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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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200/411

まさかの宿題!?

部屋に一度戻り、数字のワークと英語のワークを持ってリビングに戻る。

「うぅ。勉強嫌だよー」

「べ、勉強は楽しい……です」

「運動の方が楽しいよー」

「じゃあ、まずは運動について勉強しましょう」

「え?」

運動の勉強って理科の事だよな?中学レベルだろ……。

まぁ、桜には中学生レベルでも難しいだろうけどな。

「秋、その話は聞いといた方が良いぞー」

「そうなの?分かった」

運動の勉強って中二か中三で習ったと思うから現在中二の秋は聞いといた方が良い。

てか、秋だけ中学生だな。

「桜は飯田さんにお願いしましたので、安心して自分の勉強が出来ますね」

いつの間にか隣に居た豊美さんがありがたそうに言った。

「そうですね。しかし、良いんですか?飯田さんが宿題出来なくなるんじゃ……」

「いや、飯田さんは社会のワーク以外は終わってるらしいので、大丈夫だと思います」

さすが……。

「じゃあ、俺もしますか」

「りゅー君。私の隣に座ったら?」

あ?じゃあそうするか。

「あっ、桜は馬鹿だから、頭の良い、二人に教えてもらえると嬉しいな」

泉の方に向かっていると桜にそう言われた。

まぁ、それもそうだし、桜の隣で良いか。

「えっ?りゅー君。ここ空いてるよ」

「いや、桜の隣も空いてるし、桜の勉強も見てやりたいからこっちで良いよ」

「むー」

「ふふっ」

何か泉がしかめっ面で桜がドヤ顔なんだが……。

「私も教えて欲しいのに……」

「じゃあ、泉が俺の隣に来いよ」

この位置だったら、両方に教えれる。

「良いの?やったー!」

何で喜ぶのかが分からないが、一件落着だな。

「えー」

「えへへ」

あっ、桜がしかめっ面になって泉がドヤ顔になった。

てか、勉強を教わるなら、飯田さんの隣で良いと思うけどな。

ようやく席順が決まり、勉強を再開する。

たまに間違ってたり、分からない所があると飯田さんが教えてくれるので助かる。

てか、飯田さんに教わってるのに、桜が俺に質問をしてくる意味が分からない。

秋も隣の豊美さんに質問をしたらしているので、順調に宿題が進んでるようだ。

智也だけ、一人無言で社会のワークを進めている。

社会は暗記科目だから一人で出来るしな。

七時ぐらいで、勉強が終わった。

みんな良い感じで集中出来てたと思う。

「あー!お腹すいたー」

集中力が切れたのか、床に倒れる。

「じゃあ、レストランを予約して食べに行きましょうか」

「泉。冷蔵庫の中の食材で何か作れるか?」

「うん。大丈夫」

「じゃあ、頼むわ」

「はーい」

また、レストランに行ったりはしません。

泉の料理で満足出来ます。


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