心折れた
私の作品へお越し下さって、ありがとうございます。
1話1話は短めだと思いますが、軽く読んでいだければと幸いです。
しばらくは毎晩18時に最新話の投稿予定です。
完全にビビってしまった。
断るのも怖くなったので行くかぁ。
しかし、あくまで王に会ってお話しして終わりだ。
それ以上の面倒事はゴメンだ。
そこは、しっかりしておこう。
「分かりました。疑いが晴れて良かったです。あまり断るのも失礼だと思うので、会わせてもらいます。しかし、私もまだ修行中で、旅をして行きたいので必要最低限の期間、伺って次へ向かわせてもらいます。そのような形でよろしいでしょうか?」
出来ればさっさと逃げたいが、変な疑いが残るのも問題ありだ。
するとクリスさんが、
「もちろんです。ソルト様の旅の邪魔をするつもりはございません。しかし、納得できるお礼が出来ないままでは、王族としても私個人としても許せません。気の済むまでゆっくりしていただいて、問題ありません。是非、王都で楽しんでください」
と、滞在してほしいと言ってくれる。
王族と関係なければゆっくりしたいが、面倒事に巻き込まれる可能性は少なくしたい。
そんなことを考えていると、
「しかし、王都へは行くのはしばらく後になります。私の仕事がまだしばらくあるので、出発は早くて1ヶ月くらい先になると思います。なので、それまではご自由にしていただいて結構です。もちろん、この屋敷を拠点にしていただいてもいいですし、宿の方が良いなら、こちらで手配させてもらいます。私としては、屋敷に滞在していただければ嬉しいです」
と、笑顔で言われた。
屋敷に滞在していいのは、正直嬉しい。
宿でも屋敷でもどちらでも俺は問題ない。
しかし知らない人よりも、知っている人と過ごす方が楽しいだろう。
そうだな。
「分かりました。それでは王都出発までは、こちらにご厄介になります」
そうと決まれば、この近辺を探検しよう。




