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目指せ!悪役令嬢物語!  作者: 真ん中
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猿でもわかる魔法初級編

さて、日々走り回っている、探検している私だけど、図書室では走り回らない

飲食禁止、私語厳禁

独り言はセーフだよね


セバスチャンが

「お嬢様が静かにできるのは寝ている時か図書室におられる時だけですね」だって

失礼な!他にも探せばあるはずだ。…多分


そんなことは置いておいて

もちろん図書室お気に入りの場所だ

図書室にあった『猿でもわかる魔法初級編』を見つけた時はアンに喜びの舞を披露した

アンは俯いて肩を震わせながら感動していた


さて、本の中身はというと

・この世界に生きているものではには全て魔力が宿っている

・魔力は血液と同じように体を循環している

・属性があり 火 水 風 土 の4属性の他に珍しい光と闇がある


ふむふむ、で、使い方は?

パラパラとページをめくって見ても載っていない

なんてことだ!猿でもわかるのはここまでだというのか!

仕方がないので『魔法を使いたい そんなあなたに』を手に取ろうとすると


「お嬢様、この本はまだお嬢様に早すぎますよ」


どこからか現れたセバスチャンが奪い取っていくではないか

私も負けじと本を取ろうと跳ねてみるがセバスチャンの身長には届かない


「だいたい、どうして魔法など使いたいと思ったのですか?」


「カッコイイからにきまっているだろう!」


「魔法は一歩間違えれば危険なものなのですよ。

まだ2歳のお嬢様が使えるはずないでしょう」


2歳のところをやけに強調された気がする

アンもセバスチャンの隣で頷いているし…味方がいない

こうなれば最後の手段だ!


「いやだー!!まほうつかうー!!」


図書室で仰向けになりバタバタと暴れる

駄々っ子に勝てるものなどあるまい!!


「嘘泣きは結構ですよ」


ヒョイと抱きかかえられて図書室の外に出された

しかも鍵をかけられた

その上、今日のことを母や父に報告され

図書室に出入り禁止令が言い渡されたのは言うまでもない


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