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まさかの俺がモテ期!?  作者: 笑恋 戦


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124/411

まさかの恐怖!?

とりあえずさっきの意味不明メールを無視してメールの続きを読む。

『三分前。

りゅー君のベッドの下は何にも無し!』

……。

二分後

『一分前。

デジカメがあったから見てみたけど……。

秋ちゃんしか写ってなかったよ。』

……………。

一分後

『じゃあ、見るからね』

………………脅しだよね?

三分後

『妹系が多いよ!

何で、何で幼なじみ系は無いのー!』

「そこ!?」

何で幼なじみ系を進めるんだよ

てか、本当に見やがったー!!

デジカメも見るんじゃねぇーよ!

「どうしたの?」

携帯をいじっている秋が顔を上げて聞いてくる

はぁ~。癒されるぅ~

「いや、何でもない。」

そう言い、俺はメールを読む。

『デジカメの写真を全削除して、私の自撮り写真に変えておいたから』

……何で!?

秋の画像は全部、違うところに保存しているから良いとして、何でお前が自撮りをする?

『もー!

本当に何処にいるの?』

二分後

『はぁ、もうアレしか無いよね』

アレ?

アレって何だ?アレって……。

『はあ~。

仕方ないね。

りゅー君のGPSで探すことにするよ』

GPS!?

それってアレだよな?

俺の居場所が分かる発信器みたいなやつだよな?

恐る恐る、次のメールを見てみると数分前に届いたメールだった。

「本当に居場所を突き止めやがった!」

いやいや、本当に俺の居場所を当てたんだけど。

えっ?本当にあるの?発信器。

「もう、他の人に迷惑だよ」

同じく携帯をいじっている秋が睨みながら怒る。

「なあ、デパートから出ようよ」

「え?何、いきなり?」

まあ、急に言われたら訳がわからないよな。

秋に何て言うか考えていたら、また受信音が鳴った。

ははは……。泉だ

『今、改札口を出ました。』

「一緒に逃げよっ!」

後少しで泉が来るー!!

「だから、何を言ってるの?」

ぐわっー!!

秋に何て説明したら良いのか分からず、頭を頭を掻く。

「ちょっと、垢が飛ぶからやめて」

「何気に酷いな!?」

あー!どうしたら良いのだよ!

この間にも泉は迫って来てるんだぞ!

そして、また受信音が鳴った。

『今、デパートの中に入ったよ。

あと、五分もしない間に行くからね』

こえー!!

何、あいつ!?

「と、とりあえず、そろそろ出るか」

「えっ、何で?まだ紅茶も飲めてないし。」

俺は全部飲みましたけど。

「てか、秋も熱さには強い方だろ。飲めない訳がない」

「うん、まあそうだけど。じゃあ、あと少し待って」

「何分だ?」

「うーん、二分?」

「うっ、分かった。」

結構ギリギリだな。

とりあえず、急いだら逃げれそうだな。

そして受信音が鳴る。

『えーと、デパートの三階にある、喫茶店で良いよね?』

場所まで把握されてるぅー!?

「ぷぁー、美味しかった。じゃあ、出る?」

「おう。会計してくる」

「ありがとー」

俺は急いで会計をすまし、入口から離れようとする

「次はどこ行く?」

「ゲーセンは?」

「うん、良いよ」

俺は急ぎ足でその場を離れる。

これで泉を巻けますように


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