表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

199/411

まさかの会話!?

謎のツッコミ練習を終えてしばらくすると、遊ぶ側の三人が帰ってきた。

帰ってきた三人は着替えに行ったので、さっきと同じように紅茶の準備をする。

智也はコーヒー派だったと思うが、面倒なので、紅茶にしときます!

「ふぅー。楽しかった」

今度は女性の大群に捕まらなかったのか……。

ちっ、つまらん。

「ひゃー!久し振りに疲れるまで遊んだー!」

智也が帰って来ると同時に桜も帰ってくる。

いや、全然疲れてる様に見えないのですが……。

「桜!髪がまだ濡れてる。ドライヤーで乾かすからこっちに来て」

「はーい」

桜が洗面所からドライヤーを持ってきた豊美さんの所に行った。

いや、親と子かよ……。

もう、日も落ちて来て、外はオレンジ色になっていた。

「あっ、皆さん……そろってたんで、すね」

最後に飯田さんが来た。

ドライヤーを終えた二人も戻ってきたので、先ほど淹れた紅茶を飲みながら話す。

みんなの中学生の時の話や、桜のスポーツ無双話。

豊美さんが今まで行った中で、一番楽しかった海外ベスト5などの話をしていた。

今思うと不思議である。

このメンバーが揃ったのはほんの数ヶ月前なのに、そのメンバーでお泊まり会をしたり、こんなに仲良く話せるとは……。

人生何があるか分からないってのは本当なんだなっと思った。

「そうだ。飯田さんに聞きたかったんだけど、どうやったらそんなに頭良くなるの?」

「えっと……。勉強は努力だと、思います。……わたしは数字は、得意、でしたが、残りの教科は、普通、で。頑張って、勉強したから、学年一位になれた、と、思ってます」

勉強は努力か……。

じゃあ、まだまだ俺には努力が足りないって事なんだな。

「だってさ。桜」

「なっ!何で桜に言うん?桜は別に努力してない訳じゃないし」

どうでも良いが、訳ちゃうし、じゃ無いんだな……。

これが大阪と兵庫の違いか?

「桜の場合は努力の方向がおかしい。もっと勉学の方向にも努力しなさい」

「は、はい……」

「てか、そのままでも良いと思うよ。進学出来なかったら邪魔者が減るから助かるし」

「邪魔者?どういう意味?」

「りゅー君は気にしなくて大丈夫だよ」

いや、凄い気になるんだが……。

「むぅー。絶対に進学するから、大丈夫だよ!桜は努力は出来るからね」

まぁ、運動が出来るからそうなんだろうな。

「じゃあ、勉強の話が出ましたし、今から宿題をしましょうか」

「あぁ。そうですね」

「えー。嫌だー」

「はいはい。努力するんじゃないの?」

「分かったよー」

「じゃあ、宿題取ってきますね」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ