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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかの犬!?

家に着き、泉がご飯を作ってる間に部屋に戻り、デジカメをチェックする。

「あいつ……本当に自分の写真にしてやがる。」

はぁ、仕方ない。全削除だな!

全削除をして、ついでにベットの上に広げられていた本も慎重に辞書の後ろに戻す。

何故か買った覚えのない『幼馴染みと夜の勉強会』という本があったが気にせずに保存。

いや、ほら捨てるのはもったいないしね。

とりあえず、金庫でも買うか……。

パソコンを起動して、秋ホルダーを確かめ、無事な事に安心して、パソコンの電源を落とす。

ついでに今日出来なかった勉強を軽くしていたら下からご飯が出来たと呼ばれた。

部屋を出ると美味しそうな匂いがする。

泉は顔も良いし、勉強もそこまで悪い訳でもない。しかも、主婦スキルまで完璧だ。

これでストーカーみたいな行為をしなければ完璧な人になるのに。

まぁ、この前見た『も○くり』の人よりかはましかな?

「お兄ちゃん、お腹すいた!早く!」

牛丼が目の前に置かれた秋は犬に『まて』をして早く『よし』と言ってとせがむような目をしている。

うわっ、写真に納めたい。

「ああ、すまん。じゃあ食うか」

机の上には、食べる準備がバッチリだったので、俺は何もせず、椅子に座る。

「そうだね。じゃあ、いただきます。」

「「いただきます。」」

泉に合わせて、俺たちも手を合わせ言う。

秋はすぐに牛丼に向かうが、俺はまず味噌汁をすする。

はぁ、これぞ日本の味……。

やはり、泉の味噌汁は旨い。

母さんより泉の味噌汁の方が好きだしな。

「この牛丼美味しいです!おかわりありますか?」

「あるよー。たくさん食べてね!」

「はい!」

食べ過ぎて太るなよ。

いや、太った秋も絶対に可愛いな……。

一時、味噌汁を堪能した後に牛丼を食べたが、確かに美味しかった。

秋は牛丼を二回おかわりして、俺は一回だけした。

食べ終わった後は軽く泉が掃除をして、帰って行った。

家の近くまで送ると言ったが、今日は大丈夫と遠慮され、一人で帰って行った。

「ふぁ~。眠いから先にお風呂入って寝るね。」

「りょーかい。」

秋が部屋を出て行くのを見、俺はテレビをつける。

うーん、面白いの無いな。

テレビを消し、今日買った本を読んでいると、体から少し煙を出した秋が部屋に入ってきたので、風呂に入った。

風呂から上がると、もう秋は自室に戻っていたので俺も戻る。

部屋に入り、適当にパソコンをいじっていると良い時間になったので電気を消して寝ようとすると、メールが来た。

送信者は豊美さんのようだな。

『来週は暇でしょうか?

もし良かったら、時間をいただいても宜しいですか?』

どうやら遊びのお誘いらしい。

別にこれと言った用事はないし、別に良いだろう。

『はい、良いですよ。

来週とは正確にはいつですか?』

返信はすぐに来た。

『土曜日です。

大丈夫でしょうか』

まぁ、いつでも良いし、大丈夫だな。

『はい。』

メールを送り、目を閉じる。

そう言えば、他に誰が居るのとか聞いてなかったな。

まぁ、桜とかは居るだろう。


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