそんな事を考える事はしないよぉー。あははは…………。

俺は誰に言い訳をしているのだろう?虚しい……。

コーヒーはおそらく、豊美さんが持ってきた物だろう。ありがたく使わせてもらいます。

お湯が沸いたのを確認したら、お湯をコップの中に注ぐ。

それをパソコン室に持っていく。

あっ、お茶忘れた……。

途中で、生徒会室に引き返す。

お茶をポケットの中に入れて、今度こそはパソコン室に向かう。

「ただいま、戻りましたー」

「あっ、ありがと」

「ありがとう、ごさい……ます」

「ありがとうございます」

「ありがとー。あっ、これのチェックして」

「はい。お借りしますね」

「ふぅー!いい感じに出来てきた!」

皆の声が帰ってきて、飲み物を配る。

桜は、バリケード作りをしているが、一人で技術室でやるには危険だと言う理由で手狭だが、パソコン室で軽めの作業をしている。

危険とは、力加減を忘れて、机が壊れないかと言う意味の危険らしい。これまでに、何回かあったとか。

俺は何も言わないでいようと心の中で誓った。

飲み物を全部配ったら、自分の作業を再開する。

飲み物を持ってきている間に増えた物をドンドンとパソコンに打つ!打つ打つ打つ!


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