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夕日と紙人形

作者: 優月

交わした約束は、儚くて


繋いだ手のぬくもりもいつしか消える


暮れていく街


一つ一つ、灯りがともる窓



蕾のままで、凍りつきそうな夢



あの日

折り紙から切り抜かれた紙の人形は、夕日を浴びて煌めいて


冷たい風に舞い

遠くへ行ってしまったよ


ちぎれた雲はもとには戻らない



憎しみに変わらないように昇華していく


優しさを刻めるように

愛しさを忘れないように


薄紅色の空の彼方へ祈りを捧げる



人恋しさを拭える強さはどこへ行けばみつけられるだろう

ありがとうございましたo(^-^)o

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― 新着の感想 ―
[良い点] 美しいです。とても。叙情的であり、切ない。言葉運びは自然でよどみがない。佳作だと思います。
[良い点] 切なく、懐かしさをおぼえた一篇でした。 ふわりとした言葉の着地が心地よく感じました。
[良い点] 「別れ」の寂しさが伝わってきました。 良い作品です!
感想一覧
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