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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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まさかの特技!?

「結局、りゅー君が見つけた服にしちゃった。」

「お兄ちゃんって地味な服しか着ないのに、人の服装には気合い入れますからね。自分の服をオシャレにしなさい」

してる時はしてます。

「てか、俺の服を決めるのは母さんだし」

「お兄ちゃんが自分で服を選ばないからでしょ」

「自分の服を見ててもつまんないし」

人の服装を見るのが楽しいだけです。

この人にどんな服を着さしたら、どんな格好になるんだろうな?って感じで。

「秋ちゃんの服装を決めるのは楽しいと?」

「超楽しい!」

秋の服装を決める時が大好きである。

秋を考えて選ぶ服にハズレはない。

そのため、我が家で秋の服を決めるのは俺である。

一度、勝手に秋が自分の服を買ってきたことがあるが、それはそれでまぁ、可愛かったから許した。

「まあ、確かに可愛いしね。今回のも」

俺が選んだ服を見ながら言う。

ちなみに、お金は俺が払いました。

あはは、財布が危険だー

「てか、泉。お前普通にいるけど、どうやって俺たちの居場所を突き止めた?」

普通に居る泉にようやく聞くことができた。

「あれ?言ってなかった?秋ちゃんにメールで教えてもらった」

きょとんと、言う泉

初耳だわ、ボケ!

「お前の仕業かー!」

「泉さんにお兄ちゃんって何処に居るか分かる?ってメールが来たから、真実を言っただけだよ」

隣を歩いていた秋を睨み付けると、軽く見上げなから自分の行いを正当化する

「ちなみに何て言った?」

「お兄ちゃんがハアハア言いながらデパートまでストーカーしてます、と」

「完全な嘘じゃねーか!」

ハアハアは流石に言ってないし、ストーカーでもない!

「ホントは普通に今日は二人で買い物してますと言っただけだよ」

それなら良いけど…

「で、そのメールで何で来た?」

「りゅー君と遊びたかったから」

いや、可愛く言ってるけど、意味わからんよ

「まあ、良いじゃん。多い方が遊ぶのは楽しいし」

「秋が良いと言うなら…」

はぁ、せっかくの二人でデートだと思ってたのに。

まあ、プリクラGETしたからいいか。

「ありがとっ」

「いえいえ。泉さんが居てくれた方が心強いですし」

何に?

「とりあえず、次は本屋に行くけど良いな?」

「そうだね。好きな本の新巻が出たから買いたかったし」

秋の了承をもらったし、本屋さんに向かうとするか

「一上兄妹って、沢山の小説を読んでるよね。私には出来ないや」

泉がこちらを見ながら言ってくる

「一度はまったら、結構読んでしまうからな。何かお前の心に響く作品を見つけたら、小説が好きになるさ」

昔は俺も秋も小説が嫌いだったしな

「じゃあ、今日はそんな小説を探してみようかな」

「おう、それが良いな」


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