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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかの素直!?

朝崎さんは驚いた様に目を大きく開き、大垣さんはつまらなそうに俺を見た。

あれ?店に居たときもそうだったけど、俺って大垣さんに何か怒られてる?

「ああ、二人で買い物ですか。」

ようやく状況を理解した朝崎さんが俺たちを見ながら言った。

「あ、はい」

「そうですか。仲が良いですね」

「えへへ、朝崎さん逹も仲が良いですね」

何故か桜が嬉しそうに笑っている

「いえいえ。こいつと私は知り合い以上友達未満なんで」

異能バトル○日常系のなかでかよ!

「俺と古都乃は安○寿来と相模静○みたいだな……」

「いや、何それ?」

「何でもないです。すいません」

……てか、大垣さんもいのバト知ってんのかよ

「面白いですよね。いのバト」

「おっ、知ってる人ですか」

「はい。好きなキャラって誰ですか?」

「うむ。悩む質問ですね」

「うん。確かに悩みますよね。女キャラも可愛いけど、その分男キャラも格好いいですもんね」

いやー、まさか大垣さんが話せる人とは、驚きを隠せないな。

「キモッ……。桜ちゃん、ちょっとこっち」

朝崎さんが嫌そうな顔をこっちに向けてから桜を手招きで呼んだ。

その後に、俺たちに聞こえないように話し出す。

何を話しているのだろうか……。

「いやー、少し嫌な予感してたけど、いい人そうで良かったです」

「あっ、そう言えば大垣さんって少し敵意出してました?」

てか、嫌な予感とはいったいどう言う事なのだろうか。

「あははは……。いや、本当にどうでもいい理由何で気にしないで下さい」

大垣さんが手を頭の後ろに置きながら言う。

何か知られたくない理由なのだろうか?

「どうせ、嫉妬でしょ?キモッ」

いつの間にか戻ってきた朝崎さんが大垣さんに言った。

いやいや、大垣さんが俺に嫉妬する理由が無いのですが……。

「うっせ。あんな仲良く話されたら少しぐらい不機嫌になるよ」

えっ、本当に嫉妬だったの!?

「えっ…と。いつ、朝崎さんと仲良く話してました?」

「店での注文のやり取りの時ですよ」

しかも、嫉妬してた所を素直に認めてるし!

「素直ですね……」

「しかし、自滅ロボじゃないですよ」

「……のうコメ」

「…………正解」

「何こいつら……」

最後に朝崎さんの一言で締めさせていただきました!

「でも、まぁこんな所で偶然出会うなんて凄いですね」

「あっ、そ、そうですね」

「本当、ですね」

いやー、二人の後を着いて来ていたとは言えない。絶対に言えない。

「じゃあ、私たちはここで失礼します」

「今日は話せて良かったです。さようなら」

「あっはい。ありがとうございました」

「さようなら」

慌てて挨拶した俺と桜は向かい合って言った。

「尾行はやめよっか」

「うん。やめた方が良いね」

尾行をしているのを忘れて完全に遊んでしまった!


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