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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかのサボり!?

それからも毎日の様に作業を続けた。

作業はスムーズに進んでいった。

桜の馬鹿力&体力。

泉の地味に役に立った裁縫スキル。

飯田さんの設計図。

豊美さんの効率のよい指示。

智也の為に手伝いに来てくれた人たち。

みんなのおかげで予定よりも早く作業が進み。様子を見に来た、生徒会長も不機嫌そうにして、すぐに帰っていった。

多分、何か言いたかったんだろうね!

遅いなーとか、使えない……とか。

ははっ!残念だったな!我ら一年生徒会は性格は難あれども才能は凄いんだぞ!

……俺?

気にしない事をオススメします。だから、何も言わないで。

お願い。俺が一番分かってるから。一応、出来るだけの事は頑張ってるから!

例えば、一回だけ本当に秋が来て、作業している秋の汗を拭いてあげたり、水を用意したり、マッサージしてあげたり……とにかく色々な事をしてあげた。

その日にみんなが会議して秋が来たら俺がサボるって事で秋に救援を頼むのを無しになったけど……。

サボってないのに……。

しかし!順調に進んでいたのに、ある事件が発生してしまった!

それは、学年競技のルールや入退場の説明のプリントを作ってなかった!

明日には、学年の人たちにプリントを配らないといけないのに……!

そして、その仕事を任されていた人物は……。

「竜!聞いているのですか!?あなたはバカですか!こっちの作業では役立たずだから、家でプリント作りをして下さいと言いましたよね!」

「りゅー君……。何してるの?さすがにそれは……」

「ふっふーん!これで桜の事を馬鹿って言えなくなるね!」

「……………………。」

「竜らしは、竜らしいけどね……」

はい!俺でした!すいません!

皆が起こってるけど、飯田さんの無言の圧力が一番怖い……。

俺はあまり役に立たないからと言う理由で、プリント作りを家でする事になったのだが、サボりました。

「すいません……」

「すいませんじゃありません!……本当に!」

「りゅー君は家で何してたの?」

「ははは……」

秋にくっついてて仕事をしなかったと言うと、殺される気がしたので笑って誤魔化した。

「あー。この笑い方は秋ちゃんが関係してるね……」「いやいや!そんな事はナイヨ?」

「だったら、もっと信用出来る様に言ってください!」

豊美さんに頭を叩かれた。

痛い……。

「で、どうするの?」

「桜はアルファぺット分からないからパソコン出来ないし……」

「アルファベットな。何だよアルファぺットって。てか、小学校レベルだぞ、それ」

「まずは、機械自体が苦手ですけどね」

「で、どうするの?」

智也が同じ事を二回言った。

本当にどうしよう!


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