まさかの同じクラスの四人!?
俺は学校に着きいつも通りに勉強していた
「あっ!やっぱり、先に来てたんだ」
俺を見つけて、泉が話し掛けて来た
「おはよう、泉」
「うん、おはよう」
「泉、先に来てたんだって言うけど、俺たちは 別に一緒に来る約束なんかしてないよな?」
「うん。一緒に来たかっただけだから」
「それじゃあ、これからは朝練無いときは一緒に学校に行くか?」
「うん!」
俺たちは一緒に学校に行く約束はしたけど、多分朝練が始まったらその約束も無かった事にされるだろうな
「竜、泉ちゃんおはよう」
泉と話していると、次は智也が来た
「おう、おはよう」
「おはよう」
智也は自分の席に荷物を置いてこっちに来た
「何の話をしてたの?」
「うん?
まぁ、学校に一緒に行くかどうかの話だ」
「うんうん。
これから学校行くのが楽しみ!」
泉よ勘違いしてしまうからそういうのやめてくれ
「相変わらず二人は仲が良いね」
「まぁ、昔からの幼馴染みだからな」
「私は幼馴染みとか、関係無くりゅー君の事好きだよ!」
「ふふ、泉ちゃん大胆」
何を言っているんだか
「俺もまぁ、泉の事は友達として好きだぞ」
「そういう意味じゃ無いのに」
泉が小声で何かを言ったが聞き取れなかった
「何か言ったか?」
「ううん、何にも無いよ」
「そうか、なら良いんだが」
泉は何が言いたかったんだ?
「不純な恋愛は学校では必要無いですよ」
「うわっ!」
いつの間にか襠田さんが後ろに居た
びっくりするから、そういう登場はやめて欲しい
「あっ、豊実ちゃんおはよう」
「豊実さん、おはよう」
「おはようございます、森川さん、砂川さん」
「そんなに固い挨拶じゃなくて良いよ」
確かに泉の言う通り襠田さんの挨拶は固い
「それじゃあ、おはよう、泉さん智也君」
「う~ん、 まだ固いけど今はそれで良い!」
「でも、さんと君は要らないよ。」
智也が言うように、さんや君があると、固く感じる
「いえ、流石にそれはまだ難しいです。
それより、一上君の挨拶まだ無いのですが」
「お、おはよう」
忘れてた。
いつも通りだけど、やっぱり襠田さんは恐い。
「おはよう?」
はい?
「おはようございます?」
「おはようございます」
はい?
「ちょっと待って下さい。
意味が話かわからないのですが」
「一上君ごときの人間が慣れなれ過ぎます」
ひっで!
「豊実ちゃん、それは流石に言い過ぎだよ。
りゅー君が可哀想」
泉よ、貴女は天使ですか
秋は天使の上の女神様!
「確かにそうかも知れませね」
まぁ、分かってくれたらそれで良い。
そういえば、今のところの生徒会メンバーはこの四人だよな。
良いのかな?六人中四人も同じクラス何て
「そろそろ、授業が始まるので席に着きましょう」
そのまま、俺の席に集まっていた三人は自分の席に戻った
あっ!
今日のご飯、泉にお願いするのを忘れていた。
まぁ、仕方ない
俺は次の休み時間に泉に聞いてみる事にして、授業を受けた
 




