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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかのいら立ち!?

「それは、わたくし神田 由宇が説明させていただきます」

なんか、腐女子第一号が出てきた。

「私たちは腐軍団!」

「うん。それで?」

「以上です!」

「もっと詳しく説明出来んのか!」

前に、腐女子についての説明をしてもらった時も同じような事があったぞ。

お前は豊美さんと逆なんだよ!

「出来ません!キリッ」

「キリッじゃねーよ!お前、国語の点数悪いだろ!」

「何故それを!?なぜ国語の点数が学年最下位だと知ってるんですか!」

「そこまで言ってねーよ!マジで殴るぞ!」

「あんっ!襲われるぅ~」

「黙れぇぇぇえええ!!」

こいつ…………許さん。

「うるさいですね。今から説明をしようとしてましたのに」

「最初からしとけ!」

「BL、GLが好きな者同士のカップルです」

「もっと!」

「えっ!?何をさせるつもりですか?」

「説明をさせるつもりだー!!」

「は、はい……。上から65……、やっぱり恥ずかしいです」

「誰がお前のスリーサイズを説明しろって言った!」

「しかし、国語の最下位にそこまでちゃんとした説明は出来ないと思いますが」

「じゃあ、最初から出てくんな!」

そして、その話本当だったんだな。

てか、もう喉が痛いんだよ……。許してよ……。

「仕方ない。俺の学校での国語最下位の俺が説明しよう」

「お前ら、頭腐ってんのか!」

「「「「はい。腐ってます」」」」

「うfふdぶk@bじdfひfgほい!!!!!」

「竜ちゃんが壊れた!」

マジ無理……。

もう聞かなっかたらいい話なのだが、ここまでしたなら聞きたいし。

「分かりました。簡単にですが、説明させていただきます」

神田じゃない方の女子が前に出る。

こいつだけは真面目であってくれ。

「私はそこの男の彼女です。そして、由宇の彼女でもあります」

「は?」

「由宇はこの男の彼女です。そして、そこの女の子の彼女です」

「はあ?」

「俺はそこの女子の彼氏だ。あと隣にいる男子の彼氏でもある」

「……。」

「俺は、由宇の彼氏でーす。それと、隣の奴の彼氏でもあるよ」

全員の自己紹介が終わった。

終わったのか?いや、終わってて下さい。

「ごめん。桜って頭悪いから意味わからなかった」

頼むからもう聞かないでくれー!!

「図で説明すると、ABが男で、CDが女だとしよう。AはC、Bと付き合ってる。BはA、Dと付き合ってる。Cは、A、Dと付き合ってる。DはB、Cと付き合ってる。つまり、腐を共有して付き合ってる、ウィンウィンの関係だ。どうだ?分かりやすいだろう?」

「すごく、分かりにくいわ!!」

お、俺の喉がーー!!


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