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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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202/411

まさかの食事!?

「できたよー」

泉が調理を初めてからしばらくすると、ホカホカのご飯に、良い匂いがする味噌汁、納豆あと、肉じゃがが出てきた。

みんなが席に座って、食べながら話す。

「前も食べましたが、本当に美味しいですね」

「あー。そう言えば前にお泊まり会してましたね」

「意外と僕ってあんまり泉ちゃんのご飯を食べた事無いんだよねー」

「お泊まり会?何それ、桜知らない」

「わたし……も。でもいずみんの、料理は美味しい、です」

みんなそれぞれの感想?を言う。

そういや、お泊まり会をした時は桜や飯田さんは居なかったな……。

飯田さんは泉の料理を部活で食べたのかな?

「えー。あかりんのご飯もおいしーよ?そうだ!明日はあかりんにご飯を作ってもらおう!」

「えっ?……良いの?」

泉の急な提案に驚きながらキョロキョロと周りを見ている。

「飯田さんの料理……。良いんじゃない?」

「僕もさんせーい!」

「料理が出来る人多いですね。……頑張った方が良いかな?」

「さ、桜も手伝う!」

「止めときなさい」

桜の提案は豊美さんによって却下された。

「え、何?もしかして料理出来ないの?」

泉がニヤつきながら桜を見る。

こいつ…………完全に煽ってやがるぜ!

「で、出来るもん!」

「あっ、そいだったの?じゃあ、明日の朝ごはんを作ってもらおーかな?」

「えっ、いやそれは──」

「良いよ?桜の美味しい料理を食べさせたる!」

豊美さんが止めようとしたが、桜は止まらず、しかもちょい関西弁……。

明日の朝ごはんが不安だなー。

運動だけ桜はどこまで下手くそ何だろ~。

「はぁ、明日どうなっても知りませんよ」

豊美さんが最終警告を出すが、泉は聞く耳を持たず、食事に戻っている。

てか、桜は運動だけしか得意じゃ無いけど、飯田さんは勉強も家事も出来るらしいので、すごいと思う。

いや、桜のどんなスポーツでもプロ並みに出来るのもすごいけどな……。

うん、今回の料理も旨い。

「くっ、悔しいけど美味しい……」

「当たり前だよー。明日の朝ごはんもこれ以上の物を作ってくれるんだよね?」

「当たり前!」

その喧嘩、まだ続いてたのかよ……。

桜は泉に一睨みしてから、食事に戻った。

「泉、ご飯おかわり」

「うん!」

お茶碗を持って、ご飯を入れてきてくれた。

「むっ、ご飯を入れる事なんて桜にも出来ます!」

「あっ、次は私が入れるので……」

「次は、わ、わたしが、しま……す」

三人の声が重なった。

いや、おかわりするつもりは無いけど……。

「ごちそうさまでした」

「ごちそうさま」

あれ?秋と智也が逃げるように食事を終えたのだが……。


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