まさかの体育会会議!?
「で、どうするんですか?」
次の予定について豊美さんに聞く。
「それについてですが……。覚えていますか?ずいぶんと前に体育会の事について話し合ったの」
「あぁ。ありましたね、そんなの」
本当に前の話だな。はっきり言って忘れてたよ。
「二学期が始まってすぐに、全学年の生徒会で色々と話し合いがあります。そこで、一年生の希望種目から決めた学年競技や私たちが必ず出ないといけないマラソンの順番等を報告しなければなりません。秋さんが居ますが、夏休み中に一年学年生徒会が集まるのは今しかないと思いますので、その話し合いをしたいと思っています。一年生の学年競技の希望種目はプリントにまとめていますが、マラソンについてのがまだ出来ていませんので、それを決めたいと思います。あっ、しかしまずは希望から決めた学年競技についての話し合いをしたいと思っています。あと、梅田先生への報告は私がしておきますので、まずはそれを決めましょう。あっ、一年生の希望種目のプリントはこれですね。竜、皆さんに配って下さ
い」
「あっ、はい」
唐突に学年生徒会会議が始まったのだが……。
皆が席に着いたので、前にプリントを置いていく。
「あっ、じゃあ。邪魔にならない様に紅茶とお菓子を用意しときますね」
「あっ、すまんな秋」
キッチンに行った秋に一言言ってから、会議を再開する。
「希望種目は全員の分を合わせたら、14種目になりましたので、必ずする種目や票数が少ない種目を省いて、6種目に絞りました。一つ目が『騎馬戦』、二つ目に『借り物競争』、三つ目に『障害物競争』、四つ目に『棒倒し』、五つ目に『団体相撲』、六つ目に『ブタ箱クラッシャー!』ですね」
うむ、一~四は体育会と言ったらみたいな種目だな。
五つ目の団体相撲は騎馬戦みたいに陣を組んで、相手を押し合うみたいなやつだと思う。
後は、六つ目のは…………。
「『ブタ箱クラッシャー!』って何!?」
何か謎の名前の競技来た!?
「僕の知ってる情報だったら、ちょっとした男子が団体を作って、票を集めてた競争だと思うよ?」
俺のツッコミに智也が丁寧に答えてくれた。
「はい。確かに票はすべて男子の物ですね。すべての競技のルールは調べたのでプリントから見てください。あぁ、でも『ブタ箱クラッシャー!』は調べても出てこなかったので、希望種目を書いた人に直接聞いたものになっていますが。一応読んでみてください」
「……はい」
豊美さんに言われた通りにプリントを探し、ルール説明を読む。
『男性がパンツ一枚だけの姿で一組五人で固まり、猿轡を付け、猿轡から紐で繋がれているソリの上に女性を一人か二人乗せ、四つん這いになっている男を鞭で叩きながら、先に障害物を突破しながらブタ箱に入った方が勝ち。ちなみに、目隠しをするかはそちらの学年生徒会の方に任せます。』
「却下だ!」
俺はルール説明を読んだ後に即で言ってやった。
これを考えた奴はドMじゃねーか!




